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2004年8月

台風15号被害 1億3千万円 リンゴ農家に支援ぜひ 災害資金発動 借入金の償還猶予 防風ネット 共産党 写真手に道に要請
 台風16号が北海道に近づいていますが、渡島・檜山地方を直撃した先の台風15号は、道内第二のリンゴ産地・七飯町を直撃。リンゴ農家だけで1億3千万円の被害を受けました。被害農家への支援を求めて、日本共産党の大橋晃道議、宮内聡党国会議員団道事務所長、前川一夫道南くらし・福祉対策委員長は30日、佐藤隆道農政部長に対して、災害資金の発動や、公社からの借入金の償還猶予、防風ネットの設置などを要望しました。
 現地調査をして惨状を目の当たりにした宮内所長は、落ちた実の実物となぎ倒された若木の写真を佐藤農政部長に手渡し「落ちた実は加工できず、つぶすしかありません。袋がかかっているので処分するにも手間ひまがかかります。収穫まであと20日、今年は豊作だと喜んでいたので、農民の落胆は大きい」と、道としての経済的な支援を強く求めました。
 前川さんは「七飯のリンゴ農家は、リンゴ生産発祥の地として、誇りを持ってリンゴをつくってきました。ぜひ応援してほしい」と訴えました。
 応対した佐藤農政部長は、災害資金の借り入れ手続きを簡素化してほしいと要望が出ていることについて「制度上の問題点は勉強したい。地元から意見を上げてほしい」と述べました。また、金融機関、公社などの借借入金の償還猶予についても検討する意向を示しました。
 大橋道議は「台風16号による被害の発生も想定して対応してほしい」と要請しました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/31より)

党創立82周年記念 十勝地区委の講演会に250人
 日本共産党十勝地区委員会は26日、帯広市内で党創立82周年を記念する講演会を開き、250人が参加しました。
 開催に先立って、50年党員・永年党員の顕彰が行われました。
 主催者を代表して佐藤糸江党地区委員長があいさつ。
 宮内聡党国会議員団道事務所長が「どんなときにも平和の問題を真っ正面から取り上げ、命をかけて侵略戦争阻止に取り組んできたのが日本共産党の82年の歴史です。自民・民主が『憲法9条』を変えることを競い合っている。沖縄の米海兵隊を矢臼別に移すということも現実味を帯びた課題として出てきています。どんな風が吹いても日本共産党に投票してくれる有権者をどう実現するかに知恵と力を合わせたい。駒大苫小牧校に負けない不屈性で奮闘したい」と決意表明しました。
 最後に長谷部昭夫国会議員団11区事務所長が閉会あいさつをしました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/29より)

諫早湾干拓差止め訴訟 原告らが党本部訪問 市田書記局長が懇談・激励
 長崎県の諫早湾干拓事業の差し止めを求める訴訟を佐賀地裁に起こしている「よみがえれ!有明海訴訟」の原告団、弁護団、支援する会の代表らが二十七日、日本共産党本部を訪れ、市田忠義書記局長、紙智子参議院議員、岩佐恵美党市民住民運動局長、有坂哲夫党農・漁民局長と懇談しました。
 訪れたのは森永正之、後藤富和の両弁護士と、金澤徹男佐賀県諸富町漁協監事、宇土義喜長崎県有明町漁協理事、五島久嗣支援する長崎の会事務局次長ら。
 市田氏らは、工事の差し止め仮処分を決めた二十六日の佐賀地裁決定について、「おめでとう、皆さんの粘り強い運動で、世論を動かした成果ですね」と握手で迎え、和やかに懇談しました。
 森永弁護士は、「第一段階としては最良の結果が得られた。しかし、工事を止めるだけでは有明海の再生はできず、水門の開門などの措置が必要。国が異議申し立てする可能性も高い。これまで以上の尽力をお願いします」と要請しました。
 金澤さんは「海は年々悪くなる。大浦では今年アサリ貝が赤潮で全滅した。小さい子どもを抱えた後継者たちの未来を考えると夜も眠られんとです」と訴えました。
 市田氏は「要請には全面的に賛成です。日本共産党も国会内外でごいっしょに頑張ります」と激励しました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/28より)

すべての工事止まった 支援集会「希望わいてきた」
 「きょうすべての工事が止まりました」。東京・千代田区の弁護士会館で26日夜開かれた「よみがえれ!有明海訴訟支援東京集会」。馬奈木昭雄・弁護団長がこう諫早湾干拓事業差し止め仮処分決定を報告すると大きな拍手が会場から沸き上がりました。
 壇上には、佐賀、熊本、名が咲く、福岡各県のノリ漁やタイラギ潜水漁などを営んできた原告の漁民5人が並び、あいさつ。「今回の差し止め決定で生きる希望がわいてきた」「この運動で元気がついた。早く潮受け堤防をなくし、干潟が再生するようにしたい」と、「宝の海」有明海を取り戻す決意を表明しました。
 ことし2月に現地調査した日本共産党の紙智子参院議員、赤嶺政賢衆院議員が、激励のあいさつをしました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/27より)

