日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

2009630 チッソ分社化法案の強行を許さない緊急国会前集会に参加
 早朝4時に熊本・鹿児島を出発し原告患者の皆さんが上京し、座り込み行動をしています。被害者を切り捨て加害企業チッソを免罪する「水俣病特別措置法案」をベースに自民・公明の与党と民主党の修正協議が進められて来ました。日本共産党は29日、「水俣病被害者救済に関する法案大綱」を発表しました。公害の原点となってきたこの問題で、事実上幕引きを図ろうという合意を急ぐことは、被害者の願いを踏みにじるもの。すべての被害者を救済するために、頑張ろう!
 日本共産党を代表して仁比議員が力強い訴え。被害者の訴えに胸をえぐられました。これで幕引きなんて絶対許せない!と思いました。


2009627 農業専攻の学生たちと、集いで懇談
 農工大、農大の学生たちと、26日、27日と集いが開かれ、農業と日本共産党の農業政策、環境問題についての日本共産党の政策など紹介し、質問を受け話し合いました。価格保障と所得補償の違いは?、新規就農者への月15万円など直接支払をやっている自治体はあるのか?アメリカとの関係が食糧をめぐっても深いのはなぜか?農地法は耕作者主義を削減しようという狙いであ出されたというが、本当に修正で防げるのか、どんどん規制緩和することを容認する議員は、どういう考えなのか?二酸化炭素を削減することと雇用や産業のバランスを取っている例は?などなど、たくさんの質問が出され、討論しました。「将来、日本農業の再生を支える仕事をできる人になりたい」など、将来への希望を聞いて、うれしくなりました。

2009625 児童扶養手当法、生活保護の母子加算復活法案を審議・採決
 参議院の厚生労働委員会で、野党が共同で提出した、生活保護の母子加算復活法案と、児童扶養手当法の一部改正案の審議が行われました。今回の審議は、野党が提出した法案なので、答弁席に野党3党が座りました。小池さんも答弁席に座るため、私が質問に立ちました。児童扶養手当の対象は、父子家庭も対象にすべきであること、年収300万円以下の父子家庭は37%もあり、子育てのために正社員になれず、非正規雇用で苦しんでいる実態からも、母子家庭と同じようにすべきであると質問。また、母子加算の復活法案を巡っては、この間、札幌で聞かせていただいた、川口さんや、菊池さんの話を具体的に示しながら、大臣に復活を迫りました。残念ながら、与党は審議拒否の態度で、退席したため、野党のみの採決となりました。小池さんは、母子家庭への支援が憲法25条に照らしてもきわめて低い状況に置かれている問題と、子供の貧困の連鎖を拡大している問題を指摘し、法改正の意義を答弁しました。
 委員会終了後、議面集会で傍聴に駆けつけていた皆さんに報告し、明日の本会議での可決のあと、引き続き衆議院でも可決成立できるように取り組みを強めましょうと呼びかけました。

2009623 北海道農民連が農水省に要請
 米、小麦大豆、乳製品に関する特別対策を求め、北海道農民連が農水省に要請行動を行いました。輸入乳製品との価格差問題、国産大豆の需要拡大と価格安定のために内外格差をどうするのか、国産小麦の販売対策、甜菜糖の問題、水田畑作経営安定対策についてなど、いぜんとして輸入農産物が国内価格に影響を与えている中で、米価下落、小麦や大豆、乳製品の需要拡大と生産者の経営を脅かすことがないように申し入れを行いました。
 写真は、先日十勝の大豆調査で音更農協の低温倉庫を視察したときのもの。


2009622 国労1047名採用差別問題の早期解決を求める座り込みを激励
 東京は梅雨に入り、じめじめした空模様ですが、国労の採用差別事件の解決を求め、今週も座り込み行動が行われています。早期解決へご一緒にがんばりましょうと訴えました。

2009621 生活保護の母子加算の廃止による影響調査で聞き取り
 生活と健康を守る会の紹介で、生活保護の母子加算廃止に反対し、生存権裁判に立ち上がっている、原告の方を訪ね、お話を伺いました。

2009620 大豆の調査に十勝へ
 十勝地方は大豆や小豆など豆類の産地でもあります。このところ、国産大豆が落札されず、価格にも変化が出ていることから、事情調査に入りました。

2009619 「海賊」派兵法案、参議院で否決された後、衆議院で再可決!
 「海賊」派兵法案は昨日参議院外交防衛委員会で否決され、今日の参議院本会議でも否決されましたが、その後衆議院に戻され、3分の2の賛成多数で再可決されました。審議するほどに、問題点が、明らかになりました。ソマリアの海賊対策と言いながら、自衛隊に船体射撃の権限を与えている点も、これまでの憲法の範囲を超え、自衛隊が戦後初めて海外で人を殺しかねないことになります。到底許せるものではありません。
 衆議院での採決が行われた後、衆議院議面集会で報告。引き続き、憲法改悪反対の運動などと合わせて、選挙での国民の審判を下すたたかいに頑張ることを確認し合いました。


