日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

20071227 沖縄戦での「集団自決」をめぐる「政治介入」の教科書検定撤回へ
 26日、文部科学省は、沖縄戦での集団自決をめぐり高校用教科書の検定で「軍の強制」記述を削除させた問題について、検定意見の撤回は行わず、教科書会社の訂正申請に対して、「軍による強制」の明記を許さない決定をしました。これをめぐり、早速、国会では、抗議の院内集会が行われ、ここに私も参加しました。集会に先立って党議員団として、穀田国対委員長、赤嶺政賢さん、仁比聡平さんが文科省に申し入れました。11万6千人もの県民大集会を目の当たりに、福田首相自身が「重く受け止める」と述べていたのに、今回の事態は、県民の思いを踏みにじることだと強く抗議し、あらためて「検定意見の撤回」と「軍の強制」の記述復活を求めました。

20071226 原油高騰対策で国会議員団北海道事務所と札幌、旭川市議が政府交渉
 宮内聡国会議員団北海道事務所長、宮川潤、坂本恭子、村上仁札幌市会議員、佐々木卓也旭川市議がそろって政府交渉に上京。総務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省の四省に原油価格高騰にともなう緊急の申し入れを行いました。このたびの政府の対策で、灯油購入費助成など経費支出に対する特別交付税措置については、札幌や旭川、函館などの政令指定都市、中核都市も、対象となっているのかについて確認。北海道が、福祉灯油の対象からはずしていても、交付金は国から二分の一は支給することを確認。また、新聞報道で5000円から1万円とあるが、上限は特に決まっていないということについても確認。すでに自治体で2万円支給しているところがあるが、こうした支援を行っているところも、支援の対象となること。また生活保護の冬期加算を原油高騰対策に呼応して拡充すべきだと言う要求については、何ら対応しないことが明らかになり、これをめぐっては、激しいやり取りとなりました。この他漁業や農業への支援、離島の対策など現場の実情を述べ、さらに対策の研究を求めました。

20071218 農水委員会で米国産牛肉の輸入条件緩和問題で質問
 12月6,7日「日米次官級経済対話」で、日本政府は、米側から現在20ヶ月齢以下としている米国産牛肉の月齢制限の全面撤廃を要求され、「30ヶ月未満に緩和する」方針を伝えたと新聞報道されていた問題で、農林水産官房審議官、食品安全委員長、農水大臣にそれぞれ、質問しました。次官級会議に参加していた審議官に、事実はどんなやり取りだったのかを問いただしましたが「具体的な発言内容は差し控えたい」と答弁拒否。聞いていた他の党の議員からも、「答弁拒否するのか!」と批判の声が上がりました。若林農水大臣は「まずは日米専門家による技術的会合の結果を取りまとめることが先決。それを踏まえて判断したい」と応えましたが、本来なら、食品安全委員会でも議論もしていないものを、勝手に先走って米国に「30ヶ月以下に」などと伝えたこと自体、フライングであり、抗議をしなければならないはず。その場で黙って聞いているようでは、今後も安心できかねます。

20071217 爆笑問題の大田内閣「女性議員スペシャル!」に参加
 テレビでおなじみの爆笑問題の「大田内閣女性スペシャル!」のテレビ収録があり、日本テレビの汐留のテレビ局へ行きました。自民党、民主党、公明党、社民党、国民新党と日本共産党で合わせて14人の女性議員が一同に集まり、質問に答えたり、常識クイズに答えるというものです。放送は、25日のクリスマスの夜と言うこともあり、女性キャスターはサンタクロースのいでたち。お笑い路線の、にぎやかな企画でしたが・・・・。
 実際の爆笑問題のお二人は、とてもきゃしゃで小柄でしたが、声は大きく、さすがに、たくみな話術でした。


20071216 札幌2区(北区東区)総決起集会で国会報告と選挙勝利へ訴え
 札幌小選挙区2区(北区東区)後援会の総決起集会が北区民センターで行われ、二区候補の岡ちはるさん、比例候補の宮内聡さんと一緒に参加し、選挙勝利へ支援を訴えました。市会議員の坂本きょうこさんと宮川じゅんさんの司会のもとで、フルートの演奏で幕開け、踊りと、歌の後、二部では、二人の候補者の挨拶と決意が語られました。二区といえば、かつて私も小選挙区二区の候補者として大変お世話になりました。自民、民主、共産党の三つどもえで負けないたたかいをやった思いが今もよみがえってきます。遠くない時期に行われるであろう総選挙勝利へ、会場に熱気に包まれていました。
 集会後、北区・東区の市議会議員の皆さんと記念写真。

