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2005年9月

 砂防ダム2基中止自然保護団体など運動実る 北海道・矢臼別

 北海道の陸上自衛隊矢臼別演習場(根室管内別海町ほか)内を流れる別寒辺牛(べかんべうし)川水系への砂防ダム三基の建設見直しについて議論していた、札幌防衛施設局と厚岸町が設置した第三者機関の検討委員会は28日までに、ほぼ完成している一基には魚が通れる切り込み(スリット)を入れ、計画中の二基は建設を凍結するとの最終計画をまとめました。絶滅危ぐ種イトウが生息している同水系の生態系・環境保護に配慮したものです。
 同ダムは1997年、在沖縄米軍の実弾演習移転受け入れの代償として、厚岸町が防衛施設庁にもとめた地域振興策として建設が始まりましたが、イトウが遡上(そじょう)できなくなるものだとして自然保護団体が「幻の魚イトウを守れ」と建設反対に立ち上がり、地元の日本共産党組織も問題を指摘していました。 児玉健次元衆院議員、岩佐恵美前参院議員、紙智子参院議員が2003年に相次いで質問や質問主意書でとりあげ、防衛施設庁が一基途中で建設を凍結して、見直しのための第三者機関を設置し、議論を続けていました。

 他のダムも中止を
 紙智子参院議員の話
今回の建設中止の決定は運動の大きな成果です。しかし、ダム撤去に至らなかったことは課題を残しました。ダムは欧米でも見直しが始まっており、北海道や各地の無駄なダム計画を政府は抜本的に見直し、中止する決断をすべきです。(「しんぶん赤旗」/2005/09/29より)

 介護保険の居住費・食費 自己負担中止求める
 共産党議員団が申し入れ


 介護保険施設の居住費(ホテルコスト)・食費を利用者の全額自己負担とする改悪が10月1日から実施される問題で、日本共産党国会議員団は26日、国会内で尾辻秀久厚生労働相に負担増の中止を求める緊急の申し入れをしました。

 ■厚労相 自治体の減免 干渉しない

 申し入れ文では、大幅な負担増を押しつけるにもかかわらず、その改悪内容が利用者はもちろん施設関係者、自治体にも十分徹底せず現場が混乱している状況を指摘。負担増を心配して入所予約を取りやめたり、ショートステイの利用を手控えるなど深刻な事態が生まれているとして、実施中止とともに緊急にとりくむべき問題を提起しています。
 小池晃参院議員が、自治体や介護施設の実態調査をただちに行うこと、負担増によって必要な介護が受けられない人をつくらないようにすることを強調。負担軽減措置(補足給付)の対象者となる低所得者を行政の責任できちんとつかんで、施行日から実際に軽減がおこなわれることや、自治体独自の減免に干渉しないことなどを求め、政府の対応をただしました。
 尾辻厚労相は、10月実施の中止は難しいとのべたうえで、「必要な介護を受けられないということがあってはならない」「実態の調査はただちにやらせていただく」と回答しました。また、地方自治体が利用者負担の減免措置を行っていることについて、「(国が地方自治体にペナルティーを科すなどの干渉をすることは)まったく考えていない」とのべました。
 厚労省への申し入れには小池議員のほかに、笠井亮衆院議員、井上哲士、紙智子、小林みえこ、大門実紀史、仁比聡平参院議員が参加しました。(「しんぶん赤旗」/2005/09/27より)

