農水委員会が行われ、民主党が参議院に提出した「農業者戸別所得補償法案」について30分間質問しました。農産物の「輸入自由化」について、これ以上輸入が進めば国内の農産物は輸入農産物に価格で太刀打ちできないこと、民主党の法案では、生産面積によって所得補償することになっており、これでは生産が縮小すれば所得保障も減少するのではないか、WTOやFTAに対する対応はどうするつもりなのか聞きました。WTOやFTAは推進の立場を述べつつ、「関税や直接支払いによって守るべきものは守る」と応えました。しかし現実にFTAなどいったん締結して価格が下がれば、果たして制度が成り立つのか?もっとつきつけてみなければなりません。若林農水大臣には、畜産の飼料価格の高騰への対策を求めました。
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