3月に閣議決定された、食料・農業・農村基本計画について質問しました。基本計画では、2020年までに食料自給率を50%まで引き上げること、その戦略的な柱に小麦を置いています。この問題で、それを実現するためには、小麦の自給率14%から34%まで増やすことになり国産小麦で100万トンを輸入小麦と置き換えることになる。ならば、「国会貿易として全量輸入」としてきたカレントアクセスは撤回するのか?と聞きましたが、撤回とは言わず、「その時々の状況を踏まえて行う」との答弁でした。小麦の自給率を上げることは賛成ですが、本当に実現するためには、確固とした構えで、国産麦の受け入れ先についても明確にしていく必要があると思います。
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