日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

2020729 北海道新幹線 トンネル残土問題で鉄道運輸機構を訪問
 29日、新幹線トンネル工事にともなう有毒物質を含む殘土問題で、畠山和也前衆議院議員、菊地葉子道議会議員、村上仁、佐々木明美両札幌市議らとともに、鉄道運輸機構を訪問。殘土処理をめぐるあり方について「地域住民の理解を得なければ、事前調査は困難」という国会答弁に反して、地域住民の理解を得ないまま、進めているのではないか問題点を指摘すると、「確かに、懸念や不安など出された」と認めながら、「事前調査をしてほしいという声もあった」と一部の声をあげ、「札幌市さんからごみ処理場の予定地であり、札幌市さんと相談」と札幌市の責任にする答弁。そうであっても、問題は、地元住民の理解を得ていないのに、推し進めることがあってはならないということです。

2020729 北海道漁業協同組合を訪問
 29日、畠山和也前衆議院議員とともに、北海道漁業協同組合を訪ね、新型コロナの影響や対策、現在の課題などお聞きしました。
 道漁連からは、本間靖敏常務理事と山宮望漁政部長が応対して下さいました。
 最大の課題は漁価安が戻らず、3割安のままということ。水産物の保管経費を助成する事業の対象魚種の拡大、感染防止策や販路回復の経費の一部を補助する「経営継続補助金」の拡充など求められました。


2020728 生食馬鈴薯の輸入解禁について
 本日(28日)、農林水産省の植物検疫の担当者にアメリカからの生食用馬鈴薯の輸入解禁要求に対して拒否するように求めました。
 北海道では、馬鈴薯に寄生する害虫シロシストセンチュウの被害が出ており、感染防止対策に苦慮しています。
 そもそも、国内には存在していなかった害虫であり、外から持ち込まれたものです。感染ルートも解明されていない中で、アメリカ政府は、今年3月に生食用の馬鈴薯の輸入解禁を日本に要求していることがわかりました。
 北海道農業協同組合中央会からも、「馬鈴薯の生魂茎の輸入解禁は、海外からの病害虫流入のリスクを高め、生産基盤の毀損につながる、断じて容認しない」と厳しく要求しており、政府として拒否すべきです。


2020727 東京電力福島第一原子力発電所事故による汚染水に関わる申し入れ
 東京電力福島第一原発事故で発生しているトリチウム汚染水を薄めて海に流すか、大気に放出するなど、政府は検討しています。
 27日、高橋千鶴子衆議院議員、岩渕友参議院議員とともに、経済産業省に汚染水処分を急がないように要請書を渡し、申し入れました。 
 福島だけの問題ではなく、国民的な議論が必要であり、コロナ禍で、充分な説明も議論も困難な中で、結論を急ぐべきではない。
 選択肢を二つしか示さず、どちらをとるかと迫るのではなく、当面は陸上でのタンク保管を継続し、あらゆる知恵を探求して、被害に苦しめられてきた方々が希望を持てるような解決策を求めました。


2020723 札幌市内で活動
 7月23日、24日と札幌市内で、支部の皆さんと、コロナでお困りごとはありませんか?と回りました。行く先々で出される声は、「どうして、感染が増えているのにGoToキャンペーンなの?」「安倍さんて、何しているの?」です。
 この先、もっと感染が広がったらどうするのかという、心配と無責任な政府への怒り、国会閉会していても閉会中審査を行うと言いながら、一度も安倍総理が出て来ないことにも厳しい批判がされています。よく見ていると思います。
 そんな中で、コロナを克服して、その後に新しい社会、政治に変えていくためにもあなたも仲間になってほしいと訴えました。すぐに「よしきた!」という人だけではありませんが、距離は近くなっていると感じます。23日の帰り道で札幌エルプラザで開催している「平取二風谷アイヌ文化博物館移動展」にたちよりました。
 1903年(明治36年)ブロニスワフ・ピウスツキ(ポーランド共和国の初代国家元首は弟)たちの北海道アイヌの調査の記録が紹介されていて、興味深い。平取のアイヌ博物館にも行って、もっとじっくり見てみたいと思いました。
 24日は、豊平・清田区で支部の方や吉岡ひろ子市議と一緒に行動、人助けに取り組んできた熱心なしんぶん赤旗読者の方を仲間に迎えることができました。