増税ノー世論の力で 消費税問題 宣伝に怒りヒシヒシ
 消費税廃止道各界連絡会は、毎月24日に行う街頭宣伝署名行動を24日、札幌市中央区大通公園でとりくみ、市民に自民党・公明党や民主党の消費税増税の動きを「世論の力でやめさせよう」と呼びかけました。
 「消費税だまっていたら大増税」との横断幕を掲げ、「消費税は弱い者ほど負担重く、最悪の福祉破壊税」と書いたビラを配布。
 道労連の小室正範事務局長、道民医連事務局長の橘晃弘さん、北商連事務局長の三浦泰裕さん、日本共産党の宮内聡国会議員団道事務所長らが宣伝カーから、「高齢化社会や福祉のためとして消費税が導入されて以来、福祉は改悪につぐ改悪です。国民のとってはムダ遣いを紙ながら、医療や介護、年金など社会保障に負担を強いる政治を変えよう」と次々訴えました。
 宣伝カーの周りでは、道労連、高教組、民医連、北商連、日本共産党から11人がビラを配りながら署名の協力をよびかけました。
 昼休み公園で休憩していたサラリーマンや主婦や高齢者の人々が署名に応じていました。高齢の男性は、弁士に握手を求めて「がんばってください」、また手に障害のある男性は「私が書けないので代わりに書いてください」とのべるなど、消費税増税に反対して怒りが感じられる宣伝でした。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/26より)

消費税やめさせよう 消費税廃止各界連絡会が宣伝
 消費税廃止各界連絡会は24日、東京・新宿駅西口で宣伝・署名にとりくみ、小泉内閣や民主党の消費税増税の動きを“世論の力でやめさせよう”と呼びかけました。
 日本共産党の紙智子参院議員をはじめ7人の弁士が宣伝カーから、消費税が大企業減税の穴埋めにされ、米軍への戦争協力のため「戦争税」になっていると紹介。国民にとってはムダ遣いをしながら、医療や介護、年金など社会保障には負担を強いる政治を変えようと訴えました。
 女子大学生(26)は「高所得者も低所得者も同じ税金というのは平等でない。社会保障のためといいますが、年金保険料でムダな施設をつくっている」といい、署名に応じました。
 夫婦で買い物に来たという男性(71)は「5%に増税しても年金や福祉は下げられています。少しは消費税もしかたがないかなと思うこともありますが、使い道が分からない」と増税派を批判します。ビルのそばで訴えを聞いていた男性(67)も「最初が3%、それが5%でしょう。生活保護で今も大変なのに、絶対だめです」と話しました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/25より)

憲法9条 消費税 年金 党の立場広く道民に 共産党道委 定例宣伝スタート
 日本共産党道委員会は24日朝8時から、JR札幌駅前で出勤する市民らに憲法改悪、消費税増税反対を訴えました。
 この日の宣伝は、今の政治の重要争点、改憲や消費税増税のたくらみ、年金改悪問題を道民のあいだで大いに語ろうと、道委員会が始めた定例宣伝行動の第一回。党国会議員団道事務所長の宮内聡さん、札幌市議の熊谷憲一さんがマイクを握りました。
 宮内さんは全道的に関心を集めている駒大苫小牧高校の優勝を「しんぶん赤旗」が主張で取り上げたこと、記事を連日載せていることを紹介。スポーツ界からも大きな信頼を得、道民の関心にずばりこたえる「しんぶん赤旗」の購読を訴えました。用意した20部の見本紙は、10分足らずでなくなりました。
 沖縄での米軍ヘリの墜落事故、実弾砲撃演習の矢臼別への移転問題の不当さに触れた宮内さんは「平和憲法をしっかり守り、日本の現実政治に生かそうとしているのが日本共産党です。憲法9条を守ってこそ、日本は平和的に国際貢献できます」と力を込めました。
 熊谷さんは自、公、民の狙う三年後の消費税増税について「有権者は参院選で白紙委任状を渡したわけではない」と批判。「大企業優先、日米同盟優先の政治を国民中心の政治に切り替えましょう」と呼びかけました。
 宣伝には、宮内さんと熊谷さんのほか、道委員会から9人の勤務員が参加しました。道委員会は、毎週二回の繁華街での定例宣伝を計画しています。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/25より)

