日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

20091031 道労連結成20周年記念レセプションに参加
 1989年11月26日道労連が結成され、今年でちょうど20周年です。労働運動の右傾化の中で、たたかう労働組合として結成され、北海道の労働運動の新しい歴史を開きました。資本からの独立、政党からの独立を明確に、労働者の暮らしと権利、労働条件の改善、さらに国民道民のくらしといのちを守るため、「新自由主義」と闘ってきた20年でもあります。派遣切り、雇い止めなど、人間をモノのように扱う働かせ方を許さないたたかいの中心となって取り組んできました。名知隆之議長のあいさつの後、「映像で振り返る道労連の20年」が上映され、各界からの挨拶、和やかに懇談が行われました。私も日本共産党を代表し、祝辞を送りました。来年参議院選候補者のはたやま和也さんはじめ、日本共産党からもお祝いに駆けつけました。写真は、結成当時から闘ってきた、国鉄採用差別事件の闘争団。締めくくりにあいさつと決意を語りました。
 30日、東京日比谷野外音楽堂で「さよなら!障害者自立支援法、つくろう!私たちの新法!」とのスローガンのもと、一万人をこえる大集会が行われ、そのあと、国会へのデモ行進が行われました。

20091028 「慰安婦」問題の解決をのぞむ市民と議員の集いに参加
 政権交代後、「慰安婦」問題の解決を求める初めての院内集会が開かれ、被害者のイ・ヨンスさん、支援団体の韓国挺身隊問題対策協議会代表、台湾婦女救援社会福利事業基金会副執行長が参加。日本国内で決議をあげている11市の中から、小金井市、三鷹市、国分寺市の市議会議員が参加し報告しました。これまでも民主党、社民党、日本共産党で共同で法案を提出してきた経過から、民主党中心の政権が誕生した今こそ、チャンス。わが党は野党ですが、この問題を、一日も早く解決できるように力を尽くします!とあいさつしました。
 JR不採用問題の解決を求めて、今国会が始まって最初の座り込みが行われました。新しい政権のもとで、「何としても政治解決を」と全国から参加しています。北海道からもたくさん参加し、座り込みと、衆議院、参議院の議員への要請行動を行っています。今年2月16日の集会には、民主、社民、国民新、公明、共産党が参加し「人道上の問題として、1047名問題が早期に解決できるよう、努力します」とそろって決意を述べていたわけで、それを土台に、新政権のもとで、解決に向け動かしていきましょう!と激励しました。

20091026 臨時国会開催、鳩山首相が所信表明演説
 新政権の下での初の本格論戦の場となる臨時国会が開かれ、鳩山首相の所信表明演説が行われました。全体の印象は、これまでの自公政権時代の、国民の実態とかけ離れた演説から見ると、国民の選挙で下した審判「政治を変えたい」という思いをうけているような表現はありつつも、全体的に、抽象的。具体的にどうするのか、という点ではさっぱり見えてこない。具体的に、どうすれば前進するのか、国民の運動と日本共産党の踏み込んだ論戦がますます重要になると感じました。28、29、30日と各党の代表質問、11月2日から予算委員会の予定ですが、「大いに議論しようではないか」というのであれば、質問時間を十分確保すべきです。
 写真は、国民大運動の請願デモを激励している議員団です。


20091024 生活保護の母子加算復活に喜ぶ生存権裁判の原告
 生存権裁判を支援する北海道の会の第3回総会が開かれました。23日の閣議決定で、生活保護の母子加算復活が確定し、会場は、とても明るく、元気いっぱいでした。原告としてたたかってきたお母さん7人が参加し、口々に喜びを語るとともに、まだ来年4月以降も継続するように、また老齢加算の復活にもつなげたいと決意を語りました。原告を支えてきた弁護団や支援してきた生健会のみなさんなど、この間の苦労をねぎらいながら、交流しました。

20091023 札幌で日本共産党国政懇談会に参加し意見交換
 大門実紀史議員とともに国政懇談会に参加し、各団体の皆さんから、国会への要求と日本共産党への要望など懇談しました。二時間余りの間に次々と切実な要求が出され、あっという間に時間がきてしましました。26日から始まる臨時国会に向け、課題はたくさんありますが、それぞれの団体の運動も発展させようとの意欲が旺盛です。

20091022 茨城県つくば研究センターを訪ね懇談
 笠井亮、吉井英勝両衆議院議員とともに、茨城県つくば市にある、三つの研究施設、産業技術総合研究所、国立環境研究所、農林水産技術会議事務局所管独立行政法人を訪問し、視察と意見交換を行いました。地球温暖化対策で、新政権が温室効果ガス排出を2020年まで90年比25%削減する中期目標を達成することを表明した中で、その実現のための課題について懇談。太陽光発電研究センターのメガソーラー発電試験施設など視察しました。また「農業技術会議」の廃止問題については、四つの研究所の理事長から率直な意見を聞くことができました。