2020721 福島農民連の東電、政府交渉に同席
 福島農民連の東電、政府との交渉が行われました。新型コロナの感染防止のため、参加数は絞って行われました。放射性物質を含んだ汚染水を放出させないことをはじめ、東電と経済産業省、農林水産省など政府の姿勢を正しました。共産党からは、岩渕友参議院議員、藤野衆議院議員、他の党からも、菅直人衆議院議員や芳賀道也参議院議員なども参加していました。
 

 これに先立ち、六ヶ所再処理工場の稼働について、充分な説明もなしに見切り発車は許されないと、院内で、リモートで各地を結んだ会議が行われました。

2020719 北海道新幹線のトンネル殘土についての緊急報告会
 19日、北海道新幹線のトンネル殘土についての緊急報告会がありました。畠山和也前衆議院議員の進行のもとで、佐々木明美札幌市議と私が、それぞれ、札幌市、国会の報告を行い、フロアーからも発言が活発に行われました。
 私からは、5月の決算委員会での質問と6月に提出した質問趣意書と答弁から、見えてきたことについて報告し、今後どのように運動していくのか、問題提起。
 佐々木明美市議からは、札幌市が新に候補地に挙げた山口地域の住民説明会は、コロナ禍を理由に、小分けにして、限定的、希望しても入れない非公開の説明会であるなど、運営のあり方を含め問題があるのに、了解を得たとして事前調査に入ったことが示されました。
 フロアーからも、金山地域や手稲、厚別の山本地区など、この間とりくんできた住民署名など紹介されました。
 小樽の朝里地域の取り組みや、すでに殘土を受け入れた黒松内では、ヒ素が検出されているなどの発言もありました。事業を進めることを優先するのか、人の命や健康、安全を守るのか、どちらに立つのか。
 一地域の問題ではなく、皆に関わる問題として連携して取り組んでいこうと、意見が出されました。有意義な報告会となりました。報告会に先立ち、石狩湾洋上風車建設反対道民連絡会の皆さんから要請を受けました。


2020718 北海道 余市のワイナリーを訪問
 18日は、余市町でおおもつしょう町議の案内で、ワイン専用の葡萄を作り、小規模のワイナリーを経営している農家2件を訪問し、コロナの影響や、不安や要望などお聞きしました。二人とも道外から、農業に興味を持ち参入。研修を積んで技術を身につけ取り組んでいます。幸い、契約先が酒屋さんで、3月に納品しており、大きな打撃は受けなかったそうです。でも、来年どうなるか心配していました。お二人とも若く夫婦で力を合わせて取り組んでいます。品質の良い葡萄をアピールして、地域を盛り上げたいと前向きです。

 余市町から札幌に戻り、インターネットで各地の小中学生とお母さんと新型コロナによる一律休校、学校が再開されたあとの様子、不安や要望などお聞きしました。
 「授業のスピードが早くなり、先生が怒りっぽくなっているのが嫌だ」「机の間隔が狭くて、感染が心配」「楽しい時間だった給食の時間がお喋りできないからつまんない」「ミニテストと宿題が多くなった」と子供たちの声。お母さんからは、「37人学級では、子どもどうしの間隔が広くならない」「カリキュラムの見直しをして、時間をかけて教えてほしい」などの声が次々出されました。子どもたちにとっても「分散登校でクラスの人数が少なくなったときみんなが活発にしゃべれてよかった」など少人数学級について実感が語られました。このあとは、しんぐるまざあず・ふぉーらむの平井代表とお会いし、懇談。菊地葉子道議会議員とともに、実状や要望をお聞きしました。


