日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

2008228 「慰安婦」問題に関するオランダ国会下院決議についてヒアリング
 議長の招待で行われたオランダ公使からのヒアリングに、民主党や社民党などの代表とともに同席させていただき、昨年オランダの国会下院で採択された「慰安婦」問題の決議についてオランダ公使からお話を聞くことができました。
 オランダでの決議は、日本政府が1993年のいわゆる河野談話によって慰安婦の運命を認め、被害者に謝罪をしていたのにもかかわらず、この間、日本政府と日本の国会議員が数回にわたって、基本的立場とは離れた発言がされてきたことをうけて、また一部の学校教材が慰安婦の虐待を含めて日本の戦争犯罪を十分に認識していないことを考慮し、全会一致で決議されたという説明がされました。はじめは、野党が提案したが、与党も含め一致した認識ということでした。オランダもかつてインドネシアを植民地支配しており、その誤りについて、次世代にも、受け継がなければならないことを議論し、教育でも位置づけていることなど貴重な話を聞け、有意義でした。


2008227 イージス艦衝突事故で防衛省が航海長を無断聴取
 海上自衛隊のイージス艦「あたご」が漁船「清徳丸」に衝突した事故で、防衛省が事故直後に海上保安庁の事前承諾なしにあたごの航海長をヘリコプタ−で市谷の同省に呼び、事情聴取していたことが明らかになりました。国会は、この問題でまたしても波乱が予想されます。そんな中、今日は埼玉県の国会要請行動DAYで、埼玉国民大運動のみなさんが院内集会。塩川鉄也さん、大門実紀史さんとともに、私も参加しあいさつしました。
 午後からは少子高齢・共生社会調査会の参考人質疑が行われ、外国人労働者問題についてフリー討論しました。企業の側の論理だけで解決できない大きな問題を含んでいると思います。今後も深く、さまざまな角度から論議することが必要になっています。
 この後、岩手生協のみなさんが申し入れで、わが部屋にも来てくださいました。


2008224 低気圧で強風のためJR全線がみだれ北上市演説会に行けず
 岩手県北上市で演説会の予定でしたが、強風のためJR全線が乱れ、東北新幹線も運転を取りやめたり、大幅な遅れが出てしまいました。東京駅でしばらく待機していましたが、間に合うめどが立たず、残念ながら断念。北上市のみなさん、ごめんなさい。この穴埋めは、いずれ・・・。

2008223 京都丹後市で農業問題懇談会に170人
 昨年から、計画し準備してきた、京都府の丹後市で農業懇談会が行われ、参加しました。この懇談会に向けて、地元では京都5区の候補者であり元議員だった、吉田さゆみさんなどが中心になり、農家を訪問し、対話を積み重ねてきました。400件もの農家を訪問したとのこと。参議院選挙区候補の成宮まり子さんも、訪問の経験を紹介しながら挨拶。吉田幸一衆議院京都4区候補、西脇郁子府議も参加しました。対話の中で出された声をニュースに載せて配りました。当日来ることができなかった人にも渡すそうです。私の報告に対してもたくさんの質問、肉声が出され、あっという間に時間が過ぎました。小さな農家が多く、国の「担い手」になるのはたった1件のみ。ここで出された声をまた、反映させていかなければなりません。日本国中どこでも共通するのは、「日本農業、このままではいけない」ということです。この日、日本海側に低気圧が急速に発展し、みぞれ交じりの雪、風が強く、帰りの電車はかなり遅れました。

2008222 教育全国署名提出受け取る
 これまでも毎年積み重ねてきた教育全国署名を、今年もたくさんたずさえて、教職員組合や父母の会など運動団体の皆さんがやってきました。教育格差をなくせ、子どもたちの健やかな成長のために、と衆議院の議面で署名を受け取り、記念撮影。たたかいは続きます。子どもたちの学ぶ環境を改善していくこと、教員もさら増員を進めなければなりません。これまでに署名数は11,539,146筆に達してします。この一筆一筆に熱い願いが込められています。

