日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

2006629 済生会栗橋病院副委員長 本田宏医師と懇談
 あやべ澄子参議院埼玉選挙区予定候補、角靖子県議、坂本洋子栗橋町議とともに栗橋病院副委員長の本田宏医師とお会いし、スライドで医療の現場や今日の日本の医療問題など、詳しくお聞きすることができました。何よりも、貧困な医療の現実をさらに後退させようとする政治への怒り、これほど医師不足が深刻なのに「医師はあまっている」「日本の医療は高すぎる」「病院は儲かっている」など現実を無視した厚生労働省の無責任な宣伝が、現状認識を狂わせている。「この意識をなんとしても変えたい」とこれまで各地で講演し地域の人々に訴えてきたという。こんなにがんばっている医師がいることに感謝すると同時に、その期待に応えたいと思いました。

2006627 全国ハンセン病療養所入所者協議会と懇談
 帯広から戻り、国会で全国ハンセン病療養所入所者協議会の神美知宏事務局長、藤崎陸安(みちやす)中央執行委員と、日本共産党のハンセン病問題プロジェクトチームが懇談、ここに私も参加しました。療養所在園者の平均年齢が78歳になっている中で早期の恒久対策の策定が求められています。現在の課題、切実な要望をお聞きし党のチームとして国会閉会中もとりくんでいくことを話し合いました。

2006626 帯広演説会場に500人
 帯広空港から市内まで、車の窓から久しぶりに眺める緑や茶色のパッチワークの畑作地帯は、やっぱり広々として美しい。ビート畑の生育状況は少し遅いのかなと思っていると、案の定「今年は寒い日が多く、雨も続いていたので農家は心配しているんです」といいます。天候に左右され、毎年収穫するまでは、安心できないのが農家の宿命。今国会での「品目横断的経営安定対策」が実施されることになったもとで、どんな気持ちで見守っているのだろうと思いました。夜の文化会館での演説会には500人くらいの人がつめかけました。畠山和也参議院選挙区候補と一緒に演説会で訴えました。来年のいっせい地方選挙の候補者も紹介され「よし!がんばるぞ」と気合が入っているのがわかりました。一人一人とがっちり握手パワーを分かち合いました。

2006625 盛岡で「語るつどい」、花巻市で市議選挙の演説会に参加
 前日仙台から盛岡に移動し、今日は盛岡市内で「紙智子参議院議員と語る集い」で国会報告のあと、対話となりました。青年のとりくみで参考になる取り組みが聞きたいという声が出され、最近活発に活動している「青年ユニオン」の話を紹介しました。農業の問題では、花巻市での調査を踏まえた品目横断的経営安定対策の国会での論戦を紹介、医療制度改悪など、法案は通ったけれど、今後改善させる取り組みを呼びかけました。写真は盛岡駅前での街頭演説会です。日差しが強く帽子をかぶったら、「顔が見えない」との声が飛んできました。
 花巻市に移動し、旧東和町で支部の人たちと懇談。7月16日告示、23日投票で、合併後初の新花巻市議会議員選挙が行われます。桜井はじめ候補の地域での街頭演説会を行ったあと、旧花巻市を活動地域とする照井めいこ候補の演説会に参加。文化会館での演説会には100人を超える支持者、後援会の人が集まりました。照井めいこさんは、私と同じ1955年生まれ、農家の娘さん、というので、親近感を覚えました。定数を絞った中での厳しい選挙ですが、かけがえのない日本共産党の二議席死守を訴えました。

2006624 宮城・仙台、多賀城、塩釜で街頭宣伝
 仙台は泉地域で古久保市議、五島平県議候補と街頭演説、午前中は地域の支部がこだま作戦(27箇所でハンドマイク宣伝)で元気に宣伝活動をしていました。多賀城では伊藤市議と商店街で街頭演説。心地よい風が吹く中、地域の後援会の人たちが集まってくれ挨拶をかわしました。塩釜では高橋県議候補と海岸通りで街頭演説した後、後援会総会で国会報告。一日汗ばむ陽気の中、国会閉会中の四野党党首の会談内容を報告、力いっぱい訴えました。ちょうどあやめの満開で、あやめまつりの人々がにぎわっていました。移動する道すがら、私と市議候補の連盟ポスターが貼られているのを発見!うれしくなりました。

2006623 全中からWTO農業交渉に関する要請を受ける
 いよいよ大詰めを迎えているWTO農業交渉に際して、全国農業共同組合中央会からの日本共産党への要請を受けました。青森、北海道の中央会の代表者が、午前中の集会を終えてきました。「米国などの要求は日本の農業者に甚大な影響をあたえる極端なもので受け入れられない、現在米には数百%の関税をかけているが、米国などの案では上限を設け100%から75%にまで下げよというものであり、これでは日本の米作りは破綻することは明らかである。上限関税の断固阻止、重要品目の確保を」など6項目の要請がされました。わが党としても日本農業を守るためにともにがんばる意思を示し、意見交換しました。

