参議院の委員派遣から日本に帰ると、ちょうど出発する前日、諫早湾潮受け堤防の排水門開門をめぐる福岡高裁判決で開門を命じる判決が下されていましたが、国は上告を断念したことが、ニュースになっていました。成田から移動する途中で知らせを受け、心の中で「万歳!」を叫びました。その後、17日に院内集会が開かれ、喜びを共有するとともに、開門のための具体的な対策へのとりくみへ、決意しあいました。こんどこそ、宝の海を取り戻そう!という原告団、漁業者の気持ちが伝わってきました。農業も漁業も両立できる方向が求められます。
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