2008221 米海兵隊員による少女への暴行に抗議、超党派院内集会
 沖縄の糸数慶子さん、民主党の岡崎トミ子さん、神本美恵子さん、社民党福島みずほさん、国民新党の亀井あき子さんとともに呼びかけ人となって、米海兵隊暴行への抗議、米軍の綱紀粛正と再発防止を求める集会を行い、アピールを出しました。95年の少女暴行事件以降も綱紀粛正、再発防止を言いながら、犯罪が繰り返されてきたことに対しての政府の責任も指摘。口先だけの再発防止ではなく、実効性ある対策をとるべきと四つの内容で訴えています。1、被害者への精神的ケア、被害者、家族への謝罪及び完全な補償を。2、米軍の凶悪犯罪の再発に関する政府の責任の明確化と人権教育を徹底的におこなうこと。3、海兵隊の撤退をはじめ米軍基地の一層の整理縮小と米分兵力の削減を推進する。4、基地外に居住する米軍人、軍属に対する行動の管理及び規制を行うこと。集会のあと、4人のメンバーでアメリカ大使館に行き、グリーン安保政策課長への申し入れを行いました。
 初めてアメリカ大使館に入りましたが、門は頑丈な鉄格子で厳しいチェックがあります。われわれの訴えに対し、グリーン課長は、「私も今回のことはとても許されない。実行力のある再発防止を実施していく」とのべ、隊員に対しての教育を徹底する、教育プログラムの資料の中に入れて、徹底していきたいと述べました。そのほか、基地外住宅の問題などを含め40分間ものやり取りになりました。
 これに先立ち、午前中は、高橋千鶴子さんと児童扶養手当の問題で岸厚生労働副大臣への申し入れを行いました。手当て削減は、「就業意欲が見られないもの」を除いて、事実上凍結されましたが、「就業意欲が見られないもの」を判定するために、煩雑な手続きを求め、経済的にも精神的にも困難な母子家庭に、大きな不安を与えるものになっていることなど指摘し、是正させるとの回答を得ることができました。


2008220 またしても自衛艦と漁船の衝突事故が!
 19日の午前4時頃だといいます。千葉県南房総市の沖合で、米ハワイ沖から帰国途中の海上自衛隊の最新鋭艦(イージス護衛艦)の「あたご」が勝浦市のマグロはえ縄船「清徳丸」に衝突し、船体を真二つに。乗り組んでいた吉清さん親子が行方不明になったままです。一刻も早く二人を探し出し、家族の下へかえしてやること、またいったいなぜこんなことになったのか、真相の究明が急がれます。

2008219 沖縄米海兵隊員による女子中学生暴行事件緊急女性集会
 沖縄・北谷町では基地・軍隊を許さない行動する女たちの会、沖縄県婦人連合会など幅広い30団体が呼びかけて「危険な隣人はいらない」緊急女性集会が開かれましたが、同じ時間帯で、これに呼応する形で東京では集会とキャンドルデモが、衆議院会館前で行われ私も連帯の挨拶と、ともに解決に向けてたたかう決意を表明しました。これに先立って、日中は、院内集会で、新婦人が中心となった抗議の集会が行われ、赤嶺政賢さんが挨拶。2006年神奈川県横須賀市で米兵に妻を殺害され、米兵と米軍、日本政府の責任を問う裁判をたたかっている山崎正則さんが発言しました。それにしても、政府の姿勢には怒り心頭です。

2008218 飼料高騰対策で農水省へ申し入れ
 高橋千鶴子、赤嶺政賢両衆議院議員とともに、飼料価格高騰への対策を農水省へ申し入れました。
 難病患者・家族の皆さんと参議院会館で懇談しました。

2008216 大橋晃さん「ドクター議員奮戦記」の出版祝いに駆けつける
 大橋晃さんの「ドクター議員奮戦記」の出版を祝う会が開かれました。道庁の職員や議長、副議長、他党の議員など、24年間大橋さんとある時は論戦をおこない、ある時は共同してきた人たちが出席していました。また病院関係、福祉、教育、自然保護などさまざまな運動を行ってきた団体の皆さんなど、幅広い人々が参加していました。さすがです。大橋晃さんの実績にあらためて敬意を表しつつ、この実績を次に受け継ぐ金倉さんの当選を!と決意しました。その前に、衆議院選挙での議席奪還を果たさなければ! 