2006622 北海道漁協組合長会議で挨拶
 前日、埼玉県から北海道に移動し、22日は朝9時半から第44回北海道漁協組合長会議で日本共産党を代表しての挨拶。高橋知事、自民党、民主党、日本共産党、新党大地の四党がそろって挨拶をしました。道議会議員ではわが党の前川一夫議員も紹介されていました。北海道漁業が直面している問題、燃油価格の高騰、IQ制度の存続、貝殻島コンブ漁の問題、水産基本法の見直し問題など報告されていました。私の挨拶の中では、これらの問題に触れながら、特に基本計画の見直しの年ににあたり漁業の経営安定対策と本格的な資源増大にむけた管理対策を要求する運動をともに進めようと呼びかけました。

2006621 埼玉県庁前、大宮駅前、川越駅前で国会報告の街頭宣伝
 塩川哲也衆議院議員とともに、国会閉会にあたっての街頭宣伝を、埼玉県庁前、大宮駅前、川越駅前と、3カ所で行いました。塩川議員は、国会閉会となったが、まさに焦点となっている日銀の福井総裁の村上ファウンドへの1000万投資問題の根本はなにか、労働者の働かせ方まで企業の言い分を聞き入れて規制緩和してきたことが、不安定雇用を拡大し、格差社会を作ってきたことなど、小泉構造改革路線の害悪を告発。私は、アメリカ言いなりの日本の政治姿勢の問題として、米国産牛肉の輸入再開について、また、医療制度改悪や、教育基本法改悪法案など悪法の本当のねらいと今後の運動への呼びかけをしました。写真は、後援会の代表の皆さんとの懇談です。


2006618 全国食健連第17回総会で挨拶
 青空の千歳空港を飛び立って、羽田上空は一転して、厚い雲に覆われ地上は雨模様でした。空港からモノレール、山手線を乗り継いで、新宿南口に出ました。ここから徒歩10分で全国食健連総会の会場です。すでに昨日今日と二日間の総会で、充実した討論が行われていました。終わる間際にたどり着いて、なんとか間に合い、吹き出る汗をふきながら挨拶しました。食健連のこの間の活動はめざましいものがあります。食と農の問題を文字通り国民みんなの問題として広げてきました。最近はマスコミにも登場するようになりました。「食べ物を真ん中において」というのがモットー。これって大事ですね。写真は、刈り取り時期を迎えた群馬県の麦です。


2006617 国会閉会、北海道に戻り四箇所で国会報告
 6月16日、会期末処理を終えて北海道へもどり、17日はまず、札幌の大通り公園での街頭演説会。昨日までの雨が上がって青空が戻り、気温も上昇、汗ばむ陽気となりました。畠山和也参議院予定候補と宮内聡衆議院比例候補と一緒に公園でくつろぐ市民に訴えました。その後北区での後援会決起集会、清田区、豊平区での演説会と三箇所で、今度の国会の特徴、日本共産党の果たした役割とともに、閉会中から秋の臨時国会にむけた課題と運動の発展について訴えました。札幌では、来年のいっせい地方選挙の候補者も決まりつつあります。豊平区では、池田ゆみさんが、生駒前市議の議席奪還を目指して決意を語りました。

2006614 食健連のデモ行進激励
 今日も国会周辺は、国民大運動の皆さんが座り込み行動を続けています。今日の食健連の皆さんのデモ行進には、この6月小泉首相が訪米に合わせて牛肉の輸入再開を狙っていることに反対して、牛さんも参加していました。「牛の頭数が増えましたね」というと、「はい。子どもが沢山生まれたんです」と。元気にシュプレヒコールをあげていました。シャッターチャンス!とばかり、みんなでそろってパチリ!

2006613 医療制度改悪案、参議院厚生労働委員会で採決強行!
 昨日の北海道・千歳市での公聴会での意見陳述も、北海道における実情がリアルに話され、与党の議員も含め、深刻に聞き入る状況だったといいます。審議がされればされるほど、どんなにひどい法案かが浮き彫りとなり、討論を終結して採決しようとする与党の表情も、大変暗い表情でした。しかし、それとは対照的に、抗議の議面集会では、この間、毎日座り込み行動をし、粘り強く反対の運動を続けてきた関係者、団体の皆さんの表情は、「これからがたたかい」と力強く輝いていました。

2006613 4野党共同の米国産牛肉の拙速な輸入再開をとめる集会
 民主・社民・共産・国民新党の野党共同の主催で、午後4時から「米国産牛肉の拙速な輸入再開をとめる国民大集会」に約六百人ほど?集まり、会場は満席で立ち見も出るくらいとなりました。プリオン病の研究者である金子清俊先生、福岡伸一先生の科学者としてのお話、消費者、生産者団体、流通業界代表の訴えなど、熱気ある集会となりました。2002年にBSE特別措置法を作るときに共同して集会を行って以降、4年ぶり。市民ネットワークの牛の身包みを着ての熱演に思わず拍手しました。野党の党首の訴えも、集会をビシッと引き締めました。志位さんの話は、具体的で要点がはっきりしていて、大変わかりやすかった!