2009618 緊急子育て応援集会、院内集会に参加し、連帯の挨拶
 生活保護の「母子加算」復活を求めて、緊急院内集会が行われました。反貧困ネットワークとも結んだ集会です。私の部屋にはこのところ、全国の生活と健康を守る会の皆さんからの生活保護「母子加算」復活を求める要請書がつぎつぎとファックスで送られてきていました。生存権裁判に、北海道では6人の母親が立ち上がっています。国会は参議院で16日四野党が「復活法案」を提出し25日にも審議が行われる見込みです。何としても、復活法案を可決させ、厳しい状況に置かれている皆さんの心の支えになりたいものです。

2009617 従事労の大会であいさつ・少子・高齢化共生社会調査会で質問
 従事労は、中央競馬で、働いている主に女性が多い職場の労働組合です。これまで何十年も働き続け、組合にしっかり団結して、職場環境や労働条件を改善するために活発に活動しています。国会からは共産党の私と社民党の菅野議員、東京から日本共産党東京比例ブロックの池田真理子候補が参加して挨拶しました。競馬事業そのものが不況の影響を受けるので、いつも、経営不振の名のもとにリストラを警戒しなければなりません。「働く者の生活と権利を守るために、ともに力を合わせましょう!」とあいさつしました。
 午後からは、少子・高齢化、共生社会調査会が行われ、以前から主張してきたDV問題について質問をすることができました。更なる法改正に向けて、共同を広げられればいいのですが・・・。

2009616 農地法等の改正案、委員会審議後採決
 農地法等一部改正案は、本日の農水委員会で5時間の審議を行った後、採決され可決されました。私は反対討論に立ちました。たった三回の委員会審議と、参考人質疑で採決すること自体、あまりにも拙速すぎる扱いですが、衆議院の段階から、自民党と民主党との間で修正協議を行っていたため、既定の路線で進められてしまい、とても残念です。しかし、質問によっても、問題点が明らかになり、むしろ懸念される問題が、いよいよ現実味を帯びてきました。他党議員の質問の内容も、まるで反対討論のような質問が多いにも関わらず、なぜか、採決は私を除いてみんな賛成。反対の意思表示をしていた人は差し替えられていました。付帯決議が、参議院でさらに五つも加えられたことも、問題点の多さの表れです。この間、全国から、農民団体や、消費者の皆さんからも「反対し、廃案にしてほしい」とメールやファックスがたくさん入ってきました。法案は可決されましたが、今後も監視していかなければなりません。

2009614 函館勤医協稜北病院健康まつりで挨拶、交流しました
 函館の勤医協稜北病院で行われた健康まつりに参加し、挨拶した後、テントを回り、参加者と交流しました。曇り空で肌寒いお天気でしたが、参加者は元気そのもの。教育大学の学生のダンスチームのダンスは、飛んだり跳ねたり、はちきれんばかりのパワーにすっかり感心。障害者の皆さんの「よさこいソーラン」もみんないっしょうけんめい。でも、とっても楽しそうで、見ている方がうれしくなりました。手作りの人形や、工芸品も素敵。健康が第一です。これ以上の医療福祉の後退を許さず、生存権をしっかり守るために、みんなの力を結集しましょう!
 若い力を発揮して、一緒に頑張りましょう!
古岡ともや道議候補とともに。


2009613 DPI日本会議、北海道ブロック会議の函館集会前夜祭であいさつ
 DPI日本会議、北海道ブロック会議の全国集会が函館市で開かれ、前夜祭に参加し、党を代表して挨拶をしました。自民、公明、民主、社民、日本共産党と全会派が参加しました。函館の丸尾りゅう子市議と一緒に参加者に挨拶して回りました。

2009612 新宿西口で総選挙・都議選へ向けた街頭宣伝に参加
 新宿西口で、行われた総選挙・都議選勝利目指す、街頭演説会に国会を代表して参加。反応がよく、高校性が、遠くから手を振っていました。

2009611 農水委員会「農地法」の参考人質疑と二度目の政府質疑
 参考人質疑で農林中金総合研究所基礎研究副部長の清水氏、ワタミファーム代表の武内社長、全国農業会議所の松本専務理事、の三人が意見陳述。清水氏は農地法について「依然として懸念が残ったいる」と述べ、企業による農地利用で外部資本による支配が広がりかねず、企業の経営悪化で撤退した時はどうなるのか、どう対処するのか問題点を指摘。ワタミの武内氏は「悪い土ではやれない。問管企業でもJAでもいい農地ではなかなか利用はできない」と耕作放棄地への企業進出は困難であることを述べました。松本氏からは、農業委員会の役割と、訂正許可への要望が出されました。このあとの政府質問では、先日調査に行った、産廃業者の不法なやり方を告発し、歯止めがかけられるのか問いました。

