日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

2011831 177通常国会が閉会しました
 150日間の会期を70日間延長した177通常国会が閉会しました。3月11日に東日本大震災、原発事故が発生し、この対応をめぐって政治の役割が鋭く問われた国会でした。党議員団は、全員が被災地に繰り返し入り、被災者救済と復興へ、提言を示しながら、論戦に挑んできました。超党派で要求を前進させる取り組みを進めるとともに、党の独自の主張も重要だったと痛感します。復興の在り方の問題では、あくまで被災地の意見を尊重したやり方で行うことや、財源問題なども、企業の社会的責任を果たさせ、国民の連帯の力で乗り越えるなど、引き続き貫いていかななければなりません。

2011829 被災地の仙台市、盛岡市の市議選で全員当選!
 東日本大震災で延期されていた宮城県仙台市議選、岩手県盛岡市議選で日本共産党の候補者全員が当選を果たしました。仙台は一議席増の7議席に、盛岡は5議席です。万歳!さらに、津波で大きな被害を受けた岩手・大槌町の町長選挙では、日本共産党も政策協定を結んでいる碇川豊氏が当選しました。復興にとって何が大切か、住民が主体となって絆を強めて取り組んできた党への期待が示されたことであり、うれしいことです。これから行われる選挙でも後に続きましょう!

2011828 福島県、須賀川市市議選応援に駆けつける
 福島県須賀川市市議選が告示されました。日本共産党の橋本けんじさん、丸本ゆみこさんの第一声に駆けつけました。3月11日の震災で先送りされてきましたが、いよいよ告示されました。28人の定数に対し新人が多く立候補し、4人はみ出しです。日本共産党の二人の議員は、この間、放射線量を測る線量計をもって、声がかかると走って行き、データを示すと同時に、除線作業を全市的に行うように市長にも申し入れてきました。子供たちを放射能汚染から守るために、具体的な提案を行っています。写真は、橋本けんじさんです。
 丸本ゆみこさんです。迎側のスーパーの前には、たくさんの聴衆が集まっています。100人近くいたのではないかと思います。私が挨拶すると、「丸本さんには本当にお世話になっています。本当によく頑張ってくれるので、ありがたい」とたくさんの皆さんが声をかけてくれました。何としても二人揃って当選してほしい!

2011827 TPPはいらない8.27緊急集会に1300人
 TPPはいらない!8.27緊急集会が行われ、日比谷公会堂に1300人が参加しました。JA全中の代表、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏、志位和夫日本共産党委員長が来賓の挨拶をしました。各地から、各界から報告がされました。復興妨げるTPP参加を阻止するたたかいは、これからが正念場!参加断念までがんばりぬこうと呼びかけ、会場内から共感の拍手がわきました。秋田のなまはげも参加し、エイエイオー!。集会の後、元気よく銀座デモでアピールをしました。

2011826 文化後援会の交流会で国会報告し交流
 文化後援会の夏の交流会が開かれ、国会報告とあいさつをしました。私も恥ずかしながら、絵を出しました。さまざまな分野で文化芸術活動を支えながら、日本共産党を盛り上げようと頑張っています。震災後、被災地へ出かけたり、仙台の選挙応援に行ったことなど、楽しく活動交流。きたがわてつさんの歌声に合わせて、みんなで歌を歌いました。

2011825 再生エネルギー買取法案の連合審査で泊原発問題質問
 再生可能エネルギー買取法案を審議した連合審査会で、北海道電力の泊原発3号機の営業運転を国が許可した問題について、道民の意見を聞かず「稼働先にありき」の姿勢で運転許可したことに対し、抗議し運転中止を求めました。その直後に、北海道電力が、2008年泊3号機の建設をめぐって「やらせ」を行っていた事実をしんぶん「赤旗」がスクープ。翌日北電も認めざるを得なくなリました。認めた以上、道民に謝罪するとともに、福島の事故の現実を踏まえ、原発は止めて、根本からやり直すべきです。

2011823 農林水産委員会でセシウム汚染肉牛問題について質問
 参議院農林水産委員会で、セシウム汚染によって出荷停止になっている肉牛問題を質問。風評被害を拡大しないためにも流通しているものは安全であることを証明できるように放射性物質の検査機器と検査体制を飛躍的に整備するように要求しました。また肉牛肥育農家の資金繰りの支援金を返還しないように求めました。今後行われる米の検査についても、情報公開と、暫定基準値を超え、出荷停止になったものは、国が全量買い上げるように求めました。

2011820 岩手県胆沢地区で畜産農家の皆さんから要請をうけ懇談
 翌日は、胆沢地区の畜産農家の皆さんから要請を受けるとともに、具体的な実情を話してもらい、懇談しました。岩手県ではまだ、出荷停止が解けていないため、市場に出せません。一日一日と日がたつにつれて牛の体調も心配で、気が気ではないことが語られました。23日の農林水産委員会での質問に反映させることを約束。そのあと、140頭の肉牛の肥育農家を訪ね、実情を聞き、納屋の稲藁の管理など、直接見せてもらい、要望を聞きました。

2011819 岩手県奥州市でつどいに参加
 岩手県奥州市の胆沢地区で「放射能汚染、TPPから命と食料を守る集い」が行われました。東京駅を出発寸前に福島県中心に震度5弱の強い地震があり、新幹線が、泊まりました。結局全体で2時間遅れとなったため、予定の時間を大幅に過ぎてしまいましたが、会場では、参加者が、到着を待っていてくれ、30分遅れましたが、話をすることができました。申し訳ないやら、ありがたいやら・・・。それだへ、放射能汚染への不安が強いことのあらわれでもあると思いました。