2006612 六ヶ所再処理工場の調査に向け経済産業省からレクチャー
 核燃再処理をめぐって、さまざまな懸念が広がっており、六ヶ所村の施設の調査を踏まえ、経済産業省の担当者からレクチャーを受けました。




2006611 前橋市と高崎市で街頭宣伝「紙智子デー」
 あいにくの雨模様となりましたが、早川まさえ県議会議員とともに前橋の住宅地やスーパー前で街頭宣伝に立ちました。どこでも50人、60人の後援会員や支持者の皆さんが出てきて、耳を傾けてくれました。思わぬところで、北海道の室蘭に知人がいるという人にお会いしました。雨の中傘をさして聞き入ってくださって本当にありがとうございました。
 高崎駅前で伊藤ゆうじ県議会議員とともに街頭宣伝。医療制度改悪の内容や教育基本法改悪案をめぐって、国会での論戦とそのもとでの変化について訴え、これからのたたかいを呼びかけました。

2006610 群馬・太田協立病院での懇談、前橋ホテル経営者と懇談
 参議院で医療制度改悪案が、審議の最中。現場の関係者の皆さんの苦労や要求を聞こうとたずねました。看護士長さん、訪問看護の看護士さん、ヘルパーさんなど改悪された制度の下でも、一人ひとりの患者さんの実情にあわせて何とか、対応できるようにと知恵をしぼって、果敢にがんばっていることがわかり大変、関心させられました。
 耐震強度偽装問題で犠牲となったホテルの経営者の方から、話を聞きました。偽装がわかって、ホテルの改修のため4ヶ月間経営を休止し、4ヵ月後に再開しましたが、85%の稼働率が60数%に落ちたまま、戻らないといいます。「問題の根本にまだメスが入っていない、引き続き真相の解明をしてほしい」と怒りをこめた訴えを聞きました。このホテルでは、従業員の皆さんの生活を保障するために、営業が休止中も、毎日職場に出勤させ、孤独や不安にならないように努力していたそうです。

200669 国会前を、お祭りの練り歩き
 朝8時すぎ、国会の参議院議員会館に向かってくると、珍しい光景に出あいました。どうも町内のお祭りのようです。東京は梅雨に入ったのか、雨模様の中で、おみこしにもカッパを着せた行列が通っており、シャッターを切りました。


200668 再び農水委員会  参考人質疑と対政府質疑
 午前中は参考人質疑で質問、午後は対政府質疑を行いました。
ここでも参考人の発言は、政府の新農政「改革」に厳しい意見が相次ぎました。「政府はまじめに農業政策を総括していない」今回の品目横断的経営安定対策で、「米価が下がり続けていてはセーフテイーネット機能を持ち得ない」など。その後の政府質問では、与野党すべての議員が、この間の公聴会や参考人質問で懸念が表明されていることに触れ質問していました。審議すればするほどますます問題点が浮かび上がる法案は廃案しかありません。


200666 北海道・旭川市で参議院農水委員会地方公聴会
 現在参議院農林水産委員会で審議中の「品目横断的経営安定対策」をめぐって、旭川市で地方公聴会を開催。公述人は、北海道農業会議の藤野会長、北海学園大学の大田原先生、農民連盟委員長の西原氏、農民連委員長の白石氏の四人。ほぼ共通して出されたことは、「担い手限定の選別政策になっている」という指摘。米中心の旭川で、担い手になれるのは1800戸のうち400戸二割にしたならず、外れた人は、保証がない大豆・麦は再生産できなくなり、みんな米作りに流れ、米価の価格暴落につながりかねないとの懸念が出されました。

200663 宮城県・後援会総会、女性後援会総会で国会報告
 東京から新幹線で1時間半、仙台に降りると、駅前のけやき通りの木立は、「杜の都」にふさわしく青々と生い茂っていました。女性後援会の集いには、長年、草の根からの要求運動を引っ張ってきた先輩や、来年のいっせい地方選挙の候補者の皆さんを含め、会場いっぱいに集まっていました。宣伝用の横断幕を作ろうと、バザーで資金集め。精力的取り組みに関心しました。午後からは、全県後援会総会で、国会報告。仙台の中心街を抜けると、田植えが終わり、稲の青さも増して力強く生育していました。

200661 「農政改革」関連法案に対する政府質疑二日目
 5月31日の参議院農林水産委員会で、今回の「農政改革」関連法案への参考人質疑が行われ、参考人の発言からも様々な問題点が浮き彫りになりました。それらをふまえて6月1日、2度目の政府質疑が行われました。与党議員からさえも、集落営農の要件や、そもそもWTO農業交渉との関わりで、懸念が指摘されるなど、法案の問題点が出されました。私は、砂糖の原料作物について、北海道のテンサイ、沖縄、鹿児島の南西諸島のサトウキビの問題をめぐって質問しました。