20071215 日本共産党函館演説会に参加
 函館市で開かれた演説会には、道南キャラバンを行って、奥尻島から江差をまわって函館入りした宮内聡比例候補とともに、参加しました。宮内聡さんは、奥尻島へまわり、町立病院の問題や、離島の燃料代の異常な価格など、切実な声が寄せられたことなど紹介しながら、北海道での日本共産党の議席を必ず回復するために奮闘する決意を語りました。福祉灯油の取り組みは、政府の対策を受けて、「やらない」といっていた函館市でも取り組むことが決まっているなどの変化に、参加者も大いに励まされ、さらに取り組みを発展させようとの決意が広がりました。

20071213 鳥獣被害特別措置法案に対して質疑、党の見解を述べる
 野生鳥獣による農作物被害の防止を目的とする鳥獣被害特措法案が、提出されました。衆議院ではわが党の委員がいないため、委員長提案で審議なしで衆議院を通過してきましたが、意見を述べる機会が無かったので、委員がいる参議院においては質問をさせてほしいと要求し、10分ですが、質問を認めてもらいました。今回の法案で、懸念される点を含め、わが党の見解を含め、4点質問しました。一つは被害防止策は必要だが、そのための対策は駆除一辺倒ではなく野生鳥獣の生息地管理や鳥獣の保護計画に基づいて駆除と保護管理が総合的に取り組まれるものでなければならないこと、荒廃している奥山や里地などの生息地管理、十分な予算を伴う効果的な防除対策、野生鳥獣保護管理のための専門家の育成、農業共済による被害補償制度の拡充、野生鳥獣との共生を旨とした被害補償制度の確立など総合的な被害防止策の必要性など。
 参議院議面で、国民運動団体の皆さんに国会報告を行いました。15日の会期末を前に、会期を延長するために、午後、衆参の与野党の幹事長、書記長会談、続く国対委員長会談が行われそれによって今後の方向が明らかになること。いずれにせよ、新テロ特措法については、延長しても法案の問題点は変わらず、廃案にむけて引き続きがんばろうと呼びかけました。

20071212 建設国保の育成強化を求め、財務省へ要請
 全建総連の伊藤義彰委員長らを先頭に、日本共産党の衆参の国会議員7人で財務省と厚生労働省への申し入れを行い、財務省交渉に私も同席しました。国民医療を拡充し建設国保の育成・強化をしてほしいこと、国保組合に対する国庫補助の従来水準を確保するために国保組合に対する特別助成など、厚労省の概算要求額の305億8千万円の満額確保を訴えました。森山裕副大臣は「皆さんの活動は評価している」「お気持ちは良くわかる」と努力することを約束しました。

20071211 原油高騰問題対策会議二回目開く
 11日政府がまとめた原油高騰に関する緊急対策(基本方針)について、政府から説明を受けました。関係閣僚会議を開き、低所得者に灯油の代金を補助する寒冷地の自治体に対し、特別交付税で国が費用を支援するなど七つの柱。離島航路や地方バス路線のサービスを維持するための事業者への支援、資金繰りが悪化した中小企業に政府系金融からの借入金返済の条件を緩和する、大企業の下請けいじめをなくすため「下請け適正取引推進センター」を全国規模で整備、その他、運送業対策、農業漁業への支援、便乗値上げ防ぐ価格監視など枠組みが決められましたが、予算上の問題はこれから調整となっています。今後具体的な要求運動に広げてより具体的な内容を反映させる必要があります。

2007127 きょうされんがんばるDAYのあと、生健会との懇談会に参加
 障害のある人の働く場である小規模作業所を中心とする全国団体が「きょうされん」この30年来、こうした街頭での署名、宣伝行動を繰り返してきました。今日も「がんばるDAY」は全国120箇所で行われています。この頑張りが、この間政府を動かし、障害者自立支援法の見直しを検討させるなど、大きな力になってきました。新宿西口で行われた宣伝行動には、多くの障害者や家族、関係者が、入れ替わり立ち代り参加しました。立ち止まって署名や募金に応じる人たちの姿がありました。
 生健会連合会の皆さんと国会議員との懇談会が行われ、後期高齢者医療制度の撤回、児童扶養手当の削減中止、障害者自立支援法の「応益負担」廃止、生活保護や国民保険証の取り上げなど人権侵害をやめること、公営住宅の使用承継の制限や入居基準の引き下げをしないことなど、生存権を侵害する実態が報告され、生存権を守るための取り組みの議員への要請が行われました。

