24日投票日となった沖縄・名護市市長選挙で、辺野古への新基地建設反対を公約してたたかった、稲嶺進氏が勝利し、新市長が誕生しました。選挙の結果は、普天間基地の即時撤去とともに、辺野古への移設も望まない県民の声を代表するものとして、政府が受け止めるべきものです。あわせて、日米安保改定から50年を経て、常に「日米安保優先」「抑止力」が基地拡大の口実になってきた中で、その根本問題を問いかけることにもつながっています。この後の鳩山内閣の対応が注目されます。ところが、平野官房長官は、この選挙の結果を受けてもなお「斟酌の理由ない、0ベースで検討」とこだわっています。市田書記局長が「民意無視の暴言」と批判しましたが、今後も予断を許さない事態であり、注目して取り組んでいく必要があります。
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