2020年11月26日
農林水産委員会 種苗法改定案を質疑 |
本日、参議院農林水産委員会で種苗法改正案の質疑に入りました。午前中政府質疑を行い、私は二つのポイントで質問しました。一つは種苗法が育成者と農家の自家採取のバランス論にたったものであり、政府にはバランスをとる役割があること。 改正案は、育成者の権利のみを強化するものであり、国の役割放棄であること。もう一つは農業経営における種苗コストが公的品種より民間品種が高いこと、種子法廃止、農業競争力強化支援法によって公的品種が後退し民間品種中心になれば農家の負担は増えることになる危険性を調査にもとずきただしました。 言い訳と聞いたことに答えない、ずれた答弁。これまでの説明で言わなかった、新しい言い訳もありました。今日やれなかったテーマは次の質問で取り上げます。
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午後は参考人質疑が行われ、村上真平氏(全国愛農会会長٠٠家族農林漁業プラットホーム٠ジャパン代表)と金澤美浩氏(全国新品種育成者の会)のお二人に質問。貴重な経験からの意見を聞くことができました。 終了後、理事懇談会が開かれ、次の農水委員会を12月1日(火曜日)に行い採決までと提案が与党からなされ、私からは質疑も始まったばかりで採決まで、今日決める必要はないと反対しましたが、会期末まで日がない事、質疑時間を衆議院に上乗せする事を条件に委員長の判断で決められてしまいました。悔しいかぎりですが、残る質問に全力を尽くします。連日の座り込みや各議員室への働きかけを行ってともにたたかって来られた皆さんに心から感謝します。たたかいは、続きます。最後までよろしくお願いします❗
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