 もみじ祭り 苫小牧 1800人楽しく
 “確かな目もつ党”に確信 紙議員が記念講演


 秋晴れの苫小牧市で25日、第8回日本共産党もみじ祭りに過去巖高の1800人が訪れ、文化プログラムや党苫小牧地区委員会と後援会の準備した模擬店を楽しみました。

 記念講演では、紙智子参院議員が、自民・公明が、国民の批判をあびて廃案になった郵政民営化法案や障害者「自立支援」法案を再び強行しようとしていることを指摘。「みなさんとともに、サービス切り捨て・負担増をやめさせるために頑張ります」と力強く語りました。 紙氏は、自民・公明、民主によって憲法改悪の議論がすすんでいることを批判し、憲法9条を守り抜く決意を表明しました。 小谷正芳地区委員長があいさつし、総選挙では後援会員・支持者の力そえで党が現有9議席を確保したことに感謝し、道での躍進を期すため奮闘する決意を述べました。 総選挙で先頭にたってたたかった渡辺ゆかり比例候補と、佐藤昭子9区候補がお礼のあいさつをしました。 ステージでは、苫小牧手をつなぐ親の会の「心太鼓」や新芸能集団「乱拍子」の迫力あるパフォーマンス、ウタリ協会苫小牧支部のアイヌ古式舞踊、歌謡ショーなどが披露され歓声に包まれました。模擬店には、ホタテ焼きやニジマスの塩焼き、産直野菜などが並び、参加者でにぎわいました。 焼きそばやお総菜を売っていた、しらかば後援会の村岡清さん(50)は、「後援会の財源づくりで第1回から店を出している。日ごろは厳しい活動もあるけど、祭りは、開放感があって元気になる」と語りました。
 3人の孫と参加した元党苫小牧後援会長の喜田村純さん(92)は、「祭りが定着して、市民に楽しまれて、うれしい。紙さんの話は聞いたら、世の中には確かな目をもった党が必要だとよく分かる。たくさんの人にきいてほしい」と語りました。 祭り当日に、2人が入党を決意し、「しんぶん赤旗」読者が4人増えました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/27より

 ふるさと銀河線残そう ぜひ存続して国交省に要請紙議員ら同行



 ふるさと銀河線の存続を願って活動している「ふるさと銀河線再生ネットワーク」が、このほど国土交通省に要請に行きました。 日本共産党の紙智子参院議員と「ふるさと線を守る東日本連絡会」の藤代東洋夫事務局長が同行しました。 再生ネットの中川功事務局長が、対応した国土交通省鉄道局次長に、銀河線を存続するために力をかしてほしいと訴えました。 鉄道局次長は、銀河線を存続するためには、沿線自治体と道、住民、経済界、鉄道業者が団結することが大事と話しました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/25より)

 介護保険 安心できる制度に 帯広で党のシンポに150人
 施設長、市課長、支援専門員ら発言
 ムダ遣いやめればできる 紙参院議員


 10月からの介護保険制度の改定を前にして19日、「介護保険シンポジウム」が帯広市内で開かれ、150人が参加しました。主催は日本共産党十勝地区委員会。

 シンポでは、介護保険制度の問題点や改善の方向などについて、活発な論議が行われ、おおいに盛り上がりました。パネリストは、村上勝彦(帯広けいせい苑施設長)、細野正弘(帯広市介護保険課課長)、高田緑(帯広市在宅介護支援専門員連絡協議会副会長)、紙智子(日本共産党参院議員)の各氏です。 稲葉典昭市議があいさつ、佐々木とし子市議がコーディネーターをつとめました。 村上さんは、「制度の改定で一人部屋の部屋代と食事代が全額自己負担、相部屋も光熱水費が自己負担になる。その分事業者側に入る介護報酬が、私の事業所のシミュレーションでは約千万円少なくなる。ディサービスなどの報酬も減らされるとやっていけなくなるのではと不安です」。 細野さんは、帯広市では2000年に約3千人だった介護認定者は、05年には5千5百人と増えているとのべ、「認定を受けながら継続したサービスを利用していない人の14%が『利用料が高くてサービスを受けられない』と答え、その比率は年々高くなっている。負担が重くなることに対し、市として重くならないよう、軽減措置は継続していきたい」。 高田さんは、「今までの家事援助が受けられなくなるのではという不安の声があるが、サービスを減らすのは非常に難しいのが実態。また家族も在宅で介護や看護するには、経済的、精神的負担が重過ぎる。介護サービスを提供する側の課題も多い。利用者のことを理解し支援する視点を持つことが必要」。 紙さんは、「改定では、介護サービスの制限や居住費、食費の自己負担など国民負担の方向になっている。そして保険料・利用料を支払い能力に応じた負担に変えることや施設などの基盤整備、介護報酬の改善、労働条件の改善など現場の実態にたった内容になるように取り組むことが必要です。税金のムダつかいをやめれば、財源確保は可能だ」。 参加者からは、「要介護一の親は介護サービスの内容が変わるたびに、説得をするのに大変な思いをしている。また変わるのかと思うと、年寄りの気持ちも考えてほしいと思う」。 「ヘルパー事業所にいるが、ヘルパーの報酬は少なすぎて、生活できるような額でない。ちゃん…と評価して報酬も引き上げるべきだ」「102歳の親が特養に入所している。自己負担が増えると利用料を払える状態でない。現場で苦しまない制度をつくってほしい」などの発雷がありました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/22より)

