日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

20091220 イラク戦争の検証を国に求めるシンポに参加し挨拶
 札幌市内で行われた「イラク戦争ってなんだったの?イラク戦争の検証を求めて」のシンポジウムが開かれ、参加しました。自衛隊イラク派兵差し止め訴訟弁護団の全国連絡会事務局長である佐藤博文弁護士と日本国際ボランティアセンターの谷山博史代表理事が報告し、それを受けて国会議員が感想を含め今後の取り組みについて語り、会場からも意見が出されました。日本共産党の他に、民主党や社民党も参加、発言しました。佐藤弁護士から「昨年12月の名古屋高裁でのイラク派兵の違憲判決を勝ち取り今も弁護団は検証のために活動を続けている」ということ、谷山氏のイギリスでの「イラク戦争参戦を検証する独立調査委員会」の活動の紹介を聞きながら、日本政府がまったく誤りも認めず、責任も取っていない問題を今更ながらに痛感しました。あの戦争がどういう戦争だったのか、新政権のもとで、やる気になればできることでもあると思います。どのよう推進するのか考えて進める必要があると思いました。

20091218 下川町、名寄市を訪ね、林業問題とダム問題で懇談
 芦別市から移動し、朝は下川町で安斎保町長と懇談。林業の問題では、町としてのこの間の取り組みの説明を受け要望を受けました。サンルダムの問題では、民主党政権のもとで、現在凍結されており「中止」の可能性もある中で、ダムに頼らない治水対策について住民参加で話し合っておく必要があるのではないかと提起し、意見交換しました。
 また、下流になる名寄市では島多慶志市長とお会いし、日本共産党の考え方についても伝え、率直な意見交換をしました。
 それぞれの森林組合も訪ね、組合幹部と懇談し、要望を受けました。写真は下川森林組合の工場で説明を受けているところです。価格が安い木材をどのように付加価値をつけて売れるようにするか、さまざまな工夫をこらしていることを話してくれました。
 


20091217 芦別市「地材地消」道産材による市営住宅建設を視察
 芦別市では「地材地消」道産材による市営住宅建設を地元で採れるカラマツで行っており、その現場を視察し、荻原芦別副市長と福島経済建設部長、都市建設課長らから説明を受けました。雪が降り積もっていましたが、カラマツの公営住宅は子供から高齢者、障害者の区別なく、誰もが使いやすい平屋のバリアフリーとなっており、道路までつながり、除雪の苦労なく出かけられるように工夫しています。カラマツの木目と木の香りが、雪の中でも温かみが感じられる住宅となっていました。こうした取り組みを応援する国の政策を充実してほしいとの要望が出されました。

20091216 立命館慶祥中学校・高等学校私学助成運動協議会の要請を受ける
 北海道の立命館慶祥中学校・高等学校私学助成運動協議会の皆さんが、2万名の署名と要望書を手に、国会議員への要請に訪れました。要望内容は、公私の学費格差の解消、保護者負担の軽減のため、私学助成の拡充・充実を求めるのもです。現行の経常費助成の拡充・増額。
私立中学校・高等学校の施設設備改善のための特別助成措置を講ずること。私立中学校・高等学校の生徒に対する給付奨学金事業・授業料軽減補助事業等の充実・運用をはかることを求めるものです。また、私立中学校・高等学校の特色ある教育を推進するための特別補助の充実に努めることについても要望しています。わが党の教育政策でも位置づけていることであり、しっかりと受け取らせていただきました。参加された教師、保護者の皆さんからの訴えをお聞きし、懇談しました。


2009129 全国食健連、秋の中央収穫祭に参加し、交流
 全国食健連(国民の食料と健康を守る運動全国連絡会)の秋のグリーンウエーブが行われ、農水省前での署名宣伝行動と農水省への要請行動が取り組まれ、夜は新宿の農協会館で中央収穫祭にたくさんの参加者が集まり、賑やかに交流しました。
 食健連は、「安全で安心できる食料は国内農業を支えてこそできる」と訴え、これまで各地で署名に取り組んできました。
 9日まで92人の市町村長、114の農協組合長から賛同が寄せられています。私も収穫祭では、日本共産党国会議員団を代表しての連帯の挨拶をさせていただき、参加者と楽しく交流しました。


2009129 障害者・患者団体と日本共産党議員団との懇談会に参加
 障害者・患者団体と日本共産党議員団との懇談会に参加しました。それぞれの障害ごとに要求が語られたとともに、今後の国政でのとりみへの期待が語られました。
 このあと、食健連主催の収穫祭が新宿農協会館で開かれ、参加しました。各地の特徴ある食材と料理を囲み、参加者と楽しく懇談し交流しました。

2009127 共同通信社主催「6党農政討論会」に参加し討論
 共同通信社主催の「6党農政討論会」に参加し、日本共産党の政策と考え方を発言しました。民主党、自民党、公明党、社民党、国民新党と日本共産党の6党の代表が参加し、とりわけ民主党の戸別所得補償政策をめぐる問題や、各党の考え方について討論しました。もっぱら民主党の政策への質問や意見という形になっていましたが、今日の農業の衰退をまねいた自らの責任を横においたままの自民党が民主党の政策を批判するのは、いかがなものか。また、他のどの党も触れなかったが、本気で食料自給率を引き上げるためにさけて通れないのがWTO協定の見直しなのに共産党の私以外には、誰も言及しなかったというのもどうか。時間が足りなかったこともあるかもしれないが、根本問題を議論すべきだと思いました。

