いや、驚きました。『パンケーキを毒見する』を作った人は、本気で菅政権を変えなければいけないと覚悟を決めて作っているのだと思いました。取材拒否をされても、果敢に立ち向かい、現在の政治のおかしさを告発し、国民に、このままでいいのか、考えてもらおうという意図が伝わってきます。 学術会議会員の任命拒否を巡る国会論戦についても、小池書記局長と菅首相テレビで報道されていない部分をあえて明らかにして、菅首首相がいかにごまかし逃げているか、「桜を見る会」の問題の本質を鋭い角度からあばき、これが政権による国政の私物化であることを明らかにした日本共産党としんぶん赤旗の役割が明確にわかるものです。権力にそんたくするメディアのあり方にも問題提起をしています。 最後は、今の政権は、国民の選挙の結果生まれているものであり、国民ひとりひとりが判断を誤らないように、よく考えて行動する必要があることなど訴えています。新宿ピカデリーでは、朝7時40分から上映しているので、この時間の観客は少なく、久々の映画館でした。密にならないように気をつけながら、ぜひ多くの皆さんに見ていただきたいです。
|