2011819 鹿野農水大臣への緊急申し入れを行う
 原発事故による放射能汚染から食品の安全確保と農業生産を守ることを求める緊急申し入れを行いました。食肉については、全頭検査の体制と検査費用を国が負担すること。肉用牛肥育農家への支援問題、セシウム汚染稲藁の処理問題、堆肥、糞尿対策を。米の放射性物質調査についての結果公表と、暫定基準値を超え、市町村単位で出荷停止になった場合、国が買い上げることについて、循環型農業の支援問題、自治体独自の「つなぎ資金」融資などへの支援についてなど5項目で申し入れました。穀田国対委員長はじめ、大門みきし、塩川鉄也、両議員も同席しました。

2011816 JA宮城と県庁を訪ね、出荷停止になっている肉牛の問題で要請を受ける
 高橋千鶴子衆議院議員、横田有史、遠藤いく子宮城県議とともに、畜産農家から聞き取りをした後、JA宮城中央会と宮城県庁農林水産幹部から放射能汚染の実情や国への要望など聞き取りをしました。出荷停止を一日も早く解除してほしい。そのためには検査体制を強める必要があり、仙台市内の食肉市場では一日90頭の検査規模でしか対応できないため検査体制や検査方法についての要請や、稲わらの処分についての問題など早急に解決できるように要請されました。

2011815 終戦66周年札幌大通公園で街頭宣伝
 終戦66周年にあたり、札幌市大通公園で、街頭から訴えました。二度と戦争の惨禍を繰り返させない決意とともに、北海道の泊原発3号機を営業運転に移行させないように、新たな安全神話をもち込ませず、自然豊かな北海道でこそ再生可能なエネルギーの拡大を追求しようと訴え、原発事故による被ばく者を作らないように、原発からの撤退を呼びかけました。坂本恭子札幌市議と岡ちはる国会議員団事務所員も一緒訴えました。

2011811 泊原発3号機営業運転移行への最終検査申請に抗議
 北海道電力が泊原発3号機の営業運転移行を目指し「最終検査」を申請した問題で、経済産業省池田元久副大臣に対し、経産省が指示したことに抗議し、営業運転移行を認めないように申し入れました。そもそもプルサーマル原発に対する批判も強い中、3月11日の原発事故をうけ、道民の中には、縮小、廃止への声が大きくなっていた。道民の不安や疑問に応え納得できる説明もないままに、政府が営業運転お墨付きを与えることをしないように強く求めました。大門みきしさんと一緒に行いました。

2011810 沖縄・北方問題特別委員会で質問
 沖縄・北方問題特別委員会が開かれ、質問に立ちました。一つは、根室海峡周辺海域でのロシアトロール船による漁網・漁具被害について、未解決のまま、悪化している問題で、松本外務大臣に、その対策を厳しく迫りました。また沖縄の問題では、新たな振興策をめぐり、沖縄の経済、失業問題の背景にある問題から深め、児童への対策や農業政策など枝野担当大臣に今後の振興策への強化する必要性について認識を問いました。今後も具体的な内容について、注視していかなければなりません。

201187 36回豊平平和盆踊りに参加し挨拶
 今年で36回目を迎えた豊平の平和盆踊り大会には、今年は二日間で3000人をこえる人が参加し、盆踊りを楽しみました。日本共産党が主催して取り組んできた盆踊りですが、今では地域にすっかり定着し、子供の参加も多いこと多いこと。子供に連れられて大人も参加し、今年は、踊りの輪が何重にも広がりました。子供の時間が終わると、お楽しみの参加証が当たります。そして、欠かせないのが花火師による花火の打ち上げ。夜空に打ち上げられる花火の美しさに、ホオー!と歓声が上がりました。
 挨拶して回ると、国会議員さんですか?東北の復興が早く進むように頑張ってくださいと声をかけられました。離れた北海道の地でも、思いは被災地に向いているのだとあらためて感じました。


201186 北海道自然保護協会と意見交換
 昨日から札幌の気温が上昇し、なんと、午前中から30度を超えるような暑さの中、北海道自然保護協会を訪ね、佐藤謙会長、佐々木克之氏と意見交換しました。風力発電のこと、エゾシカの捕獲禁止および制限について、北海道の森林植物に関する生物多様性保全についてなどのテーマで、話をお聞きしました。二時間ほどの間、汗だくだくでしたが、貴重なお話を聞くことができました。
 このあと、第38回難病患者・障害者と家族の全道集会に参加し、党を代表して挨拶しました。高田泰一代表理事のあいさつの後、日本筋ジストロフィー協会北海道支部の佐藤太一さんの「僕は自由にいきたんです」という訴え、(家族が代読)、北海道腎臓病患者連絡協議会の福原真理子さんの「今あらためて、医療・福祉制度の大切さを訴える」という訴えをお聞きました。熱い中、全道から集まられた患者、家族の皆さんの頑張りにこたえていきたいと、決意を新たにしました。

201183 農民連、食健連の東電と国への損害賠償請求行動集会であいさつ
 放射性セシウムの汚染肉牛への損害賠償をめぐり、農民連と食健連などが中心となって東電と国への賠償請求運動に取り組み、院内集会を開きました。農水省との交渉、各党の議員を回り、どんな反応か出されたことなど、交流。今後更なる運動前進の力にしようと農家からの決断も語られました。

201181 復興特別委員会で放射性セシウム汚染の肉牛問題を質問
 放射性セシウムの汚染された肉牛の流通問題について、この責任の所在と、賠償、打開策をめぐって復興特別委員会で質問しました。汚染牛の買い上げの賠償責任を東電に果たさせるように求めました。
 疑いある肉牛うを含めれば46都道府県に流通したことが言われている中で、全頭検査への要求がつよく、自主的に行っているところへ国の支援をするだけでなく、国の責任でやるように求めました。東京電力の西澤社長にも、賠償を迫りました。