日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

20051028 障害者自立支援法案衆議院厚労委員会で可決
 参議院先議でわずか三回の委員会、18時間の質疑だけで採決、衆議院に送られ、審議されてきた障害者自立支援法案は、28日、国会前での座り込みと委員会傍聴者が見守るなかで、何ら納得できる答弁もされないまま、ついに質疑がうちきられ採決。日本共産党、社民党、民主党が反対しましたが、自民・公明両党の賛成多数で可決されました。どこから見ても自立を支援するとは思われない内容であり、障害者自身が全く納得していないのに強行していく小泉自公政権に強い憤りを覚えます。沖縄の辺野古への基地移設問題も、地元住民はもちろん国民の了解を得ず、勝手に日米間で決めてしまいました。このままでは済ませないぞ!

20051027 北海道の保険医会からの要請をうけ懇談
 特別国会も11月1日の会期末まで六日を残すところとなりました。衆議院での障害者自立支援法は大詰めを迎えています。このあとに予定されている、更なる医療制度の改悪や庶民増税のたくらみを許さない闘いで、各団体の皆さんの国会要請行動が今日も行われています。北海道保険医会の皆さんが署名を持って北海道選出議員をまわり、私の部屋にも来てくださいました。保険で安心できる医療を広げようと運動を積み重ねてきたのに、逆に保険からはずして国民に重い医療負担を押し付けることに対して、医師、歯科医師の立場からも反対し、くい止めようというものです。幅広い国民運動を広げ、ともにたたかう決意を込めてがっちり握手しました。

20051026 普天間基地の辺野古移転に反対しる院内集会に参加
 ジュゴン保護キャンペーンセンター、WWFジャパンなどの環境団体が主催する「基地の辺野古移設に反対する」院内集会に参加しました。現在日米の間で、協議が続けられている移設問題は、予断を許さない状況になっています。海上基地でも平地にかかる基地のどの案でも環境破壊になり、絶滅危惧種であるジュゴンの生存に影響を与えることは間違いなく絶対に受け入れられないものです。参加したグリーンピースのアメリカ人スタッフは、「アメリカ本国では決してやらないことを日本に押しつけようとしている。我々も反対だ」と発言しました。基地のたらい回しではなく、撤退こそ筋です。断固阻止するまでがんばりましょう!

20051025 農水委員会で、燃油高騰問題と米問題で質問
 農水委員会で質問。10月6,7日と原油価格高騰の影響について北海道に調査に入り、一次産業をはじめ各業界への深刻な打撃、冬を前に切実となる生活灯油など、寄せられた声をもとに、経済産業省と農水大臣に質問しました。国際的な価格引下げへの努力とともに、国内的にも価格引下げのために備蓄放出、石油元売会社の利益還元を指導すべきだと要求。合わせて米問題では、豊作で過剰となる米に対して、生産者がただ同然の安い価格で引き渡さざるを得ない状況を回避するためにも、国が買い上げて備蓄にまわすように求めました。このあと、高橋ちずこ、赤嶺政賢両衆議院議員とともに、農水省石原事務次官への申し入れを行いました。

20051020 なくせじん肺全国キャラバン東京集会に参加
 石炭、トンネル、鉱山じん肺は、今なお多くの被害者を生み出し苦しみを与え続けています。加えてアスベスト被害も重大な問題になっています。被害が出ることがわかっていながら放置してきた国の無作為がまたしても明らかになりました。「我々のような犠牲者を二度と生み出さないよう」にと、辛い体をおして全国からたたかう仲間の皆さんが集いました。梅原しへいさんの力強い歌声と参加者の思いをしっかり受け止めたトークはみんなの胸を熱くしました。「明日からまた頑張ろう」という思いが、会場を出る参加者の表情に表れていました。

20051017 参議院神奈川補欠選挙の応援に平塚市へ
 平塚市勤労会館で行われた「はたの君枝」個人演説会に応援弁士として参加。約200人くらいの市民が集まっていたでしょうか。その中に何と、苫小牧におられた小野さん夫婦や、札幌で白石区の青年支部でがんばっていた若い夫婦など、懐かしい人たちもいて、感激しました。はたの君枝さん本人は、他の会場に行っており、今日は、はたのさんの分身として夫の孝明さんが弁士として参加、妻である君枝さんが書いた漫画を紹介しながら、いかに勝利を目指して日夜がんばっているのか、熱く語ってくれました。私も「はたのさんは国会になくてなはならない人、どうしても送り返してほしい」と力を込めて訴えました。


20051016 合併にともなう鶴岡市議選応援に山形へ
 朝六時過ぎに宿舎を出て、飛行機で庄内空港へ。6市町村が合併してスタートする新鶴岡市の議会議員を決める選挙の告示にあたり、7箇所、6人の候補者を応援。天保町で三浦ゆきおさん、加藤太一市議団長、関とおるさん、藤島町の加藤鉱一さん、朝日村の難波金一さん、櫛引町の芳賀俊之さんと一緒に街頭で訴えました。「この町ならではの優れた施策を合併によって後退させてはいけない」という訴えに町民がうなずいて聞いていました。大幅な定数減の中で、全員当選を目指し奮闘を!帰りに通った日本海、由良の海岸線で美しい日没と遭遇。シャッターチャンス!とばかり、パチリ!