2009610 少子・高齢化、共生社会調査会で外国人労働者問題質問
 外国人研修・技能実習生制度が、途上国への技術移転をかくれみのに、低賃金の単純労働力として利用され、パスポートの取り上げや強制貯蓄、長時間の残業を強いて残業代も払わないなど人権侵害が問題になってきたものです。厚生労働省、法務省に対して、問題の認識と是正の対策を質問しました。

200969 参議院で農地法改正案の審議始まる
 農地法改正案は衆議院で修正されたものの、大企業を含む農外企業による農地利用を全面的に認めるものであり、これまで特定法人は耕作放棄地のみ借りることができたが、この改正によって優良農地も借りることができるようになる。また、市町村を通さなくても、直接土地所有者の農家と相対で契約を結べることになる。当然、資本力のある企業が、一番いい農地を手に入れることができるようになることは明らかです。千歳市のオムロンのトマト工場の撤退跡の写真を示し、問題点を質問しました。

200967 釧路市まなぽっとで「釧根女性の集い」に参加
 東京は朝から25度もあり、太陽がぎらぎら。朝の便で羽田から釧路へ飛んで釧路で降りると、何とそこは9度の気温。ひんやりした雨模様の中、釧路市市民のセンターである「まなぽっと」で開かれた「釧根女性の集い」に参加しました。
 こちらは、遠くは根室からも駆けつけ、女性の熱気ある取り組みです。私も約45分間講演。北海道での衆議院の議席回復し宮内聡さんを必ず国会へ送りましょう。そのために、今こそ女性のパワー全開で!と訴えました。


200966 文京区女性の集いで小竹ひろ子さんとともに
 東京文京区で都議選と総選挙勝利への女性の集いが行われました。7月3日が告示日で12日が投票日。総選挙の日程も、接近している中で、一体の取り組みが重要です。定数2で激戦に勝ち抜いてきた小竹ひろ子都議、中島衆議院候補がそろって訴えました。この4年間でもたくさんの実績を上げてきた小竹さん、目白台の元公務員共済組合連合の所有だった目白のグランドを「防災のため都市計画公園として」取得しようと提案し財務省や、都、区と交渉、住民運動と力を合わせて実現など、生き生きとその取り組みが紹介されました。都立病院問題、介護の実態、保育園に入れず大変な苦労をしている問題など、切実な要求が紹介され、要求を入口に、3万票獲得に向けがんばる決意を固めました。何としても小竹さんを勝たせようとの熱気あふれる集いでした。

200965 日本共産党第8回中央委員会総会開催
 4日、5日の二日間、日本共産党第8回中央委員会総会が開催されました。幹部会報告では、目前に迫った総選挙をたたかう政治戦略と活動方針が明らかにされ、活発な討論が行われました。
 21世紀の日本の進路が問われる歴史的選挙で国民の立場に立って、「国民の生活と権利守るルールある経済社会」を築く、そのために異常な財界・大企業中心の政治を転換する。憲法9条生かし世界とアジアの平和に貢献する「自主・自律の平和外交」に転換する。そのために異常な「軍事同盟絶対」の政治から脱却する・・という二つの旗印を高く掲げ、日本共産党の値打ちを語って、7月3日の都議選告示日を節に、勝利にふさわしく活動を飛躍させることを確認しました。


200964 裁判員制度における性犯罪被害者とプライバシー保護の集会
 裁判員制度における性犯罪被害者とプライバシー保護に関する意見交換の院内集会がありました。裁判員制度が始まっていますが、性暴力の被害者は、現在でも訴えることをためらう人が圧倒的な中、裁判員以外の候補者にまで氏名等開示されるとなった場合、二次被害の深刻さは計り知れないと、深い危ぐを抱いている、被害当事者・支援者がネットワークを作り、対策を求めて動いています。話を聞き、国会の審議でも、まったくぬけおち、配慮に欠けていたことに気付かされました。当事者の心の傷を思えば、急いで解決に動かなければならないと思いました。

200961 茨城・古河市へ農業調査
 茨城・古河市へ農業調査に行きました。近く参議院で審議入りする農地法改正をめぐり、現場の農地にかかわる実態が、法改正によってどうなるのか、確かめるためのものです。いくつか、違法に埋め立てられた産廃の場所を見たあと、市の担当者からも聞き取りを行いました。地元のあきば和子議員と初見はつえ議員、地域の運動されている方々も同行。写真は、当初トマト栽培をするという計画で参入したのに、産廃の残土などうず高く積み上げ、用水路も埋めてしまい、周りの農家に迷惑をかけている土地です。