一, |
酪農経営を改善維持するために加工原料乳生産者補給金を大幅に引き上げ、限度数量も引き上げること。また、乳用メス牛導入の支援措置を実施すること。 |
二, |
都府県で飲用乳向け酪農生産を行っている酪農経営に対しても生産を継続出来るような経営安定対策を導入すること。 |
三, |
畜産経営を守るため,肉用牛肥育経営安定対策事業の補填割合を十割まで引き上げるとともに、肉用子牛生産者補給金制度の保証基準価格を引き上げること。養豚、鶏卵対策でも価格差補填事業を経営安定ができるように拡充強化すること。また、畜特資金の金利緩和措置を継続すること。 |
四, |
中長期的に畜産酪農経営を守るために,畜種ごとに必要な所得を確保することを目的とする新たな価格制度の導入の検討をすすめること。 |
五, |
配合飼料価格安定制度についても、生産者負担分に対する支援制度の創設など見直しを行うこと。 |
六, |
飼料自給率を急速に引き上げるために耕作放棄地等での飼料米生産や飼料用米(醗酵飼料稲)生産促進の財政支援を強めること。また、草地林間放牧による酪農肉牛経営の展開等,日本の国土の有効活用による酪農・畜産生産政策を進めること。 |