台風15号 果樹被害1億3千万円 七飯町 紙参院議員らリンゴ農家調査
融資求める声
 北海道、渡島・檜山地方を直撃した台風15号により、渡島管内七飯町の果樹地帯を強風が襲い、来月収穫予定だったリンゴが落ちたり、傷つき、リンゴの木が200本も倒れるなど大きな被害が発生しました。
 同町のリンゴ農家は47戸、作付け面積は80f、強風などによる被害は20日現在、果樹で1億3千万円になっています。
 この台風被害の調査のため、日本共産党の紙智子参院議員・農水委員、宮内聡党国会議員団道事務所長は21日、七飯町を訪れ、上野武彦同町議、原田有康党渡島・檜山地区委員長らとともに、同町の村瀬克巳農林水産課長から被害実態を聞き、リンゴ農家に向かいました。
 果樹園に一歩足を踏み入れると、赤く色づいたつがるや青い袋に入ったリンゴが落下して、足の踏み場がないくらい散らばっていて、若い木が点々と倒れ、強風が吹いたことを示していました。倒れた木の下で農家の人は「今年は豊作になると期待していたのに。落ちたものは加工にも何もならない」と肩を落としていました。
 「農業共済も落下して時点での価格で査定となるので、支給額は30%くらいかな。もう少し上積みしてほしい。本当は、無利子で何年か据え置きの資金がほしい」との要望に対し、紙議員は「資金融資問題、落下したリンゴ対策など、今後の対応について検討したい」と語りました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/24より)

滝川市党創立82周年 記念祝賀会に内外から90人
 日本共産党北空知地区委員会は22日、滝川市党創立82周年記念祝賀会を催し、党内外から約90人が参加しました。
 主催者を代表して谷建夫北空知地区委員長があいさつしたあと、党北海道委員会を代表して宮内聡党国会議員団道事務所長が、「憲法を改悪して戦争国家づくりがすすめられているいま、82年の歴史に貫かれている侵略戦争反対の伝統を発揮することがもとめられている。憲法9条を守れの広範な国民運動の発展に力をつくすとともに、来るべき総選挙では、北海道から必ず議席を勝ちとるためにがんばります」と決意表明をしました。
 来賓として出席した河野順吉深川市長、黄倉良二きたそらち農協組合長のあいさつにつづいて、紙智子参院議員があいさつに立ち、「参議院選挙で後退をきっしたが、平和、くらし、農業、地方政治のどの分野の問題でも国民の立場で打開できるのは日本共産党をおいてない。国民の苦難のあるところ日本共産党ありの立場を発揮してがんばるとともに、反転攻勢で次の国政選挙での躍進を期します」とあいさつしました。
 吉田忠夫上砂川町長の乾杯で祝宴にうつり、吉田好宏沼田町議会議長がしめくくりの乾杯をして終わりました。
 祝賀会には、貝沼宏幸上砂川町議会議長が参加したのをはじめ、滝川市、芦別市、赤平市、砂川市、歌志内市の各市長、芦別市、歌志内市、奈井江町の各議長から祝電・メッセージが寄せられ披露されました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/24より)

道全体が心躍らせた 参院議員紙さんが喜び語る
 目の覚めるような快挙に祝電を打ちました。
 北海道全体が心を躍らせてその熱戦に注目し、勝利を勝ち取った選手のすばらしいたたかいに拍手喝さい、喜びを共有したひとときでした。
 「本当に優勝したの?それにしてもすごい」こんな声も相次ぎました。いままで、北海道は冬は雪にうもれてグラウンドでの練習ができない期間が長いので、勝てなくても仕方がない、途中で敗退しても、よくそこまで頑張ったというのが、正直なところだったと思います。しかし、頑張れば乗り越えられない壁はないということを示す勝利だったと思います。香田誉士史監督の「道産子(どさんこ)が頑張った、生徒はのびのびと思い切ってやってくれた。最高です。ありがとう」と涙を流しながらのコメントにもらい泣きしました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/24より)

「戦争しない」誓い新たに 終戦記念日 憲法守れの声響く

 59回目の終戦記念日となる15日、道内各地で日本共産党と民主団体が、世界に誇る平和憲法を守ろうと、各地で憲法改悪反対の宣伝・署名などをくり広げました。

 党道委が街頭宣伝
 日本共産党道委員会と同国会議員団道事務所は正午から、札幌市中央区の大通公園で宣伝を行い、侵略戦争の反省の上につくられた憲法9条を守ろうと訴えました。
 高島勝・党道委統一戦線部長の司会のもとで紙智子参院議員と宮内聡・道国会議員団事務所長(衆院比例候補)が訴えました。
 宮内氏は「今年の終戦記念日は、北海道の自衛隊員が主力になった部隊が無法なイラク戦争に参加している中で迎えました。侵略戦争の犠牲と反省の上に立ち『戦争のない世界』をめざす決意でつくられた憲法9条をないがしろにしている自民・公明の政治を許すことはできません。9条をはじめ憲法のすべての条項を守りぬくために力を合わせましょう」と呼びかけました。
 紙参院議員は「8月15日をどう迎えるのか、今の政治の現状はどうなのかが大きく問われている。小泉首相も民主党の岡田代表も、アメリカ言いなりで海外で戦争する国にしようと憲法9条の歯止めを取り払おうとしています」と批判。「日本共産党は戦前・戦後、命がけで戦争に反対してきた政党として、みなさんと力を合わせて憲法を守り、たたかいの輪を広げるために力を尽くします」と訴えました。
 土砂降りの雨の中で聞いていた豊平区の女性は「年金暮らしの私たちの生活は大変。戦争は本当に嫌です」と話し、「共産党頑張って」と声をかけていました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/17より)


