日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

20051130 全国町村長大会に参加。国会で議員団の学習会に参加
 これまでも全国町村長大会には何度か参加しましたが、今回は驚くべき出来事がありました。小泉総理が参加し、挨拶をしたまでは良かったのです。問題はその後、司会者が突然、小泉総理の出席を祝して「万歳三唱を」といいだし、「万歳!」を繰り返したのです。舞台に座っていた各党の国会議員は「なんだ、それ!おかしいよ!」と叫んで無視するもの(私も無視)、いっしょに万歳するものなど色々でした。「三位一体改革」のもとで苦しめられているのに、万歳させる方もおかしいとの声もありました。後から議員会館の私の部屋に訪れた北海道の町長さんたちも、「あれはおかしいよね」と言っていました。

20051129 JA全国中央会からWTO農業交渉問題で要請をうけ懇談
 JA全国中央会からの要請に有坂哲夫農漁民局長とともに応じました。12月中旬に香港で開かれるWTO閣僚会議にむけ、アメリカや豪州などの輸出国が農産物の関税の上限を設定し大幅な削減を主張している状況を述べ、これが押し切られれば日本の農業と食料に重大な打撃を与えるものとなり、断固とした構えで望んでいるが、交渉で輸入拡大にならないようにわが党に対しても協力してほしいとの要請でした。WTO閣僚会議には、日本共産党としても参加することにしていますが、各国の議員などともできるだけ接し、交渉の現場の雰囲気や、各国の状況も把握できればと思います。

20051128 合併にともなう地方自治体の現状など調査
 吉川春子議員とともに、市町村合併にともなう影響、三位一体改革がどのように地方財政に影響を与えているのか、実態調査で函館に入りました。恵山町、椴法華村、鹿部町、戸井町の4町村が函館市に合併して一年になろうとしています。これまで独自の施策なども合併によって激減緩和で少しずつ一元化していくことになっています。家庭ゴミ処理手数料の有料化、介護保険・国保の値上げ、市バスの民営化、保育料の値上げなど、この数年間い後退する住民サービスもかなり多いことがわかりました。このあと、公立保育所の民営化問題でたたかっている保育連絡会の皆さんと懇談。切実な要望を聞きました。

20051126 辺野古沖新基地建設予定地、都市型、泡瀬干潟を調査
 今日は沖縄・北方特別委員会の衆参の委員である赤嶺議員と私とで、前田政明、嘉陽宗儀両県議らとともに高速道路をとばし、普天間基地にかわる新基地建設の予定地とされている名護市・大浦湾へ。船に乗って調査。実際に海に出てみると、海上から見る海岸の景色はほんとうに美しく、船からのぞく海の底は深いところまではっきり、熱帯魚が泳いでいるのも見えるくらい水が澄んでいた。こんなにきれいな海と湾を壊して基地を建設するなど、とんでもない! しかも、地図で見るのと違って、実際の規模が、どれほどばかでかいものか、実感することができた。金武町の都市型戦闘訓練施設にしても、住民の抗議の声を無視して強行することは断じて許されない。阻止のために決意を新たにした。
 船からあがって、港の近くの食堂で昼食。よくダシの出た魚汁をふーふー言いながらすすり、空腹の胃袋を満たした。さしみの味噌だれ付き、ゴーヤーのサラダ、もずく酢など、どれも地元の材料で満腹。一息ついたところで今度は、泡瀬干潟に向かう。
 泡瀬干潟は、リゾート開発の為に埋め立てがねらわれている問題で、以前から一度現場を見ておきたいと思っていたが、すでに工事は進んでおり、対策を急がなければならないことを実感した。


20051125 翔南製糖工場見学、JA沖縄農協中央会、県当局と懇談
 朝、翔南製糖工場を見学した後、技術指導を含めてモデル的に工場と生産者とが協力して作っているサトウキビ畑を訪ねた。小柄なおじいが、にこにこ笑って迎えてくれ、朝6時から起きて畑に出ているというので、年齢を聞くと、なんと「80歳!」。働く事が何より元気のもとなんだなあ。
 JA沖縄農協中央会は、新価格制度をめぐっては、「何よりも、農家が生活できる制度を維持してほしい」と強調。県の糖業農産課との話し合いでは、沖縄の実情から必要な対策を国に要求するなど、生産者、県民の立場にたった県の主張が大切だと感じた。 


20051123 サトウキビ農業調査で、沖縄へ
 サトウキビ農業の現状を調査するため23日、党農水部会の高橋ちづこ議員、小倉秘書、増田秘書とともに那覇空港へ飛び、現地で赤嶺政賢議員、遠山秘書、田村貴昭九州・沖縄ブロック候補、県議と合流し、翌日からの調査日程、内容の打ち合わを行った。さすがに沖縄は雨模様でも23、24度くらいの気温で、上着を着ていれば汗ばむほどだ。日の長さも、北海道なら午後5時でも真っ暗だが、沖縄は、7時でも明るい。日本列島の北と南の差を実感。
 24日、午前中は、日本分蜜糖工業会、沖縄黒砂糖工業会を訪ね、貴重な話を聞くことができた。沖縄群島は100以上の小さな島で成り立ち、干ばつと台風に毎年見舞われるという地理的条件のもとで、サトウキビ生産は400年もの歴史の中で培われてきたこと。その経済効果は、生産者、製糖工場、運送業、飲料加工業、お菓子屋さんなど、関連する経済効果は4,3倍。雇用問題などを含めて沖縄の経済を土台で支え、とりわけ離島にとっては、7割以上がサトウキビに支えられている事を、深く認識することができた。この後糸満市での調査、大東糖業訪問し、夜は玉城村で農民連の皆さんと懇談。充実した一日でした。

20051122 自民党新憲法案に抗議!の集会に参加、阻止の決意
 午前中は全生連の厚生労働省交渉に先立つ障害者自立支援法の問題点と今後について報告。午後は、12に開催されるWTO閣僚会議への参加に際しての外務省からのレクチャーを受け、夜は「自民党新憲法案に抗議!緊急集会」に参加しました。日本共産党から小池晃政策委員長、社民党からの国会報告のあと、渡辺治一橋大学教授が発言。今日の自民党大会で決定されたばかりの自民党新憲法案の特徴とともに、戦後一度も出すことができなかった改憲を出せた背景に、選挙以降、自民党も民主党も、質的な変化をとげ、現実的な仕掛けを作っているなどの報告を聞き、阻止への国民の大多数をまきこんだ運動の組織化の必要性を痛感しました。