5月15日は、沖縄県の本土復帰50周年です。4月27日の参議院ODE•沖縄•北方特別委員会で委員会決議を上げることに伴う質疑が行なわれ、私も質問しました。 今年1月のしんぶん赤旗で50年前のいきさつを紹介していました。琉球政府の屋良朝苗主席が「建議書」を国に届けようと、向かっている最中に、瀬長亀次郎氏(沖縄人民党)と安里氏(沖縄社会大衆党)の質問の前に、自民党の動議が出され、強行採決されたため、「建議書」が届かないまま、決められた。屋良主席は、強く抗議するとともに、政府に対して「建議書」を渡して申し入れ、記者会見しました。130ページにわたる建議書、そこには「基地のない平和な沖縄」への願いが込められています。50年を経て、どこまで実現されたのかを西銘大臣に質すとともに、林外務大臣には、50年を経ても未だ繰り返される米軍による性暴力や殺傷事件などの背景にある「治外法権」を正す地位協定の抜本改定を行うよう求めました。
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