泊原発を総点検せよ 北電本社に共産党が申し入れ 交換前の配管が減肉 北電側明かす 道民へ積極的に情報公開を
 作業員4人が志望した関西電力美浜原発3号機の配管破裂事故を受け、日本共産党道委員会、同国会議員団道事務所、同道議団は11日、北海道電力本社を訪れ、泊原発の安全確保と総点検を申し入れました。
 申し入れは石橋哲郎道副委員長、大橋晃、真下紀子両道議、坂本恭子札幌市議、吉野敬二衆院道事務所長が行いました。北電側は小林博悦広報部次長らが応対しました。
 大橋道議は「“関西電力はずさんだが北電は大丈夫”とはいえない。泊原発2号機で一次冷却水漏れ事故(2003年)を起こしている先例もある」と述べ、次の三点について適切な対応を求めました。
 ▽今回事故の原因となったタービン建屋内の二次冷却水配管についてこれまでどのような点検補修を行ってきたか明らかにすること▽美浜事故を受けて泊原発について今後どのような安全対策をとるのか明らかにすること▽7月から運転を再開した2号機の総点検とともに、先に行った点検の詳細報告、14日から定期点検に入る1号機の点検を明らかにすること。
 北電側は、1号機(1989年運転開始)は第9回定期検査(2000年)で、2号機(91年運転開始)は第10回定期検査(今年)で、それぞれ配管を減肉しにくいステンレス製に交換したことなどを説明しました。
 質問に答える中で北電は、交換前の配管の肉厚が9.5_から5・7_に減っていたこと、定期点検は下請け会社などに委託していることを明らかにしました。
 また、これまでの点検補修結果と火力発電所のタービン建屋部分についての資料を提出することを約束しました。
 大橋道議は最後に「安全協定にもとづいて道や地元自治体には報告はあるだろうが、道民に対し積極的に情報公開を進めてもらいたい。それが道民の安心につながる」と強調しました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/12より)

米と食の安全守れ 農民連、食健連が中央行動

 農民連(農民運動全国連合会)と全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は11日、生産者米価の異常暴落事態への緊急対策とBSE(牛海綿状脳症)の全頭検査継続を求め中央要請行動をおこないました。
 東京・霞が関の農水省前には、旧盆前の忙しいなか生産者、労働者、消費者など約200人が参加。「稲は黄金色に輝き始めているが、農協が示したわせ米の仮渡し価格は去年の半額だ。農家は青ざめている。これでは米づくりで生きていけない」(千葉県・大木伝一郎農民連会長)。農水省が“超古米”を大量に売り出し新米の暴落につながっていることを糾弾しました。
 BSE全頭検査をめぐっては、日米専門家協議と食品安全委員会で弱齢牛を検査からはずそうとの動きがでていることから「アメリカのいいなりで日本の安全基準を緩和するな」と唱和しました。
 米問題では、エサやプラスチックにするはずだった7、8年前の超古米を72万dも販売した農水省の姿勢に怒りが爆発しました。「なぜそんな米を大量に売ったのか」「古い米は消費の拡大になるはずがない。農水省は悪質な商売人か。一部業者にこたえて日本農業をつぶす気か」との追及には、消費者から「そのとおり」との声が飛びました。

 食の安全守る共同を確認 紙参院議員が激励
 省庁交渉後におこなわれた集会では、「農協も自治体の首長も米価暴落には怒りがあり、農民連の行動に賛同してくれた」(福島県)などと交流。日本共産党の紙智子参院議員がBSE全頭検査を守れと活動した国会報告し、激励しました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/12より)


党豪雨災害対策本部 拡大対策会議開く
 日本共産党の豪雨災害対策本部(本部長=高橋千鶴子衆院議員)=は10日拡大対策会議を開き、新潟、福島、福井の豪雨災害について、被災者の生活再建支援法の適用などでの状況を踏まえ、今後の活動方向などを話し合いました。
 穀田恵二、山口富男の各衆院議員と紙智子、小林みえこ、小池晃、井上哲士、仁比聡平の各参院議員が参加しました。
 高橋議員は、「支援法の対象となる大規模半壊の解釈を実態に応じて広げたことなどは前進。なかでも福井県が支援法では不十分として独自の支援策を発表するなど、こうした自治体の動きと連動したことが力になった」とこれまでの活動と到達点について報告。「今後も繰り返し現場に足を運び、地元の運動と結びつきながら議員団などが連携し、災害救助法に基づく支援に畳の張り替えを認めさせる問題や、中小企業支援策などで具体的な要求実現を勝ち取っていきたい」と強調しました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/11より)

