19日は幕別町の酪農家森さんからスタート。●生乳の生産抑制に対しての意見は、おおむね「生き物を相手にしているので、水道の蛇口を開け閉めするのとはわけが違う」「政府が増産を促進する政策を出して来たので、増産の計画を立て投資をしてきた。コロナで在庫が積み上がる、廃棄を避けるために生産抑制と言われ、加工に回すのでその経費は農家に負担して下さいと言われても••••」「アクセルとブレーキを一緒に、踏むような矛盾した政策は国の責任で解決してほしい」など出されました。幕別町農協と役場、豊頃町農協と役場、その後は大津漁協、浦幌町役場へと回りました。 ●てん菜(ビート)の問題では、共通して出されたのは、北海道の畑作の輪作体系(小麦、大豆、馬鈴薯、ビート)など順番に作付けをまわすことで連作障害を防ぎ、安定した品質と収穫量を確保してきた。ビートはそれに欠かせない作物、生産抑制されればバランスが崩れると不安視する声が上がっています。 ●赤潮被害では、まず原因の解明、被害の実態を把握すること、その上に立って、被災した漁業者への手厚い支援と、漁業者を支える漁協支援が求められている。緊急に補正予算でどこまで具体的な対策ができるのか明らかにした上で、中長期の対策を出すことが求められている。
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