 24万1371票(得票率7・48%)を獲得
 日本共産党 宮内氏ら記者会見


 11日投開票された衆院選比例代表北海道ブロック(定数8)で、日本共産党は、24万1371票(得票率7.48%)を獲得したものの議席には届きませんでした。
 12日午前零時すぎ、報道陣が待つ札幌市内の事務所に姿を現した宮内聡比例候補は支援者らをねぎらいがっちり握手。大勢が判明したことを受けて開いた記者会見で、「小泉自公政治の行き詰まりに対して、打開の方向を示した日本共産党の訴えは、確かに道民の心に響き、これだけの方から支持を得ることができた」と、全力を尽くした短期決戦の選挙戦を振り返り、「議席には届かなかったが、憲法9条を守り、郵政民営化、消費税の増税にきっぱり反対するという公約実現のため、これからもたたかいを継続していく。道民の声を国政に届けるために、道民の中に根を張り、捲土(けんど)重来を期して引き続きがんばりたい」ときっぱり表明しました。 同席した西野敏郭道委員長は「日本共産党は、郵政民営化、庶民大増税、憲法改悪という自公の悪政と、同じレールを走る民主が競い合う間違った政治と対決する『たしかな野党』が必要だと.訴えてきた。宮内、渡辺両候補の訴えの届いた方には大きな共感をいただいた」と選挙戦の手ごたえを指摘しながら、「しかし、すべての道民に届けきる点で、もう一歩、私たちの力が及ばなかった」と述べました。 そして、「ますます国民いじめが強まることが懸念される。国民の立場で活動するわが党の役割がますます重要になってくる。郵政民営化法案の廃案をはじめ、選挙で掲げた公約の実現を目指し、国会の内外で引き続きがんばりたい」と話しました。 また、渡辺ゆかり比例候補は「郵政民営化、庶.民大増税、憲法改悪の問題点を一生懸命訴えてきたが、全道民に届け切る状況をつくれなかった。平和と暮らしを守る道民のみなさんの運動と力を合わせてこれからもがんばる」と語りました。 会見には、紙智子参院議員、児玉健次元衆院議員らが同席しました。
(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/13より)

 きょう投票 「確かな野党」の前進で政治変えよう
 大接戦 支部・後援会が奮闘

 郵政、増税…痛みごめん 宮内候補

 日本共産党の宮内聡比例候補は10日、日本共産党の比例議席を取り戻すため、力をふりしぼり札幌市内を駆け巡りました。
 昼には、大通公園の前で、紙智子参院議員とともに訴えました。
 腕まくりをして選挙カーの上に立った宮内候補は、郵政民営化など、国民の大切なサービスを破壊し、痛みを押しつける自民・公明、民主の「改革」を批判しました。
 宮内候補は、共産党が道民と力を合わせ、道内で6億円を超えるサービス残業代を払わせた実績などを紹介し、「みなさんの願いは、私、宮内が国会に届けます。比例は『日本共産党』とお書きください」と力を込めました。
 紙議員は、自民・公明、民主、社民、新党大地が票の取引や選挙協力で「相互乗り入れ」していることを指摘。「これらの党に投票したら大切な一票が行方不明になる。願いを託せるのは、たしかな野党の共産党しかない」と訴えました。
 宮内候補は、演説を終えると選挙カーを飛び降り、演説を聞いた市民に駆け寄って固い握手を交わしました。5歳の娘を連れた中川ふみよさん(40)=看護師=は「やっぱり庶民の味方は共産党だけ。娘は来年小学校ですが、学童保育が整っていない。女性が働きやすい社会にしてほしい」と語りました