矢臼別演習場内で40回目 憲法と平和盆踊り 全国から1100人 平和公園造りへ川瀬さん決意

 「米海兵隊は本国に帰れ 憲法9条を守り抜こう!」−8・7全道集会が開催された7日夜、陸上自衛隊矢臼別演習場で第40回矢臼別平和盆踊り大会が行われ、全国と道内からかけつけた人など1100人が参加。うたごえ、エイサー踊り、かがり火に照らされ、浴衣姿の盆踊りなど熱い交流が続きました。

 同演習場のど真ん中の川瀬牧場には、舞台を中心にたくさんのテントが並び、夜空にさく裂する花火には「二万町歩を町民に返せ」との希望が託され、歓声がわきあがります。各テントでは若者の元気な歌や鉄板焼きを囲んでの交歓が深夜まで盛り上がりました。
 開会集会で「矢臼別は日本の灯台、いまや世界の灯台です。憲法を武器に40年間、平和の道を照らし続けた人」と川瀬氾二さん(78)が紹介されました。同氏は多くの仲間とともに「ここに平和公園を築き、温泉も掘りたい」と表明。
 釧路平和委員会の三宅信一委員長が、「50回大会までに公園を」と元気に奮闘する川瀬さんの近況を報告。日本共産党の紙智子参院議員、宮内聡国会議員団道事務所長が壇上で紹介され、紙さんが「いま憲法9条改悪の危険が迫っているなか、矢臼別のたたかいは世界に誇るものになっています。40周年を結節点にさらに活動を広げましょう」と連帯のあいさつをしました。
 看護師の太田垣麻美さん(44)=姫路こまの会=は「『継続は力なり』を実感している。矢臼別では見えない所に自衛隊がひそんでいる。このことを多くの人に伝えたい」と語り、職場の若者と参加した信行真紀江さん(28)=道東勤医協=は「ここにくると必ず発見があります。平和のことを真剣に考え、元気になるんです。日々の仕事もいろいろ見えてきます」と熱っぽく話しました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/10より)


矢臼別に米軍いらない 全道集会 “憲法守れ、平和守れ”
 在沖縄米海兵隊の移転候補地とされている陸上自衛隊矢臼別演習場(北海道別海町など三町)で「米海兵隊の矢臼別駐留反対 平和憲法の改悪許すな!」8・7全道集会が7日午後開かれ、姫路をはじめ関西、関東や道内から夜行バスで7時間かけ参加した人など650人が集いました。
 会場の川瀬牧場は、有刺鉄線で囲まれた広大な同演習場のど真ん中。自衛隊の「立ち入り禁止」の看板を圧倒し、林立する「2万町歩を農民に返せ」のノボリが目立ちます。
 主催者(同実行委)を代表して山下忠孝さんがあいさつ。日本共産党の大門実紀史参院議員が「自民、公明、民主が改憲のテンポを速めるなか、ここ1、2年が激しいせめぎあいになる。いまこそ『憲法を守れ、平和を守れ』の声を矢臼別と全国からあげていきましょう」と激励しました。
 演習場内に住む川瀬氾二さん(78)は「今年に入り、出入りの自由が制限され、国家主権の強化の気配を感じる。米軍の移転構想と連動しているのではないか」と述べ、さらなるたたかいの決意を表明しました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/07より)

改憲阻止の国民的運動へ 道労連17回大会始まる 組織の飛躍的な拡大を提起 国労道本部から連帯メッセージ
 北海道労働組合総連合の17回定期大会が、7日から札幌市ではじまり、8日まで行われました。全道から各組合、地域の代表者85人が集まりました。
 開会あいさつで、道労連の山口康夫議長は「この一年間、みなさんと力をあわせて年金改悪やイラク派兵反対のたたかい、最低賃金の引き上げ闘争、組織拡大、国政選挙など多くの課題とたたかいに取り組んできた」と報告。参院選挙の結果を受けて「民主党の動きによっては、国民の期待と矛盾が表面化する。そこをしっかり見据えてこれから運動を進めていくことが重要。憲法改悪の動きが本格化しています。学習を重視意思反対運動をすすめていきたい」と述べました。
 小室正範事務局長が、2004年度運動方針案を報告しました。急速に強まっている憲法改悪に向けての国民的な反対運動、労働組合を求める声に応える組織の飛躍的な拡大を提起しました。「働くもののホットライン」の全道的なネットワークづくり、「最低賃金」引き上げのたたかいなど情勢に攻勢的立ち向かう新しい挑戦の課題も盛り込まれています。
 大会には初めて、国鉄労働組合北海道本部から連帯のメッセージが届きました。
 全労連議長の熊谷金道議長と北海道憲法会議の竹中雅史事務局長、道社保協の甲斐基男事務局長、日本共産党の紙智子参院議員があいさつを述べました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/08より)

