日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

2024529 「食料・農業・農村基本法の改正」について
 29日成立した「食料・農業・農村基本法の改正」は、食料や農業・農村が直面する歴史的な危機を打開するどころか、さらに悪化させ、亡国への道に導くものと言わざるを得ません。
 最大の問題は食料自給率向上の目標を投げ捨て、食料の海外依存をさらに継続しようとしていることです。世界の食料情勢が不安定化する中で、国民の生存が土台から脅かされるのは必至です。危機を招いた歯止めなき輸入自由化、市場まかせ・大規模化一辺倒の農政に固執しているのも重大です。農業者への国による直接支払いは頑なに拒否し、農業で生活できない現実を放置し、担い手の激減は成り行きまかせ。一方でスマート農業の活用、農業への企業進出など一部企業の利益拡大につながる施策であり、「国連家族農業の10年」に逆行するものです。
 自民党政治にこれ以上任せられないことが国会論議を通じても明らかとなりました。裏金事件など自民党政治への国民の怒りは頂点に達している中で国民の運動で自民党政治を終わらせ、農政の根本的転換に踏みだすときです。
 食料自給率向上を国政の柱にすえ、輸入自由化、市場任せの農政の転換し、価格・所得補償の抜本的充実、人と環境にやさしい農政の実現のために皆さんと力を合わせて奮闘する決意です。


2024529 全国農業委員会会長大会
 全国農業委員会会長大会に駆けつけました。国会議員は入れ代わり立ち代わり参加で、一団が去った後のタイミング。稲垣専務から力強い報告がされ、その後、会場から、発言が行われていました。

2024529 新日本婦人の会北海道本部の皆さんから要請
新日本婦人の会北海道本部の皆さんが要請行動に来て下さいました。強い思いをプラカードに込めて国会行動に参加されました。初めて参加された感想も語って下さいました。プラカードに注目!

2024525 釧路町で街頭演説 釧路市でつどい
 今日は釧路です。釧路町で佐藤昭町議とともに街頭から訴えました。中田おさむ町議、中家はる子町議と後援会の皆さんで宣伝した後、釧路市に移動し、つどいに参加しました100人近くの方が参加してくださいました。一部は田村智子委員長のDVDを見たあと、約一時間余り、質問に答える形で話をし、二部ではテーブルごとに話し合いました。懐かしい方、初めての方、たくさんお話し出来でよかった!

2024521 「食料・農業・農村基本法の改定案」 岩手県で地方公聴会
「食料・農業・農村基本法の改定案」をめぐる地方公聴会が、岩手県・盛岡市内で開催され、4人の公述人から意見を聴取。
 農業法人協会会長で、本州最大規模、940ヘクタールの農地に米、麦、大豆、蕎麦を生産し、畜産と加工も含む複合経営の経営者、全国農業協同組合連合会岩手県本部部長、「賢治の土」株式会社代表取締役、岩手大学人文社会科学部長、からの意見陳述を受け質問。大規模経営でも小規模家族経営でも水田活用交付金がなければ続けられないことがあらためて鮮明になりました。
 また中山間地域にとって小規模であっても、かけがえのない役割を果たしている多様な農業も重視すべきという意見も出されました。「家族経営が元気に頑張れる農政であってこそ大規模経営も成り立つものになる」という公述人の言葉に深く頷きました。
 

 また午後からは、雫石町に移動し、現地視察し、町役場で町長、農林課長、南部和牛改良組合支部長、集落代表から意見をお聞きし、意見交換しました。ちょうど田植えの真っ最中です。「雫石」の雫という字は、雨の下と書くので、虹がよく似合う町だとアピールしているという町長の胸にはレインボーのバッチがついていたので一同「へぇ〜!」と感嘆。
 観光と農業を組み合わせて発展させたいと言います。岩手山のふもと、素晴らしい田園風景です。農業で生活できるという展望が見えたら、必ず担い手はできると思いました。


2024516 農基法改定案は徹底審議で廃案に追い込もう! 5・16国会前緊急行動&「自給率向上署名」第5次提出行動
 基本法改定案は徹底審議で廃案に追い込もう❗」と衆議院議員会館前で昼行動が行われました。節目節目で署名を集め声を上げて行動されている皆さんに心からの感謝を述べました。今日は参議院農林水産委員会が行われており、私から14日の参考人質疑において、アグロエコロジー(生態系に配慮した農業)を実践している長谷川敏郎農民連会長の発言や、参考人5人中3人が家族農業や兼業農家の役割の重要性に触れ、「効率的・安定的経営体」の育成だけでなく、多様な農業も重視すべきと意見があったことを報告。また午後に行われる論戦への決意を述べました。9万筆をこえる署名も提出されました。いつもありがとうございます。

2024515 「アイヌの声を国会に!」の院内集会
 「アイヌの声を国会に!」の院内集会が行われました。アイヌ政策検討市民会議主催、少数民族懇談会協力で、「アイヌ施策推進法見直しに向けて」の提言が団体から二つ提案されました。
 前に着席している順番に、ジェフリー・ゲーマンアイヌ政策検討市民会議代表、東京在住のアイヌ宇佐照代さん、平取町のアイヌ木村二三夫さん、十勝出身の沖津翼さん、少数民族懇談会の原島則夫さん、アイヌ政策検討市民会議共同代表の小坂洋右さんがそれぞれ提案を語りました。国会議員では私の他に、立憲民主党の神谷さん、松木けんこうさんも参加。市民の皆さんも参加し意見交換しました。