2007126 飼料暴騰、酪農の危機への政府の対策について質問
 農水委員会で、配合飼料や燃料の値上がりによって、経営への大きな打撃がある酪農の危機打開へ「一刻も早く乳価をあげてほしい」との酪農家の声を紹介し、農水大臣に対策を迫りました。乳業メーカーと生産者団体の間で続けられている乳価交渉が予定していた11月中に決着せず、12月になってもまだ桁区していない。民間に任せているだけでなく、農水省として現場に足を運び、実情をきいて前倒しで価格交渉の検討会をやり、来年に見通しのもてるように現場を激励すべきだと迫りました。大臣は、「紙委員が言うように過去にこんなに飼料が上がったことは無い。光熱水費も上昇している」と現状については認めましたが、「民間交渉に口出しはできない」という立場に固執しました。この後、食健連・農民連主催の収穫祭が行われ、参加し連帯の挨拶を行い、みんなと交流しました。

2007124 原油高騰問題で町村官房長官に申し入れ
 異常な原油・石油価格高騰のもとで政府への緊急措置、及び抜本対策の申し入れを、町村官房長官に対して行いました。申し入れの主な内容は、一つは、異常な価格高騰を沈静化、抑制するため国際的な投機マネーを規制する国際的協調を実現するため、あらゆる対策を検討すること。二つは、消費者、地方への影響を緩和するため、ガソリンなど石油製品や食料品・日用品など便乗値上げの監視を強化し、生活必需品である灯油量の確保と価格の引き下げのために緊急対策を行うこと。三つは、石油エネルギー政策の規制緩和、「市場への不介入」方針を見直す。また大手元売会社に対して原油差益を国民に還元させ、情報公開をさせることなど6項目の内容申し入れました。官房長官は近く政府としての方針を発表すると述べました。
 岩手県生協連の皆さんが灯油・石油製品の異常高騰に関して要請に訪れました。前日の消費者・事業者懇談会での議論や生協の対策本部が呼びかけ、寄せられた意見を紹介してくださいました。「これから寒い時期を迎えこれ以上灯油が上がることは本当に大変です。灯油が上がったせいでガスも同時値上げ、お風呂をガスで沸かしている我が家は火の車になりそうです。どうにかして」。学校現場からは「理科研究発表会の実行委員会に小学校は寒くて我慢できない状況なのにストーブはまだ使っていません」。この先生は、会議が終わって39度の熱で寝込んでしまったそうです。震えながら授業を受ける子どもがかわいそうです。

2007122 酪農危機突破の釧根集会に参加し激励
 酪農危機突破釧根集会が、北海道標茶町で開かれ管内の酪農家を中心に130人が結集しました。町長や農協組合長、議会議長も参加し激励しました。「毎年乳価が下がり続けてきたのに、えさ、燃料、資材は高騰、肥料も上がり、生活をきりつめても赤字が残る。モーガマンできないぞ!」と乳価の大幅引き上げを求めての集会です。スカッとした青空の下、身を切るような冷たい風の中でトラクター3台を先頭に牛の着ぐるみを着た青年がプラカードを持ち、横断幕を掲げて町の中を行進しました。緊急の対策が急がれるとの思いを強くし、会場を後にしました。
 写真集会後のデモ行進です。風が冷たかったけど元気いっぱい、約4キロ、シュプレヒコールをあげながら行進しました。

2007121 栃木県上三川町演説会で訴え
 栃木県・上三川町の議会選挙が12月18日告示23日投票でたたかわれます。定数が大幅に削られ、四人は見出しの激しい選挙で、六期目を目指すいなば弘さん当選、日本共産党のかけがえのない議席確保ためのご支援を訴えました。野村節子県議会議員もいなばさん押上を訴えました。

20071130 「慰安婦」問題解決オールネットワークの要請を受ける
 「慰安婦問題の解決を求める市民や弁護士、研究者でつくる「慰安婦」問題解決オールネットワークの皆さんが日本共産党国会議員団に要請に訪れ、笠井亮、仁比聡平両議員と私の三人で対応しました。「すでに高齢になっている被害者たちが納得いく解決が急がれる」と、国会で公聴会を開くなど、日本共産党への協力を求めました。「訴えをしっかり受け止めて、どのようなことができるか団として考え、取り組んでいきたい」と述べました。
 写真は先日私の部屋を訪れたイ・ヨンスさんです。