北海道知事の「緊急事態宣言」、外出自粛要請が出されていることもあり、JR もすいています。札幌市内は、確かに人通りが少く出歩いている人もまばらですが、暮らしや、商売、雇用問題など、いろいろな問題が起こっています。 週明けには、参議院での予算審議が始まります。安倍晋三首相がコロナウィルスの感染拡大を防ぐとして、全国の小中高校、特別支援学校の休校を一律に要請したことによって、生まれている様々な影響、受け止めなどをつかもうと、札幌市内、南区へ。民間のバス会社を訪ね、お話を聞くと、例年なら学校のスキー学習の予約が入るが、すべてキャンセルになった。 観光客を相手にしたバスツアーもキャンセルになったため、仕事がなくなっている。6台のバスで5名のドライバーがおり事務員など含め給料を出さなければならないが、このままでは払えないと。当面の資金ぐりのために融資などの対策が必要だと訴えられました。 医療機関でも学校休校により、こどもの世話のため看護師や介護師など医療体制も不足の事態。保育所は閉鎖していないが、臨時雇用も忙しいとの声が寄せられました。 風邪で病院に行ったが、すぐには受け付けてもらえないという話も。感染拡大を防ぐとともに、刻々と起きている様々な問題を、つかみ解決することが求められています。 安倍総理は「私の責任でやる」というけれど、すでに「責任」という言葉自体、うすっぺらいものになっているので、任せられません。
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