 「たしかな野党」広げに広げ広げぬいて
 北海道で石井副委員長


 日本共産党の石井いく子副委員長は9日、北海道を訪れ、札幌市内3カ所と室蘭市の繁華街で街頭演説。宮内聡、渡辺ゆかり両比例候補、紙智子参院議員らとともに、北海道ブロックでの日本共産党の比例議席をなんとしても、と訴えました。 石井副委員長は、郵政民営化で景気がよくなり外交問題も解決するという小泉首相の言い分を、日本共産党が論戦で打ち砕いてきたこと、論戦を通して「民営化はおかしい」の声がようやく広がりつつあることを紹介。「共産党が切り開いてきた論戦が力を持ちつつある」と語りました。 自民と民主、自民と公明、民主と社民の相互乗り入れ・一体化の「政党の溶解現象」について石井副委員長は「垣根もなく行ったりきたりするのは、政策に違いがないことをみずから証明するものだ」と厳しく批判しました。 石井副委員長は、「国会では、自民も公明も民主も憲法変えろ変えろの大合唱。世界に誇る憲法9条を守りたいとお思いのみなさんの一票を、党派の支持を超えてぜひ日本共産党にお寄せください」と呼びかけました。伊達市を中心に憲法を守る活動をしている澤田達二さん(67)は「小泉内閣の4年間で有事法などを通し、戦争協力の地ならしがされた。次には憲法を変えて日本を『戦争をする国』にしようとしている。暮らし、福祉、憲法を守ろうとしたら、もう共産党しかない。なんとしても比例議席獲得のため残る期間、全力をつくしたい」と力を込めました。
(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/10より)

 「比例は共産党」徹してこそ 
 戦争させぬ、くらし優先の党訴え
 室蘭、札幌で候補ら力込め 駆け足で対話に戻る人も あす投票


 「あと2日、北海道の比例議席獲得に全力投球です」「今ががんばりどき。寸刻惜しみぎりぎりまで訴えつづけます」 日本共産党の石井いく子副委員長を迎えて、室蘭と札幌市3カ所で街頭演説が9日に行われ、集まった人たちは選挙に向けての決意を次々と語りました。
 宮内聡比例候補は「なんとしても比例の一議席を」と訴えました。渡辺ゆかり比例候補、さとう昭子9区候補、市川守弘弁護士、紙智子参院議員もそれぞれ力をこめて呼びかけました。 室蘭市は450人、札幌市は清田区、厚別区、北区で約600人が集まりました。室蘭では繁華街の通りが通れなくなるほどの人たち。石井さんや候補の訴えに大きな拍手がおこりました。札幌市でも声援をおくる人、買い物帰りで足を止める人が演説に聞き入りました。 メガホン宣伝を終えてかけつけた厚別新婦人内後援会の下条節子さん(59)。「若い会員さんでも決めていない人が多くいます。なんとしても比例で当選させるために一人でも多く声をかけていきたい」 厚別東後援会の三上敏夫さん(80)は、対話数は数え切れないほど、この三曰間では百人以上に訴えてきました。「昨年と反応が違う。とにかく日本共産党を押し上げるために対話を続けます。党の本当の姿を語って支持を広げます」 清田区では、北野台後援会の人たちが対話行動の合間にかけつけました。女性(74)は「前回の総選挙の時、あまりの悔しさに眠れなかった。今回は眠れるようにがんばって電話で支持を訴えています」と駆け足で対話行動に戻っていきました。 清田区の男性後援会員(67)は「改憲の狙いを郵政で隠していることに一番腹が立つ。この選挙、負けるわけにはいかない。残された時間、やり残すことのないよう、最後の最後まで全力を挙げて、党の政策を有権者にきっちり伝えきりたい」と張り切って話しました。
(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/10より)