2009126 札幌での介護・医療のシンポジウムで討論
 「社会保障政策を削減から拡充へ転換させよう」と開かれた札幌でのシンポジウム「安心して暮らせる医療・介護を」に、高橋千鶴子衆議院議員、大門みきし参議院議員、北海道中央労災病院せき損センター院長の安田慶秀氏、岩内町地域包括支援センター長の奥田龍人氏がパネリストとして報告と問題提起をい行いました。私は、コーデイネーターをつとめました。医療抑制政策が医療崩壊を招いている実態、介護保険制度が利用しにくい複雑さを示しつつ介護以外の支援と高齢者の権利を守るシステムの必要性が語られました。会場からの時間がわずかとなり、残念。しかし、充実した内容でした。

2009124 臨時国会が閉会
 鳩山内閣の下での臨時国会が閉会となり、国会議員団総会で、志位委員長が閉会に当たっての挨拶。衆参16人の議員団の結束した力で、わが党は、この国会で「建設的野党」として、三つの点で重要な役割を発揮することができたと述べ、第一は、国民要求を実現する仕事。肝炎対策基本法、原爆症基金法が成立したことを喜ぶとともに、原告団、弁護団の命がけのたたかいが実ったもの。薬害肝炎だけにとどめず350人にのぼる肝炎患者ぜんたいの救済を求める勇気あるたたかいと固く連帯し引き続き奮闘する決意を確認。二つ目に新政権の問題点を正し、政治を前へ動かす仕事をすすめたこと。雇用をめぐる問題で派遣法改正問題、雇用問題、失業問題、後期高齢者医療問題、沖縄・普天間基地の問題での論戦などでのわが党の役割が浮き彫りになったこと。三つめに議会制民主主義を守る問題について。民主党の横暴な国会運営について厳しく指摘、強権的な国会作りを許さない決意を述べました。最後に、来年年明け早々に行われる25回党大会成功への「党躍進特別期間」成功への奮闘と、年明けからの国会論戦への準備を呼びかけました。

2009123 農業委員会会長大会を終え北海道農業会議が党議員団へ要請
 農業委員会の会長大会が行われ、ここに参加した北海道農業会議の岡村雅敏副会長らが、日本共産党議員団への要請に訪れました。改正農地法が12月中旬から実施されることになっており、農業委員会の体制強化などを含め、新たな政権の下で、取り上げ議論してほしいと訴えました。鳩山内閣がすすめる米の個別所得補償について、米価暴落にならない十分な交付水準を求めました。
 日本共産党からは、高橋千鶴子衆議院議員と私、党の農漁民局の橋本氏が参加し、懇談しました。


2009121 原爆症認定集団訴訟解決のための基金法が成立
 原爆症認定集団訴訟の原告を救済するための「原爆症基金法」が、1日衆議院本会議で賛成多数で可決成立しました。これまで原爆症認定訴訟をめぐって国側が21回連続して敗訴しており、被爆者の粘り強い運動が、今回の法案成立に結びついたといえるものです。この日国会の傍聴席は被爆者のみなさんの大きな喜びにつつまれました。みなさんが、たたかってきたことへの確信を力に、このあと、被爆者と厚生労働大臣との定期協議など、訴訟解決のための合意を全面的に実行し、原爆症認定問題と被爆者施策のいっそうの充実を図るために党議員団の一人として奮闘する決意です。
 

 この日、北方領土返還要求銀座デモが行われ、北海道から元島民70人と根室市や近隣の四町からの参加を含め500名もの行進が行われました。私も激励に駆けつけました。千島居住者連盟のみなさんや各団体のみなさんもそろって参加。根室の日本共産党市議団からは、鈴木議員が参加していました。

20091130 参議院本会議で肝炎対策基本法が成立
 すべての肝炎患者の救済を目指す肝炎対策基本法案が参議院本会議で自民党以外の賛成で可決、成立しました。長く闘ってきた薬害C型肝炎の全国原告団、日本肝臓病患者団体協議会、全国B型肝炎訴訟団の皆さんが、国会を傍聴し、院内集会で、成立を喜び合うとともに、日本共産党の国会議員団も「基本法」を真に実りあるものにするために新たな決意を固め合いました。今後の課題として1、法に盛り込まれた患者の医療費負担軽減策の具体化、2、「肝炎対策推進協議会」をしっかりした構成と運営ですすめ、肝硬変、肺がんなどへの対策も含め、具体化する。3、B型肝炎訴訟については、国の責任を認めた法前文の精神を踏まえ、政府はただちに和解にによる解決に向かうこと。

20091128 釧根「酪農政策を考える」シンポジウムに参加
 釧根「酪農政策を考える」シンポジウムが日本共産党釧根地区委員会主催で行われ、私もパネリストの一人として参加しました。約130人もの人が参加しました。「酪農政策研究会」が、二年もの時間をかけ検討して作った「釧根酪農再生プラン」を元に、道東あさひ農協の原井松純組合長、釧路太田農協の河村信幸組合長、東海林一行釧根農民連副議長と私の四人がパネリストとして参加し、発言。大筋で一致できる再生プランだと述べた上で、地域の酪農を再生させるのはどうしたらいいのか率直な意見交換がされました。
 持続可能な酪農のありかた、酪農と環境、食の安全、安心、所得補償と価格保障、などテーマに討論。会場からも質問や意見が出されました。私からは、国会での議論や、新しい政権の下での変化など含めて報告し、質問に答えました。内容の深い良いシンポジウムでした。