“決して忘れてはいけない” 原爆死没者北海道追悼会 核兵器廃絶 高校生ら誓う

 広島に米軍が原爆を投下してから59年目の6日、札幌市で原爆死没者北海道追悼会が開かれ、138人が出席しました。

 式典は「『あの日』を語り継ぐつどい」と追悼会の二部構成で行われ、原爆の恐ろしさをあらためて心に刻み、核兵器が完全に廃絶されるために奮闘することを確認し合いました。
 「語り継ぐつどい」の中で松本郁子さん(71)は、自らの被爆体験を「思い出したくもない体験です。59年前のきょう、母が勤労奉仕で出かけたあと、鋭い光が部屋に入ってきて、私は隅に走りました。奇跡的に助かったものの、母は帰らぬ人となりました」と当時を思い返しながら静かに話しました。
 「子どもを育てながら、自分は小さい子を残して死んでしまうのではないかと苦しみました。とても体調が悪い時もありましたが、子どもがもう少し大きくなるまでは生かしてくれと生きてきました」と被爆者として生死と隣合わせに生きてきた苦労を語りました。
 「平和への願い」と題して発表した高校生の今加菜実さんは「昨年の修学旅行で広島に行き、原爆ドームや資料館を見て涙をこらえることができませんでした。原爆が落ちたことを決して忘れてはいけない。核兵器がある限りおびえて暮らさなければいけない。武力と核兵器は無くさなければいけない」と涙ながらに訴えました。
 追悼会では、道被爆者協会の越知晴子会長が開会のあいさつをし、道宗教者平和協議会の松田平太郎さんが閉会のあいさつを行い、「死んでいった人の命が無駄にならないように核兵器廃絶、憲法9条を守る運動を広げよう」と述べました。
 日本共産党の宮内聡国会議員団道事務所長も参加しました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/07より)


米国産牛 輸入再開結論急ぐな 参院委で紙議員 職の安全、安心優先を
 日本共産党の紙智子議員は5日の参院農水委員会で、日米両国政府が今夏をめどに米国産牛の輸入再開の最終結論を出すとしていることについて「米国産牛が消費者の安全、安心の願いにこたえられると結論を出せる段階ではない」とのべ、結論を急いで消費者の願いにそむくことがあってはならないと主張しました。
 4日に内閣府の食品安全委員会で公聴会が開かれ、BSE(牛海綿状脳症)全頭検査体制の継続を求める意見が相次ぎました。同委プリオン専門調査会の吉川泰弘座長は、事実上米国産牛のリスク評価が現時点では不可能だと示唆しています。
 これを指摘した紙氏は「このような状況で輸入再開を検討すること自体に無理があるのではないか。米国の検査体制が日本と大きく違う現状のままでは解禁は不可能だ」と指摘しました。亀井義之農水相は「国内と同一基準の安全対策という基本が受け入れられなければ期限の問題はない。食の安全、安心を優先すべきだ」と答弁しました。
 また紙氏は、WTO(世界貿易機関)農業交渉の枠組み合意に関して質問。各国の自主性より貿易自由化の促進を第一とするWTOの枠組みは、日本の食糧自給向上の方針や各国が農業食料政策を決める権利を持つという「食料主権」の理念に反し、見直すべきだと主張しました。亀井農水相は「各国農業が共存できるルール確立へ努力した」と答弁しました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/06より)

竹中発言は事実ねじまげ 大門議員が参院委で批判 野党攻撃の撤回迫る
 日本共産党の大門実紀史議員は5日の金融委員会で、竹中平蔵経済財政・金融担当相が参院選出馬会見の新聞インタビューで、前国会で成立した金融機能強化法について「すさまじい反対があったが最後は自民党が通した。野党は最後まで握りつぶし廃案にしようとした。抵抗勢力以前の存在だ」とのべたことについて、「事実に反する。謝罪すべきだ」と批判しました。
 同法は、破たん前の金融機関に税金を注入し合併再編を図るもの。4月末に参院に送付されましたが、与党側の事情で一カ月間も審議されず、会期末直前に委員会の採決も省略して本会議で与党側が強行成立させました。
 この日の委員会では民主党議員も撤回を求めましたが、竹中氏は日本共産党の池田幹幸議員(当時)の反対討論を引用しながら発言に問題ないと正当化しました。
 大門氏は、委員会にいない池田氏の発言を引用することは不当・不見識だと指摘するとともに、事実をねじまげた発言を撤回せよと求めました。
 竹中氏は「運営のプロセスは存じない」とのべ、与党の事情で審議入りが遅れたことも「早く成立させてほしかった」と事実上認めましたが、撤回・謝罪は拒否しました。
 大門氏は「大臣としても資質が問われると」批判、理事会で対応を協議するよう求めました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/06より)