 精力的に渡辺候補


 日本共産党の渡辺ゆかり比例候補は9日、石井いく子党副委員長とともに、室蘭市、札幌市の清田区と厚別区で気迫の訴えをしました。清田区では、紙智子参院議員も応援に駆けつけました。 渡辺候補は、連日の訴えで太くなった声を響かせ、「何としても北海道から日本共産党の比例の一議席を勝ち取りましょう」と呼びかけました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/10より)

 通年雇用7安定給付金制度 制度存続へ28年間尽力
 宮内候補も政府交渉重ね ―光る共産党の実績


 積雪・寒冷地の北海道では、冬期間に仕事がなくなる建設・季節労働者の生活に「通年雇用安定給付金制度」が重要な役割を果たしています。日本共産党は制度存続のために、28年間尽力してきました。宮内聡比例候補は何度も政府交渉で訴えてきました。 道の建設・季節労働者は、年収200万円以下が男性43%、女性は90%という実情で、文字どおり給付金制度は「命綱」です。年間100億円近い給付助成金は、道内の事業主、地域経済、自治体をも支えています。 季節労働者の失業給付はかつて90日分支給されていましたが、1976年に50日分に大改悪。さらに政府は今この制度を「通年雇用の効果があらわれない」として2007年度から廃止しようとしています。
 しかし政府はこの間、ドイツやデンマークなどのように冬期間の公共工事をつくるなど、通年雇用への具体的施策を何もとっておらず、廃止は許されません。労働者の生活と建設業者の営業を守る上で給付制度は欠くことができません。 宮内候補は今年6月、「地元で働く仕事と90日支給復活を要求する北海道連絡会」の代表とともに、尾辻秀久厚労大臣に制度存続を強く申し入れました。7月にはそのための日本共産党の政策も発表しました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/10より)

 コメとシャガイモ 価格守り輸入阻止を
 政府に対策をせまる―光る共産党の実績


 前年の冷害にもかかわらず、2004年産の北海道産米は、60`1万円を切る深刻な事態になり、日本共産党の宮内聡比例候補や紙智子参院議員は、農家の切実な声を国会に届け、対策を要求しました。
 暴落の原因は、政府が市場原理を放置したうえ備蓄米古米を大量に売却したからです。
 宮内候補は現地を調査し、「これでは米を作り続けられない」との農家の実態と要望を聞きました。政府との交渉では「政府は採算の限界を超えようとしている米価の下支えを行え」と農家の思いを代弁しました。
 国会では紙智子参院議員が、政府備蓄の古米の売却中止、政府米の100万d買い入れ、経営安定対策の見直しなど緊急の対策を要求しました。

 ◇

 アメリカが解禁を迫る生鮮ジャガイモの輸入についても、日本共産党は輸入阻止に全力をあげています。紙議員は2回にわたる質問で、政府から「(病害虫の)リスクを高めるようなことはしない」と答弁を引き出しました。 宮内候補は、今年7月の政府交渉で、病害虫の道内被害を訴え、「輸入は絶対許されない」と迫りました。 日本共産党は各地で「食と農」のシンポジウムを開くなど、道の農業と食の安全を守るためにがんばっています。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/06より)

 庶民の味方、共産党大きく 小泉“痛み”政治こりごり
 聴衆熱気  定数8で議席必ず 小樽、札幌市田演説


 日本共産党の市田忠義書記局長を迎えて行われた2日の街頭演説には、旭川市で700人、小樽市で800人、札幌市で3000人を超える道民が集まり、熱気にあふれました。札幌では紙智子参院議員が訴えました。
 