20091021 ヒブワクチンおよび肺炎球菌ワクチンの定期接種化実現へ
 一歳から二歳の赤ちゃんと一緒に新婦人の若いお母さんが、細菌性髄膜炎に有効なワクチン(ヒブワクチン)、および肺炎球菌(七価)ワクチンの定期接種化を国に求めて、30377筆の署名を持って、要請に来ました。小池晃さんが、現在のヒブワクチンの不足している状況と、今後の見通しなど報告し、皆を激励しました。「子供は国の宝だ」ということを、国会議員の皆さんは、もっと徹底的に語ってほしい」というお母さんの訴えに、一同共感。おなかいっぱいになった子が、すやすや眠ったり、きゃっきゃっと喜ぶ赤ちゃんの姿に、みんなの顔が、自然に笑顔になりました。
 午後は、「社会保障を増やして医療、介護の再生を」という中央集会に向けた国会行動に北海道から参加した、民医連の皆さんに、26日から始まる臨時国会の様子など報告し、署名を受け取りました。

20091018 参議院神奈川補欠選挙女性デー応援に
 8日告示、25日投票の参議院神奈川補欠選挙で、女性デーが取り組まれ、岡田政彦候補の応援に駆けつけました。定数1をめぐり、実質自民、民主、共産の三つ巴のたたかいです。岡田さんは、もとしんぶん赤旗の記者を19年、足で歩いて現場の取材を行った経験から、あらゆる分野に詳しく、女性団体から出される要望にも実感を込めて回答します。間もなく始まる臨時国会で切実な雇用問題などに論戦に、岡田候補を送り出してください!と訴えました。
 青年、介護士、教員、業者婦人などから、雇用問題、医療問題、介護、教育問題、基地問題など、各分野からも力ずよく激励されました。藤沢駅頭、上大岡駅頭での演説会、候補者を囲む集いなど、女性パワーがあふれていました。


20091016 なくせじん肺全国キャラバンの国会行動激励
 じん肺、アスベスト被害の根絶を目指し、損賠賠償をたたかっている原告団、弁護団、支援者の皆さんが15日東京で集結集会を行い、今日は、デモ行進で国会に訪れ、署名提出を行いました。現在も毎年新たに800名前後の労働者がじん肺に認定されています。炭鉱だげでなく、トンネル、アスベストなど、じん肺被害は続いています。すべての被害者を共済すべきだし、じん肺根絶のために政治は責任を果たさなければなりません。ところが、国は裁判手続きの中で「消滅時効」の主張しています。消滅時効とは、一定の期間、その権利を行使しないとその権利が消えてしまうというもの。とても納得できるものではありません。国の責任を自覚するなら、すべての被害者を救済し、じん肺の根絶にこそ力を尽くすべきです。仁比聡平、山下よしき両議員、社民党の議員とともに署名を受け取りました。
 横断幕を掲げ、参議院議面の前でシュプレヒコールを上げ、エールの交換をしました。
 酸素ボンベを引きながらデモに参加している患者さんの姿に胸が熱くなりました。
                              このあと、泡瀬干潟埋立事業&諫早湾干拓事業院内合同集会が行われました。泡瀬干潟の「自然の権利」訴訟の控訴審で福岡高裁那覇支部は埋め立て事業が経済的合理性があるとは認められない」と「公金支出は違法と判断、調査費や人件費を除くいっさいの支出を差し止めました。前原国土交通大臣は「控訴審判決を見ながら判断する」といており、今後の対応が注目されます。諫早湾干拓事業の問題は、漁業被害が年々深刻になっている中で、開門が待ったなしの状態です。地元漁業者が上京し、農水省の担当者にあさり全滅の被害を示しているのに、こころない対応に終始。新政権の下で急いで、取り組まなければなりません。


20091015 宮城県知事選挙天下みゆき知事候補の応援に
 10月8日告示、25日投票でたたかわれている宮城県知事選挙に「明るい民主県政をつくる県民の会」から立っている、天下みゆき知事候補の応援に仙台に入りました。四か所の街頭演説、夜の個人演説会に参加し知事候補を応援しました。自民党村井県政のもとで、東北一の財政力をもちながら、医療、福祉、教育は全国で最低水準となっています。天下みゆき知事候補は、医療福祉のリーダーとして最前線で30年働いた経験から、「いのち、生きる力あふれる宮城に!」と四つの公約を訴えています。特別養護老人ホームに入れず待機している人が一万人を超えている中で、天下さんは、4年間で二千床増設を掲げていますが、現職の知事候補は、さっそく「自分も二千床増やす」と公約するなど、天下みゆき候補の政策を吸収せざるを得ない状況が生まれています。