国家公務員の寒冷地手当 拙速な見直しやめよ 商店街からも「減らさないで」 高橋、紙、大門議員が省庁交渉
 日本共産党の高橋ちづ子衆院議員と紙智子、大門実紀史、吉川春子の各参院議員は2日、人事院が夏の勧告に向けて国会公務員の寒冷地手当を削減する方向で見直しを進めていることについて、人事院と総務省にたいし、拙速な見直しをやめるよう求めました。
 高橋議員は、人事院が寒冷地手当について「民間の支給状況との隔たりがある」としていることについて「民間が減らしたから国家公務員も減らすべきだ、という単純な話ではない」と指摘。国会公務員の手当の削減は地方公務員の手当や生活保護基準の冬期加算などの見直しにまで波及し、地域経済への影響を心配する商店街からも「減らさないで」と反対の声が上がっていることを述べ、安易な削減はしないよう求めました。
 紙議員は、手当の新支給基準として示されている、本州で積雪80a以上の市町村という条件について、「地方の生活実態を考慮しておらず、あまりに不公平なもの」と指摘。大門議員は、見直しの根拠としてあげられている、人事院の「民間事業所における寒冷地手当等の支給状況調査結果」の信頼性について追求しました。
 総務省の担当者は、交付税交付金を算定するさいの生活保護費基準の冬期加算にかかわる補正は「厚生労働省の判断次第」とし、人事院の見直しがただちに補正額の減少に連動しないとの見方を示しました。一方で、「三位一体」改革の流れのなかで「まったく影響を受けないとはいえない」とも述べました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/より)

福祉守る議席ぜひ 追分町議選 みま候補が第一声
 勇払郡追分町議選(8日投票)が3日告示され、日本共産党の、みま浩候補(52)=現=が第一声をあげました。同町議選では、定数12と2減のなか、日本共産党のほか民主2、社民1、無所属9の計13人が立候補、1人はみ出しの激戦となりました。
 事務所前での第一声には、宮内聡国会議員団道事務所長、今期で勇退する山本澄子町議、氏家隆党同町後援会長があいさつしました。
 みま候補は「44年前、党の議員が誕生して以来、先輩議員が町民とともに築いたかけがえのない実績を受け継ぎ、「『合併したら、町の進んだ福祉が後退するのではと心配だ』との声を受け、なんとしても住民の福祉を守る党の議席を守りぬく」と力強く訴えました。
 宮内氏は「市町村合併は地方への交付税を減らし、住民の暮らしを犠牲にするものです。国の合併押し付けに反対し、住民とともに将来のまちづくりを進めていくのが日本共産党です。平和を守り暮らしを守る一票を日本共産党の、みま候補へ」と訴えました。
 山本町議は「住民が主人公を貫くかけがえのない党の議席を何としても守るため、今までの私への支持を今度は、みま候補にお寄せください」と力を込めました。
 氏家氏は「住民とともに先頭にたってたたかうのが日本共産党の役割。町政にはっきりものを言い、まじめに仕事をする、みまさんを私たちの手で押し上げよう」と話しました。

うたごえで代表団を激励 北海道革新懇主催 ビアパーティ
 北海道革新懇主催(道原水協協賛)の「反核と9条を守り、革新の日本をつくろううたごえビアパーティ」が7月30日夜、札幌市内で開かれました。
 廣谷陸男革新懇代表世話人が暑さを吹き飛ばすようなユーモアたっぷりの開会あいさつ。来賓の日本共産党の宮内聡国会議員団道事務所長のメッセージにつづき、世話人の伊藤英敏高教組委員長が原水爆禁止世界大会参加者を励ます乾杯の発声で始まりました。
 参加している世界大会参加者が紹介され、思いを一言ずつ述べ、石川一美さん(道革新懇代表世話人・新婦人道本部会長)から、道民代表として参加する223人の団長としての力強い決意表明がありました。
 高教組の野上哲哉さん、母親連絡会の寺崎ひとみさんの絶妙な司会で新しい、古いうたごえが盛り上がりました。独唱あり、飛び入りありで80人なる盛会ぶりでした。
 全員で「がんばろう」を歌い、世界大会参加者を激励し、憲法を守るたたかいを断固として進めることを確認しました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/05より)

予算理事会出席を要求 参院・共産党と社民党
 参院予算委員をつとめる日本共産党の大門実紀史、紙智子両氏と社民党の福島瑞穂党首は3日、国会内で中曽根弘文予算委員長を尋ね、@10人未満会派の予算委員も理事会へのオブザーバー参加を認めることA10人未満会派の予算委員にも議題について賛否の討論を認めることを求めて申し入れました。
 これまで予算委では、10人未満会派への理事会出席も討論も認めない運営がおこなわれてきました。三氏は他の委員会では、そのような運営はされておらず、予算と国政全般の基本問題について各会派が質問する予算委の性格からいっても、公正な審議と運営を確保することが求められるとの立場を強調しました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/04より)