 札幌
 市田氏は、地方議会での日本共産党の議席数を示し、「北海道の力で定数8で議席をとれないはずがない」と力を込め、「ダイヤモンドのように光り輝く共産党を進出させて道民の声を国政に届けよう」と訴えました。
 宮内聡比例候補を先頭に、横山ひろ子1区、金倉まさとし2区、かわべ竜二3区、琴坂てい子4区、山崎たかひろ5区、田辺八郎6区の各小選挙区候補がそれぞれの会場で紹介されると、拍手にわき返りました。札幌では、タンバリンなど鳴り物もにぎやかです。
 買い物袋を両手いっぱいにして足を止めた41歳の女性は、「分かりやすくてスッキリ。自民党が民営化をすすめたいのは、アメリカや大銀行のためなんですね」と満足顔です。
 励ましあつて暮らしよく 無職の太田愛子さん(60)札幌市清田区 今日も電話で「共産党を応援してね」とお願いしてきたんですよ。つながりのある人にはひととおり電話したので、今日からは電話帳で電話しています。「小泉政治に痛みを感じていませんか?」
と声をかけると話がはずんで、「ほかの党にしようと思っていたけど、共産党も考えてみます」
という反応も多いんです。
 全党員が動いたら勝利できるという市田さんの話はそのとおりだと思いました。お互い励ましあって、医療、介護、暮らしをよくするために、訴えていきたい。
 平和な社会を子どもたちに .夫と2人の娘と参加した沢野亜矢子さん(34)札幌市東区 これから子どもが大きくなりお金がかかるので、教育、老後が心配です。税金(政党助成金)を自分の党の運営資金に使っていて、さらに国民から税金をとろうとするのはおかしい。清潔な党、共産党に大きくなってほしい。
 憲法9条を変えるのは反対です。平和な社会を子どもたちに残すのが私たちの役目。怖い思いはしたくないし、させたくない。

 小樽
 小樽市内をはじめ後志管内の各町村から集まった日本共産党小樽街頭演説。始まる30分以上前から、会場の長崎屋前には、ぞくぞくと党員、後援会員、支持者が集まってきました。
 自民、民主では良くならない 貸し切りバスで参加した女性後援会員(68)=余市町 私たちの暮らしがこれからどうなるのかを聞きたかった。自民、民主では政治は良くならないことがわかりました。庶民の立場に立つ共産党の議席を回復させるため、がんばりますよ。
 郵政だけ争点国民をばかに 松井四十二さん(62)=蘭越町 郵政民営化だけを争点にしてあとは白紙委任とは、国民を愚弄(ぐろう)している。憲法、増税問題があるじゃないですか。年金、医療が改悪され、暮らしがきびしくなるときだからこそ、共産党を大きくしなければ。
 信用できるのは共産党しかない 高木通子さん(70)=小樽市 郵政民営化は私たち庶民にとって何もいいことはない。絶対反対です。小泉政治にこれ以上痛めつけられたくないし、自民、公明、民主は信用できないから、もう共産党しかありません。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/04より)

 野菜産地復旧緊急事業 個人農業施設に初の補助
 自治体からも「助かった」 ―光る共産党の実績


 2004年9月、北海道を襲った台風18号は、50年前の洞爺丸台風を上回る大きな被害を残しました。直ちに宮内聡比例候補、紙智子参院議員、地方議員は被災地に入りました。現地の要望をもとに政府や北海道に要請をかさね、個人の農業施設への補助を実現しました。
 「ビニールハウスが一瞬にして倒れた」「収穫前のリンゴがこんなに落ちて」とぼうぜんとする農家。「ビニールハウスを建て直そうにも、資材が高騰、農家をやめざるをえないところまで追い込まれている」など、復旧への手厚い支援が強く求められました。
 要請の結果、実現したのが、個人の農業施設も補助の対象となる「野菜産地復旧緊急事業」です。国は個人の財産には助成しないのが原則。ハウスなど農業用施設も個人の復旧には支援がありませんでしたが、今回はじめて農家の共同申請で個人にも補助が実現しました。
 ビニールハウスやパイプ、土壌被覆資材が対象となり、補正予算で33億2千万円が組まれました。自治体担当者や農協からも「たいへん助かった」と喜ばれました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/04より)

