東京電力福島第一原発の「処理水」(トリチウムは除かれていない)の海洋放出で、中国が日本産水産物禁輸したことをめぐり、影響が出ていないか、北海道中小企業総合支援センターを訪ねてお聞きしました。 29日に特別相談窓口を札幌本部と道内6支部に設置したとのことです。まだ3日目ですが、ホタテやナマコを扱う水産加工業者などから、現在聞いているところでは、目立った変化は出ていないが、今後が不安だと。価格が大きく下がるのではないか、そうなると加工業はじめ関連事業にも影響が出るので、めくばりをお願いしたいと言われました。 また、北海道独自に経営改善に取り組む水産加工関連事業者に専門家を派遣する事業に取り組んでおり、ここへの支援もおねがいしたいと要請されました。北海道にとって加工・製造関係の中小企業が地域を支えているので、ここへの支援に力を注ぎたいとも言われました。これからも注視していきたいと思います。
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