2020717 北海道たねの会集会
 今日北海道は、日差しが強く、東京よりも気温が高くなりました。私は、毎朝体温を計り、体調を確認して行動することが日課になりました。
 お昼時間に紀伊国屋書店前で、日本共産党北海道委員会の皆さん、民青同盟の皆さんと一緒に、九州地方をはじめ各地に被害を広げている、豪雨災害への救援募金を訴えました。遠くからまっすぐ歩いて来て「九州の?」と聞いて募金箱に入れてくれた若者、訴えを聞いていて千円札を入れて「頑張って下さい」と激励してくださる方もいました。7月15日で党創立98周年を迎えました。「国民の苦難あるところに日本共産党あり」の精神を引き継いで、コロナ被害、豪雨災害の被害の苦難軽減に取り組みます。

 夕方、北海道たねの会の講演会の後、種苗法をめぐる国会の情勢について報告させていただきました。たねの会や農民連をはじめ、請願署名に取り組み、国民世論の高まりの中で、先の通常国会で審議見送りにさせたことを確信に、次回臨時国会に向け、法案の本質、問題点を国民に知らせていくことが大事であり、コロナに充分気を配りながら、今日のような集会は、とても重要だと思いました。

2020714 全森連との懇談
 今日は、豪雨災害の現場から戻ってきた田村貴昭衆議院議員と一緒に、全国森林組合連合会を訪問し、新型コロナウィルス感染症の影響とともに、九州地方をはじめ長野県や岐阜県にも被害を広げている梅雨前線・豪雨災害の森林・林業への影響をお聞きしました。
 山の道が被害を受けているために、山にも入れず被害の掌握ができていないとのこと。球磨川の氾濫で、球磨地方の森林組合の事務所が水没した写真を見せていただきました。水害から住民を守る役割を果たすべき森林が崩壊する深刻な事態です。今求められている対策をお聞きしました。


2020711 民族共生象徴空間(ウポポイ)開業記念式典
 民族共生象徴空間(ウポポイ)開業記念式典に参加しました。コロナ禍のもとで、4月の予定が本日7月11日にのびて開催されました。 
 日本共産党からは真下紀子道議会議員、大渕紀夫白老町議も参加しました。新しく北海道アイヌ協会の理事長になられた大川勝氏、中村副理事長とご挨拶。広大な敷地の一番奥にはアイヌの昔の家(チセ)が並んでおり、菅官房長官と鈴木北海道知事がアイヌの民族衣装を纏ったアイヌ民族の方々と挨拶を交わしていました。
 ポロト湖の畔に野外ステージや体験交流ホール、体験学習館が有ります。国立アイヌ民族博物館には、2階フロアーにアイヌの工芸品や装飾品、アットウシなど民族衣装が展示されています。式典では、アイヌ古式舞踊、イヨマンテ・・・コロナ禍でもあり、短い式典でしたが、この古式舞踊は迫力がありました。慰霊施設は、この敷地から出て、1キロメートルくらい離れた所にありました。


2020710 北海道勤労者医療協会と札幌弁護士会と懇談
 梅雨前線・豪雨災害の被害への救援募金を訴える街頭宣伝に先立って、北海道勤労者医療協会を訪問し、新型コロナ禍での医療現場の取り組みやご苦労についてお聞きし、このあとの対策、国への要望についてお聞きしました。
 札幌市の新型コロナウィルス感染症の患者受け入れの依頼に答えて、命を支えるためにけんめいに、取り組んできた中で、初めの感染者は、全く別の病名で受け入れており、個室だったけれども、隣の部屋にも感染。職員の手を通して感染したと思われるとのことでした。
 感染が広がったことによって、長期間医療の抑制をせざるをえなかったこと、それによる経営上の減収など、大きな負担がかかっているなかで、病院を維持し続け、患者さんの命を支え続けている現場へ、国の支援が切実に求められていることを痛感しました。
 その後、札幌弁護士会からは、司法修習生に対する給費制について、平成23年に廃止され、運動によって29年4月に修習給付制度が創設されたものの、その谷間におかれた世代への不平等・不公平を正すことへの要請を受けました。今、コロナ禍のもとで、苦しむ多くの人々の相談を受けて、解決に取り組む弁護士の皆さんの存在の重要性を考えても、谷間問題の解決が求められていると思います。