202453 在日朝鮮学生美術展で作品を鑑賞
 遅ればせながら5月3日、札幌市の「HOKUBU記念美術館」を訪ね朝鮮学校の生徒の美術作品を鑑賞しました。知人からの紹介で、初めて足を運んだ展覧会です。館長で学芸員の小西政幸氏が案内してくださいました。2月に札幌市民ギャラリーで行われた「第50回在日朝鮮学生美術展」で作品にふれ、「子どもの感性が表現されている作品を見てもらいたい」と企画されたそうです。確かに発想が自由で豊かさを感じました。
 以前鳥取県の米子で開いた美術展の感想の冊子もあり、これもおもしろかったです。

2024511 「アイヌ施策推進法見直し」を考えるつどい
 「アイヌ施策推進法見直し」を考えるつどいが札幌市内で行われました。北海道大学アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナㇱ教授の講演を受け、私からは今期「アイヌ施策推進法見直し」に向けたとりくみと国会報告を行わせていただきました。感想では「子どもの頃集落に住むアイヌの子と仲良くして来た中で、生活様式の違いに畏敬の念をもって来たことが今の自分の考え方につながっている。権利回復がかなうように私も考えていきたい」「釧路アイヌ文化懇談会は毎月講座を開き500回を迎えている」「マジョリティの側にこそ立ち位置と視点を持つという発言が重要だと感じた」など真摯に受け止め感想が寄せられました。このつどいの後、アイヌの権利に一貫して取りくんで来られた市川守弘弁護士・利美夫妻から、お話をうかがうことができました。今後の取り組みに生かしたいと思います。

202459 日本農業新聞全国大会
 農林水産委員会が終わった後、都内で開かれていた日本農業新聞全国大会に出席し、日本共産党を代表して挨拶をしました。全国から集まっている農協関係者の皆さんと交流しました。北海道のテーブルの皆さんや、各地の皆さんとも懇談し、参議院で審議が始まっている、農業基本法の25年ぶりの改定について短時間でしたが、意見交換しました。

202457 参議院農林水産委員会の視察で栃木県へ
 朝から参議院農林水産委員会の視察で栃木県にきました。あいにくの雨模様でしたが、ほぼ予定どおりの工程。那須塩原市のアーデルファームでお話をうかがいました。令和3年、4人の若手農業者で法人を立ち上げ、水稲、麦大豆、そば、アスパラガスなど生産。ロボットトラクターやドローンなど入れてやっているが水田面積が小さいままだと、トラクターを入れても非効率、一枚の水田をもっと大きくしないと。また、田んぼの中に大きな石がゴロゴロ埋まっているため、取り除かないと機械を入れられないという悩みも出されました。
 写真は、ちょうど私が、「皆さんの担い手は、どうされるのですか?」と聞いて、社長さんは、元農協の職員だったので農協に強い、副社長さんは、元役場の職員だったので制度に強いというので、「機械に強い人はいるんですか」と聞いたら、息子が機械屋さんだというので、皆が笑っているところです。このあと、那須塩原市役所で、渡辺美知太郎市長、菊池いちご園、(株)アグリパル塩原、和泉牧場、栃木県生活学校連絡協議会、社会福祉法人パステルなど、各分野の方々と意見交換。
 最後に那珂川町に移動して小砂(こいさご)village協議会を訪ね、平成25年10月、「日本で最も美しい村」連合に加盟し、令和元年、豊かなむらづくり全国表彰事業農林水産大臣賞を受賞したまちづくりについて伺いました。残念ながら雨が激しくなり、バスからの眺めになってしましましたが、あらためてゆっくり見てみたいと思いました。沢山の学校から泊りがけで見学に来ているようです。焼きものや、アートなど、企画を作って魅力を押し出す努力がされていますが、町長さん曰く、「これがペイしないと。それには生産した農作物が、適正な価格になるように」お願いしたいと。


202453 「STOP改憲!5・3憲法集会」
 77回目の憲法記念日は快晴。午前中は、大通公園で行われた「STOP改憲!5・3憲法集会」に参加。平和運動フォーラム山崎俊一代表、自由法曹団北海道支部、「明日の自由を守る若手弁護士の会」神保大地共同代表、政党では立憲民主党笹田浩幹事長、日本共産党紙智子参議院議員、社会民主党浅野隆雄幹事長、「戦争させない北海道委員会」呼びかけ人の清末愛砂室工大教授、池田賢太弁護士、岩本一郎北星学園大学教授が次々とスピーチ。右翼の凱旋車が4台妨害を続けましたか、毅然と訴えを続けました。集会後はパレードで市民にアピールしました。午後は日本共産党の憲法記念日宣伝を東区東区役所前で行いました。宮川潤前道議会議員の司会で進められ、宮内しおり小選挙区2区(比例重複)予定候補、はたやま和也元衆議院議員北海道比例予定候補、紙智子と訴え。日本国憲法を生かして希望ある日本の未来をつくるために、北海道の議席奪還を訴えました。

202451 第95回目のメーデー北海道集会
 5月1日は第95回目のメーデー。雲一つない青空の下、北海道集会に参加し、党を代表して連帯の挨拶をしました。畠山和也元衆議院議員(比例代表候補)と宮内しおり比例候補(2区と重複)、一区の千葉なおこ候補(前札幌市議会議員)、札幌市議会議員団が並びました。始まる前に、そろって参加者にあいさつして回りました。集会がおわり中島公園から出発。今度は、わたしたちも移動して先回り、解散場所へ先回りして、デモ激励をしました。