 障害者「自立支援法案」 宮内候補、廃案へむけ全力
 現場の声、国会に届ける―光る共産党の実績


 小泉内閣と自民・公明両党が強行しようとした障害者「自立支援」法案は、障害者・家族のねばり強い運動で廃案に追い込まれました。日本共産党は、「応益負担」を導入し障害者の生存権を侵害する福祉破壊の大悪法と批判。廃案のため全力をあげました。
 宮内聡比例候補は、「自立支援」法案への不安に苦しむ切実な声を、旭川や札幌など各地の小規模作業所や障害者団体をまわり聞いてきました。
 紙智子参院議員は、3月の予算委員会でいち早く小泉首相に応益負担の撤回を要求。「障害者の自立を阻害する」と具体的な指摘に、小泉首相も「不十分なところがある」と認めざるをえませんでした。
 小泉内閣は、総選挙後の国会で「自立支援」法案成立をねらっています。宮内聡、渡辺ゆかり両候補、紙議員は国会解散後すぐに、障害者団体などをまわり廃案を報告。「ともに法案の復活を許さないたたかいを」と誓いあいました。
 国会には炎天下のなか、連日多くの障害者がつめかけましたが、参議院には手話通訳配置の規程がないことが明らかに。障害者団体から要望をうけた紙議員が議運委員長に働きかけ、初めて手話通訳が置かれました。
(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/03より

 気象庁システムと一元化へ 「速報できる」町村長も歓迎
 ―光る共産党の実績


 日本共産党の宮内聡比例候補、紙智子参院議員らの政府交渉によって、震度計のシステムが一元的に処理できるものになる予算がつきました。
 文部科学省所管の独立行政法入・防災科学技術研究所が設置する道内の震度計185カ所は、気象庁の地震観測システムと接続されていませんでした。これが、今年度中に気象庁のデータと通信できるように機種・機能が更新されることになり、道内の小さい町村の震度も発表されるようになります。日本共産党が政府交渉で繰りかえし要求し、震度計更新の予算がついたもの。
 2004年12月に発生した留萌地方南部の地震では、被害が大きかった小平町に同研究所の震度計が設置されていましたが、規格が合わないということで気象庁発表の震度には反映されていませんでした。
 03年の十勝沖地震以来、十勝管内の震度速報空白の7町村(大樹町、中札内村、池田町、浦幌町、士幌町、新得町、陸別町)から日本共産党が要請を受け政府交渉で
訴えてきました。
 池田町の勝井勝丸町長は「道外の池田町関係者から、隣町が震度6で池田町はなんでもなかったのか。どうして速報されないのかと
おしかりを受けていた。速報値が出される見通しがたって本当にうれしい」と語っています。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/01より)

 光る共産党の実績 ムダなダムをストップ
 絶滅危ぐ種イトウを守れ 湿地上流の砂防ダム中断
 ―光る共産党の実


 矢臼別演習場内の砂防ダム問題を、国会で日本共産党の紙智子参院議員が取り上げ、宮内聡比例候補、党道議らが現地調査に入り、建設が中断という状況になりました。
 そのほかにも宮内さんは、自然破壊が指摘されているサンル川ダム、平取ダムなどの無駄な大規模ダム計画の現地調査に入り、自然を守るため奮闘し続けてきました。
 ラムサール条約登録湿地の別寒辺牛湿原を流れる別寒辺牛川は人の手が加えられない原始の姿を残しており、河口部の厚岸湖・湾のカキやアサリなどの漁業に上流部から貴重な栄養源を供給しています。
 この支流域の陸上自衛隊矢臼別演習場内に防衛施設庁が218bの巨大な砂防ダムをつくり、絶滅危ぐ種イトウが死滅の危機にさらされるという問題が2002年におこりました。これは在沖米海兵隊の県道越え砲撃訓練の矢臼別への移転受け入れの地域振興策として盛り込まれたものでした。
 日本共産党は国会でも地元・厚岸でもいち早くこの問題をとりあげ、「このような場所に巨大ダムはいらない」「イトウのすむ自然を守れ」「厚岸湾の水産資源にも悪影響」と行政に迫りましだ。
 宮内さんも党議員団とともに現地調査に入り、関係者と懇談し激励しました。自然保護団体や地域の人たち、日本共産党の国会論戦で、防衛施設庁も砂防ダムの建設を中断し有識者検討委員会を設置し、現在、砂防対策を検討し、見直すことがすすめられています。(「しんぶん赤旗」北海道版/2005/09/01より)

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