20091014 第9回中央委員会総会13、14日開催さる
 13、14日の二日間、日本共産党第9回中央委員会総会が開かれ、来年1月13日から四日間の第25回党大会の招集、先の総選挙の総括と教訓、参議院選挙勝利に向けた基本方針について提起し、活発な討論が行われました。
 9ヶ月後に迫った来年の参議院選挙の比例候補5名、現職では大門実紀史議員、市田忠義書記局長、仁比聡平議員と新たに田村智子さん、河江明美さんを発表。また東京選挙区に小池晃政策委員長を擁立し絶対確保をはかることを表明しました。
 参加者一同、大きな拍手で、新たな前進への決意を固め合いました。23日から臨時国会が始まりますが、建設的野党としての役割を発揮して、頑張ることと合わせ、総選挙の教訓を力に、来年党大会目指し、「特別機関」の成功へ力を尽くそうと決意。


20091011 第47回しんぶん「赤旗」全国将棋北海道大会であいさつ
 日本共産党北海道委員会主催でしんぶん「赤旗」全国将棋北海道大会が行われ、実行委員長として挨拶しました。1963年に始められて以降、今年で47回目です。半世紀近く続けてきたということでは、政党では、最も熱心に取り組んでいるといってもいいのではないかと思います。「道内19地域の予選を勝ち抜いて集まった皆さんが日ごろの実力を発揮して、闘って下さい。そして、11月14,15日の全国大会への出場権を獲得すべく頑張ってください」と激励しました。
 日本将棋連盟の指導棋士6段で道新文化センター将棋講師の佐々木純一氏が、審判長を務めました。
 会場は、これから始まる勝負を前に、張りつめた空気、緊張感でいっぱいでした。最年少が12歳、将棋の世界は、年齢の幅が広いということでしょうか。全国大会への出場権を獲得するのは誰か、楽しみです。


2009109 深川、士別、名寄市で農業調査
 この夏の低温、天候不順による農業被害の調査で、深川市、士別市、名寄市を訪ねました。宮内聡国会議員団事務所長、はたやま和也道政策委員長とともに、北空知農民組合・産直センターを訪ね、被害状況について聞き取りました。この時期本来なら、倉庫の中にたくさん集荷されたお米の袋が積んであるはずなのに、今年は、作業が遅れ、まだ数えるほどの米の袋しかありません。生産者の皆さんの不安な表情に、なんとか元気が出るような支援策が必要だと感じました。写真は、農民組合の皆さんとともに。
 その後上川地域に移動し、士別市の北ひびき農協、道北なよろ農協で話を伺いました。写真は、北ひびき農協で、実際の米の粒を見せてもらい、例年より細いことを確認。

2009107 緊急雇用・失業対策について対策会議
 国会議員団の雇用問題での対策会議を行いました。

2009106 全労連と日本共産党国会議員団との懇談
 全労連と日本共産党国会議員団との懇談会が行われ、新政権のもとでどのように国民、労働者のたたかいを進めていくのか、意見交換しました。

2009105 福祉保育労の要請を受ける
 全国福祉保育労働組合中央本部と東京地方本部の役員の代表が国会を訪れ日本共産党国会議員団へ要請しました。高橋千鶴子衆議院議員、井上哲士参議院議員と私の三人で要請を受け、懇談しました。その内容は、一つは介護・福祉職場の人材確保と処遇改善のための立法措置の検討、二つ目に介護職員処遇改善交付金、福祉介護人材の処遇改善事業の対象をすべての職員に拡大し2012年以降も対策を講じる、三つ目めに現行保育制度に基づく予算確保と認可保育園の整備・増設、四つ目に介護保険制度の抜本的見直し、五つ目に障害者自立支援法の廃止などです。

2009104 第54回働く女性の中央集会であいさつ
 3日、4日と神戸市で開かれた第54回働く女性の中央集会の二日目、全体集会に参加し、日本共産党を代表して挨拶しました。全体集会の冒頭、中国南方系獅子舞(南獅・・ナンスー)を地元神戸中華同文学校の小学生、中学生が披露しました。全国各地から労働組合や中小業者、農民団体の女性部、女性団体など、のべ1100人が参加し、分科会での活発な討論、全体集会での報告などが行われ、活動交流されました。
 帰りに、阪神淡路大地震の記憶と教訓を受け継ごうと作られた記念館「人と防災未来センター」に行きました。建物には、1995年の1月17日、明け方午前5時45分の文字か書かれていました。震災から14年目ですが、あらためて、地震の恐ろしさを痛感するとともに、よくぞここまで復興させることができたものだと思いました。
 写真は、神戸駅の近くのビルから港を写したもの。


2009103 人と川そのつながり・・ダム問題を考えるシンポジウムに参加
 旭川市で北海道自然保護協会や森と川ネット等が主催して行った「人と川、そのつながり」をテーマに行われたシンポジウムに参加しました。北海道の川の特徴やサクラマスの魅力などの講演んに続き、淀川流域委員会の元委員長だった宮本博司氏の発言、サンル川に建設が予定されているダム建設をめぐって、長年運動してきた宮田修氏の発言、名寄川の治水について出羽寛氏、地方財政とダムについて、山城えり子氏など、それぞれの発言に耳を傾けました。宮本氏の発言は、とりわけ感銘を受けました。今後の運動に生かしていかなければなりません。