冬期援護制度の存続を 紙、大門議員が厚労省に要求
 日本共産党の紙智子、大門実紀史両参院議員は2日午後、厚生労働省職業安定局において、改悪された冬期雇用援護制度の「支給要領」の見直しにあたっては労働者への影響を最小限にとどめるよう要請しました。
 紙、大門両議員は「明日からどうするか大変な人たちが多い。この制度を受けている人は年金をもらっていない人も多いと聞いている。制度の廃止もいわれているがぜひ制度を守ってほしい」と要望しました。
 厚労省職業安定局の吉田康夫室長補佐は、「改定の通達は8月のお盆前に出したい」「離職日を65歳の基準日に、雇用安定奨励金の対象者になった労働者の過去とは2003年度、今年の3月で対象となった人のみ除外される」「1日の講習時間も例外的に認める」など弾力的運用をはかりたいと答弁しました。
 冬期効用援護制度は1977年以来3年間の暫定措置として、これまで九度27年にわたって延長されてきました。そのこと自体、この制度の重要性を示しています。
 しかし、昨年5月、小泉内閣の財政諮問会議で「廃止」も含め検討課題だとされ、その結果、対象年齢を65歳未満、過去に通年雇用奨励金の対象者の技能講習対象からの排除、技能講習支給額の減額で47億円の予算減という労働者にとって極めて厳しい改悪がなされました。
 「地元で働く仕事と90日支給復活を要求する北海道連絡会」(90日の会・代表委員佐藤陵一建交労道本部委員長)は、今回の延長が確定した以後も、制度の存続・支給要領の弾力的運用を求めてくり返し要請行動を続けてきました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/03より)

大門議員ら改悪中止訴え 埼玉
 日本共産党の大門実紀史参院議員は埼玉県朝霞市内で一日、綾部澄子党埼玉西部東地区副委員長や地方議員らと一緒に改悪年金法の実施中止を求める署名を呼びかけ、「力を合わせて安心できる年金制度をつくりましょう」と訴えました。
 大門議員は日本共産党の年金改革の提案を説明し、「政府・与党は国民に広く負担を求めるというが、それならば大企業への数々の優遇税制を見直して応分の負担をしてもらうようにすべきです。日本は世界第二位の経済大国であり、ムダ遣いや税制を改めれば、消費税増税なしに充実した年金制度をつくることができます」と訴えました。(「しんぶん赤旗」/2004/08/02より)

廃止求め署名訴え 国会議員団中心に全国で
 日本共産党は三十一日、国会議員団を先頭に全国各地で年金改悪法廃止を求める署名にとりくみました。
 紙智子参院議員と北海道委員会は、札幌市の大通公園で街頭宣伝(写真)。紙氏は、宣伝カーから降りると署名板を持って公園で休憩中の人々へ。子どもを遊ばせていた札幌市清田区の主婦(61)は「うちは自営業で、二十歳から四十年間保険料を納めたけど、給付が減らされ、実際にどれだけもらえるのか先行きが不安です」としっかりと名前を書き込みました。
 塩川鉄也衆院議員は、埼玉県三芳、大井両町で町議らと署名をよびかけるとともに、宣伝や「しんぶん赤旗」の購読を訴えました。
(「しんぶん赤旗」/2004/08/01より)

国鉄闘争勝利、国立医療つぶし許すな 争議団、家族らフェスタ 蘭島海水浴場 勝たせる会からカンパも
共産党宮内氏激励あいさつ
 「国鉄闘争勝利、国立医療つぶし反対」のスローガンのもと、第14回国鉄・医療フェスタ(同実行委員会主催)が31日、小樽市の蘭島海水浴場で開かれました。
 連日の猛暑のなかで奮闘している国鉄など道内争議団、原告団や労働者とその家族、約400人が交流しました。
 主催者あいさつで道労働組合総連合の山口康夫議長は「国鉄闘争を政府の責任で早期に解決させるため100万署名を前進させよう。今日のフェスタでたたかいの英気を養おう」と訴えました。
 樽労連の石塚幹夫副議長は歓迎のあいさつで「環境にやさしいフェスタにするため、ゴミの分別に協力を」と呼びかけました。
 来賓あいさつにたった宮内聡日本共産党国会議員団道事務所長は「国鉄闘争で、日本共産党も争議団、家族のみなさん、多くの労組、道とともに運動を取り組んでいく決意です。全医労連のたたかいも国民の医療を守るたたかいをどうすすめていくのかという世論を巻き起こし、解決していくことが求められています」と語りました。
 日本建設交運一般労働組合(建交労)の福岡孝洋中央副委員長、全労連国鉄闘争本部の国分武事務局長らの激励・連帯のあいさつがあり、勝たせる会から争議団家族会へカンパが贈呈されました。
 参加者は、海で泳ぎ、ミニバスケット、スイカ割り、ビンゴなどのゲームで短い夏の一日を楽しみました。(「しんぶん赤旗」北海道版/2004/08/01より)

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