日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

2011629 東京土建の院内集会で国会報告
 東京土建の院内集会が行われ、国会情勢報告をしました。70日の国会延長が決まったものの、空転している国会の状況を報告。震災の被災者救援や原子力事故への補償、今こそ原発からの撤退をという国民世論と運動を呼びかけるとともに、社会保障と税の一体改革など、危険な動きについて、注意を喚起し、阻止へのたたかいの輪を広げようと訴えました。

2011628 諫早干拓早期開門への院内集会に参加
 衆議員第一議員会館で諫早干拓早期開門に向けた院内集会が開催された。長崎地裁の判決の報告について、馬奈木弁護団長から受け、小長井町の漁業者の松永氏、佐賀県太良町の平方氏から訴えを聞きました。長崎地裁の判決の内容は極めて不当なもので、先の福岡高裁判決で確定している内容に逆行するものだった。しかし、長崎地裁判決がどうあろうと、「開門」する国の義務はいささかも影響されないものであり、福岡高裁判決を速やかに履行すべきであることを国に迫っていきたい。

2011623 鯨類捕獲調査事業について、官房長官、農水大臣、国交大臣に
 鯨類捕獲調査事業について、枝野官房長官、鹿野農林水産大臣、大畠国土交通大臣に対して、超党派で申し入れました。

2011623 山形県尾花沢の党議員団から要請を受ける
 山形県尾花沢の党議員団が訪れ、市議会の国への提案と要請をしました。

2011622 捕鯨の伝統と文化を守る会であいさつ
 第23回「捕鯨の伝統と文化を守る会」が開かれ、各界、各党からも参加しました。捕鯨についての日本共産党の立場は、科学的な調査、国際的な合意を前提に資源が十分ある鯨類については人類の食料資源としての利用は許されると考えています。かつて乱獲によって鯨資源が減少したことから、それを繰り返さないために厳しい国際的な規制やルールが必要なことは言うまでもありません。しかし、近年反捕鯨団体シーシェパードによる、日本の調査捕鯨への執拗な妨害、国際法に反する悪質な妨害がエスカレートし、異常な事態になっています。これらの解決が求められています。

2011621 全漁連、全中、全森連を訪ね、党の提言を渡し意見交換
 日本共産党の「原発からの撤退、自然エネルギーからの転換を求める」の提言をもって、全漁連、全中、全森連を訪ね、意見交換をしました。写真は全漁連です。

2011617 参議院復興特別委員会で菅総理に原発からの撤退を求める
 参議院復興特別委員会でテレビ入りで審議が行われました。10分間の質問時間で、日本共産党の原発からの撤退と自然エネルギーへの転換を求める党の提言を紹介し、菅総理に、原発からの撤退の方向に踏み出すように求めました。菅総理は、再生可能な自然エネルギーを活用する方向については、強調しましたが、どれだけの電力が確保できるのか、国民の生活や経済を支えるのか見通しが見えていないと述べ、原発からの撤退は口にしませんでした。これからの国民運動がますます大切です。転換への流れを発展させるためにもがんばリましょう。

2011616 アイヌ民族の権利確立を考える議員の会開かれる
 しばらくぶりで「アイヌ民族の権利を考える議員の会」が行われました。現在行われているアイヌ政策推進会議の二つの作業部会、「民族共生の象徴となる空間」「道外アイヌの実態調査」について、内閣府アイヌ総合政策室長からの報告を受け、議員からの質問と意見が交換されました。北海道からアイヌ協会の加藤理事長、佐藤事務局長と北海道の高橋はるみ知事が参加しました。共産党からは、赤嶺政賢さんと私が参加しました。

2011615 全国保育団体連合会の皆さんが請願署名をもってきました
 全国保育団体連合会の皆さんが、「子ども・子育て新システム」を導入せず、保育・幼児教育・学童保育などの拡充を求める請願書を持って要請に来られました。宮城県の保育士さん、北海道の札幌市と北広島市で保育士をやっている三人で来室しました。
 政府が検討をすすめている「子ども新シスデム」は子供を社会全体で支援するといいながら、直接契約を基本とする保育の市場化と公的責任の縮小、最低基準の廃止、保育料の応益負担の導入、拙速な幼保一体化などを提案しています。これは現在の保育水準を低下させ子どもと保護者、保育者に負担を強いるだけでなく経済的に困難な家庭や障害のある子供など福祉を必要とする家庭や子供が排除される危険があることなど指摘しています。震災を体験し、改めて子供を守れる体制をどう確保するのか考えさせられました。

 群馬県の民医連の皆さん、新入職員の皆さん、歯科医師の皆さん、検査技師などが国会を訪れ、現場の実情と要求など話されました。

201169 JR石勝線での特急スーパーおおぞら14号の事故現場を調査
 先月5月27日に起きた、石勝線でのスーパーおおぞら14号の列車脱線・火災事故の現場を、はたやま和也さんと調査に行きました。JR本社から総務部の担当と追分工務所所長の二人が対応しました。上りと下りの列車の合間に、事故車両を近くで調査。外から見ても、損傷がひどいけれど、内部は激しく燃えたあとが生々しく、ありました。乗客は、自主的な判断で、早く避難したために無事でしたが、避難が遅れていたら、大惨事だったと思うと、恐ろしくなりました。
 車両の中は、焼けただれてほとんど、車体の骨しか残っていません。トンネルには列車は止めてはいけないことになっていますが。この事故では、列車の部品が、何らかの理由で抜けおちて、車輪が脱輪し、トンネル内に停止するという、想定外の事態になったわけです。想定外だから、トンネルには、防火や排煙のシステムはありません。
 なぜこのような事故が起きたのか、原因の究明を行い、二度と起きないように再発防止策が求められます。


201166 決算委員委員会でアイヌ政策の推進について質問
 アイヌ政策推進会議の部会報告がだされ、「民族共生の象徴となる空間」部会、「北海道外アイヌの生活実態調査」部会のまとめが、近く報告されるますが、それに先立ち、内閣官房長官に、政策推進へ、いくつかの認識を質し、推進に役立てようと質問しました。2008年に、衆参で決議を上げて以降、具体的な進展についてはこれからです。国会で超党派の議員連盟としても推進のために動いていきたいと思います。

201163 予算委員会集中審議で水産業への対策とTPP問題を質問
 先に調査で入った岩手県の大船渡市、陸前高田市での聞き取りをもとに、予算委員会で質問しました。一日でも早く、二次補正で救済の対策をとるように求めました。秋のサンマ、わかめの種つけに間に合わなければ、一年間の収入が断たれると、切実な要望が出されていることを紹介し、対策を迫リました。復興対策に逆行するTPPについて、その水産物への影響の大きさを具体的に示し、参加を断念すべきであることを菅総理に訴えました。TPPに参加したら、ワカメは93%生産が減少、サケ・マスは63%も減ってしまいます。三陸海岸の水産業を壊すだけでなく、日本の水産業を壊すことになることは、絶対許すわけにはいきません。

201162 自公提出の菅内閣への不信任決議案が否決される
 菅内閣への不信任決議が自公両党によって衆議院本会議で提出されましたが、結果は否決。日本共産党は棄権しました。その理由は、出された決議案が先の展望もなしに出されており、自公の党利党略にはくみしないということ、しかし一方で管内閣を信任することもできないのは明らかなので、棄権という選択肢をとったということです。国会の状況に対して、「こんなことをやってる場合か!」と厳しい国民の批判が寄せられています。今、国会がやるべきことは、被災者の救済と原発事故の解決に全力を挙げることだと思います。その立場で2日、農林水産委員会では、質問しました。