20051014 郵政民営化法案、わずか一日半の審議で採決強行
 昨日の障害者自立支援法案の採決強行に続き、今日、衆議院から送られてきた郵政民営化法案は、わずか一日半の審議だけで郵政特別委員会での審議を打ち切り採決強行、本会議で緊急上程。
白票134票対青票100票で可決、成立しました。前回反対した与党議員のほとんどが白票に変わり、賛成に回りました。わずか二ヶ月前の参議院での審議を通じて出した結論を、力ずくで覆すものであり、選挙で得た3分の2の議席をかさにきた傲慢なやり方に怒りがわきました。「おごれるものは久しからず」このことわざのように必ず国民の力で、小泉自民党政権の暴走を止めなければなりません。


20051013 参議院厚労委員会で障害者自立支援法採決強行に怒り!
 本日、障害者団体の皆さんが見守る中、参議院厚生労働委員会で、障害者自立支援法が自民党・公明党の与党によって採決強行されました。参議院先議と言うことで6日から委員会審議が始まったばかり、審議時間も前国会での衆議院の審議時間45時間の半分にしかなっておらず、しかも地方公聴会、参考人質疑でも、与党が呼んだ参考人でさえ応益負担に批判が出されているにもかかわらず審議を打ち切って委員長職権で採決を強行。まったく許せません!怒りしんとうです。このあと参議院本会議を経て衆議院に送られますが障害者の生きる権利を奪う悪法を廃案にするためにさらにがんばろう!

20051011 障害者自立支援法案で45分間質問
 今特別国会では障害者自立支援法案の審議は、参議院が先議となり、6日から厚生労働委員会での質問が始まりました。6日の小林美恵子さんの障害児医療、育成医療の問題を中心とした質問に続き、私の質問は、利用者への一割負担増の問題、グループホームに入居して、そこから作業所などに通う人の場合の負担増、小規模通所授産施設、小規模作業所の新事業への移行にかかわっての問題点、腎臓病など透析が必要な患者さんへの影響など質問しましたが、まともな答弁は聞けず。本当に怒りがわきます。最近にない45分間という質問時間を得ることができ、思いきって訴えましたが、それでも時間は足りなくなりました。

20051010 北見市ーふるさと銀河線を守る総決起大会に参加
 早朝7時55分羽田発の飛行機で女満別空港へ。連休だけあって飛行機は行きも帰りも満席。きっと知床へ向かう人も多いのだろうと思いながら、私の目的は、「ふるさと銀河線守る総決起大会」への参加でした。雨の東京から1時間40分飛んで降り立つと、こちらはよく晴れたさわやかな秋晴れ。青空のもと、駅の裏手の多目的広場に北見市民と沿線の町の住民が集まって、「線路を存続させる住民の熱意を示そう」と企画されたものです。私も存続を願う一人として心を込めて訴えました。

2005108 8、9日と東京に戻り障害者自立支援法案の質問準備
 10月11日の厚生労働委員会で障害者自立支援法案の質問ができることになり、北海道での石油など燃油価格高騰の調査を終えて東京にもどり、質問準備に時間を費やしました。

2005106 6、7日と燃油高騰の影響調査に北海道へ
 原油価格高騰の影響が国内の経済や産業、暮らしにも深刻な影響を与えている中、6、7日と二日間、えりも、浦河、苫小牧の各漁協、また公営住宅などの集中暖房を担っている熱供給公社、札幌にあるクリーニング協同組合、公衆浴場業生活衛星同業組合、トラック協会、道生協連を尋ね、懇談しました。どこでも、「これだけ打撃を受けているのに、国や行政の対応は鈍く、なかなか重い腰を上げようとしない」「そんな中でよく来てくださいました」と感謝の声。現場では、本当に深刻な状況にあり、さまざまな実情が語られ、これはなんとしても国政に反映させなければならないと痛感しました。

2005102 西区青空祭りで交流
 先の総選挙をたたかった、宮内さとし比例候補、横山ひろこ一区候補とともに参加しあいさつ、選挙後の国会情勢と、今後のたたかいなど報告しました。文化的な催し、おたのしみの企画もあり子どもから大人まで、おおいに楽しみました。入党申し込みコーナーでお話したIさんは、10歳代で満州へ開拓団で入り、戦争を体験、その後ロシアの収容所を転々とし、やっとの思いで日本に帰国してからは、企業で働き、波瀾万丈の人生を送ってきたこと、今教育基本法の改悪や、憲法改悪の動きなど、危機感もって「共産党がもっとのびなければ」と応援してきたと語りました。再び戦争させないためににも、一緒にたたかって行きましょうという呼びかけに入党を決意してくれました。

2005101 はたらく女性の全道集会
 39回目のはたらく女性の全道集会が札幌市で行われ、280人が参加、交流しました。オープニングはウエンさんの二胡の演奏ではじまりました。お腹の中に6ヶ月の赤ちゃんを抱えて奏でる音色は、心に浸み渡り日頃の疲れを十分いやしてくれました。二胡の魅力にとりつかれそうです。今回の記念講演は香山リカさん。(新聞や雑誌などにコメントなどを掲載)精神科医、大学教授としての体験から、働く女性の胸の内を分析的に、現代人の心の病について洞察。思い当たる事が多々ありました。交流のひろばでは、札幌市役所で働くお母さんの公務員攻撃に負けず子どもを育てながらがんばる姿、業者婦人の地位向上目指すとりくみ、介護士として働く職場で差別・解雇に合い、労働組合を結成、裁判を闘っている若い二人の女性の発言など、どの発言にも強く胸を打たれました。