202079 災害救援募金活動 
 新宿駅西口での、豪雨災害への緊急街頭宣伝には、志位和夫委員長、小池晃書記局長をはじめ、衆参の国会議員団と、東京都議会議員団、民青同盟中央委員会の皆さんが参加し、一緒に救援募金を訴えました。梅雨前線の影響が、九州地方を中心に、長野県や岐阜県まで広がり、各地で河川の氾濫、住宅浸水、道路の寸断、集落の孤立を生んでいます。
 犠牲となられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災されたすべての皆様に心からお見舞いを申し上げます。
 コロナで苦しんでいるときに、今度の災害、二重の痛手を受けている被災者、被災地に心あるご支援をよろしくお願いします。皆さんからお預かりした救援募金は、全額被災者救援、被災自治体への義援金に当てさせていただきます!と訴えました。途中から雨が振りだしましたが、志位さんに「応援しています、頑張って」といって募金してくださる女性や、駅から出てまっすぐ募金箱に募金を入れてくださる若者もいました。


202078 アイヌ議連に出席
 アイヌ議連がしばらくぶりに開かれました。新型コロナによって4月開業予定だったウポポイが延期され、7月11日開業の記念式典を行うにあたって、議員連盟としても、アイヌ政策の推進をはかろうという内容です。
 アイヌの尊厳を守り、文化の異なる民族の共生を尊重し、歴史や文化を学び伝え、振興をはかるナショナルセンターという位置付けにふさわしく、アイヌ民族の意向を生かしたものになるように。また、ウポポイだけでなく、アイヌ新法が成立してまもなく1年という時点であり、党派をこえてアイヌ政策の前進のために、議連の役割を果たしましょうと、私も発言しました。


202077 全漁連との懇談
 7月7日、全国漁業協同組合連合会を訪問し、新型コロナによる漁業への影響と対策、今後の課題についてお聞きし、意見交換しました。 
 漁価が大きく下落、つぶ貝で7割、スズキは8割、クロマグロで半額、漁に出ても油代、運搬費など採算割れになるため、漁民は出漁を見合わせている。ブリは輸出ができないためsあたり500円から300円に下落しているとのこと。生産者への直接の支援をしている漁協の経営も厳しくなっているなど語られました。政府のコロナ対策は、これからです。今後の推移を見ながら必要な対策をとっていくとのこと。


202072 都知事選 宇都宮けんじさんの応援に 
 今日は、都知事選挙で宇都宮けんじさん必勝のために練馬区へ応援に入りました。国会議員は立憲民主党の塩村あやかさんと日本共産党の私でしたが、都議会と区議会から、生活者ネット、社民党、新社会党、立憲民主党の各議員や候補者がそろって訴えました。日本共産党からはとや英津子都議が訴えました。
 今日一日、都内は新に107人の新型コロナ感染者が出ていることが報道される中、どう対策をとるのか、都知事の明確な基準も示されていません。感染症は科学的な根拠に基づいた方針が必要となっているだけに、パフォーマンスに縁のない、誠実・堅実な宇都宮さんこそが都政に求めれれています。PCR 検査を確実に受けられるように、発熱外来の医療機関、入院できる病床、減らされてきた保健所と人員をどう増やすのか。都立・公社病院を守り、命を支えられる抜本的な対策を実現するために、どうしても宇都宮けんじさんを知事に❗


202071 JA 中央会、全国農業会議所を訪問
7月1日、いよいよ党創立(7月15日)の月に入りました。田村貴昭衆議院議員、党本部の橋本正一農林漁民局次長とともに、JA 中央会、全国農業会議所を訪問し、新型コロナによってうけた影響と、今後の課題など、意見交換しました。
 農業会議所では、国のコロナ対策「経営継続補助金」の窓口となって申請を受けることになり、その準備などについてうかがいました。春の全国大会は中止、秋の全国大会はまだ決めていないが、今後に向けて「次世代に継承する活力ある農業・農村の再構築のための政策提案〜新たな食料・農業・農村基本計画の実現を目指して〜」の決議を紹介され、コロナ禍のもとでの農業について意見交換しました。