2008215 少子・高齢化、共生社会調査会の委員派遣で豊橋市へ
 沖縄での調査を終え、その足で愛知県の中部国際空港へ飛びました。少子・高齢化、共生社会調査会の委員派遣に合流するためです。沖縄からの飛行機が大幅に送れ、中部国際空港から電車への乗り継ぎがぎりぎり。客室乗務員からの連絡を受けた現地の空港職員の方が、遅れてはいけないと、列車までの間、荷物を持って走ってくれ、なんとかぎりぎり間に合うことができました。感謝感激。
 翌日は豊橋市で、外国人労働者の子どもたちが学ぶ学校を見学しました。ブラジル人が多い豊橋市ですが、学校の対応も現実の授業を見学し、一人ひとりの子どもたちに教える教師も大変な苦労があるし、子どもたちのほうも、苦労があることを知ることができました。これは、企業の責任、行政、国、それぞれのところで責任を果たしていかなければ、ならない問題だと思いました。


2008213 沖縄・北方特別委員会の委員派遣で沖縄へ
 12日から14日まで沖縄・北方特別委員会の委員派遣で沖縄へ飛びました。一日目は宮古島でサトウキビのバイオエタノールの工場を視察。二日目は、本島、那覇へ移動し、県知事からの要請を受け、懇談。私たちが来る二日前に米海兵隊による少女暴行事件が起きており、知事からは、強い抗議と、政府への再発防止への国の対策への要請がありました。膨大な米軍基地の視察をしながら、米軍への怒りはもちろん、事件が繰り返されても、確固とした対応をとらず、日米関係を最優先する政府の対応に怒りを感じました。
 辺野古の新基地建設予定地、キャンプハンセンの都市型訓練施設レンジ4など地元の説明を受けながら、住民に多くの被害をもたらしているのに、平然と訓練を続け、日本国民は、誰もOKを出していないのに、ここにも日本政府が莫大な税金を投入していると思うと、どこまでもアメリカの言いなりになっているこの国の異常さを痛感しました。

2008211 10、11、12日と「農業」をテーマに集いやシンポジウム
 10日は新日高町(旧新冠町)で、11日は十勝の音更町で、12日は北見の旧端野町でシンポジウムが行われました。新冠町では飼料作物に取り組んでいますが、熊や鹿の被害からどう作物を守るかを考え、悪銭苦闘の結果、電ぼくを張り巡らせたことなど報告されていました。十数年前に青年塾だった人たちが集まり、さまざまな状況を乗り越えて現在も農業に取り組んでいることがわかり、私自身も感激でした。会場へ向かう途中、道路の両サイドは牧場。馬が草を食み、カメラを構えると近づいてきて、ポーズをとってくれました。
 十勝では「バイオ燃料と食料を考える」のテーマで会場には250人もの参加者が集まり、熱心に耳を傾けました。いま、なぜバイオ燃料がブームになっているのか、イラク戦争と中東情勢などの影響、再生可能なエネルギーとしてバイオ燃料が追求され、また地球温暖化の対策など指摘されている一方で、穀物価格の高騰に拍車をかけ各国の経済にも大きな打撃を与えていることなど、さまざまな角度から深める良い機会となりました。また北見のシンポジウムも、小麦の産地ですが、道産小麦にこだわり製粉工場で商品を製造している立場からも発言があり、地域の農業と食料の発展方向を示唆する有意義な内容となりました。

200827 北海道農民連農水省へ生乳補給金単価引き上げ等要請
 北海道農民連が、飼料穀物と配合飼料、生産資材の値上がりによって、酪農畜産経営に甚大な打撃を与えられている中で、この打開のために、加工原料乳生産者補給金単価引き上げ、畜産物価格引き上げを農水省に求めました。多くの酪農家から「1トンの生乳を生産するごとに1万円の赤字」という悲鳴が上がっています。価格引き上げの要求とともに、肉用子牛保証価格の引き上げをはじめ、緊急対策を講じるよう求めました。

200825 補正予算の質問に立つ
 参議院補正予算の、締めくくり総括質疑が行われ、5分間の片道方式で「中国製餃子」の中毒事件と「公立病院再編問題」について質問しました。輸入食品の検査体制について、水際のチェック体制について抜本的に高めるよう求めました。また、公立病院再編問題では、昨年総務省が発表した、「公立病院改革ガイドライン」について、先駆けてすすめている北海道の「連携構想」について、実行されたらどのようになるのか、北海道地図を示して質問しました。時間は短いものでしたが、これに続く質問をこの後もやっていこうと思います。北海道地図のパネルを作っていただきました山本さん、いつもうまく作っていただきありがとうございます。

200823 農民連女性部総会で楽しいひと時
 群馬から移動し、東京の本郷で農民連女性部の19回目の総会の夜の部交流会に参加しました。田中美智子さんが講演をされたとのことで、久しぶりにお会いすることができました。講演が聞けなかったことは残念でしたが、夜の交流会で、お話ができました。今は秩父にお住まいとのこと。おいくつになっても、気品あふれる素敵な方でした。テーブルには、各地の味自慢の手作りのご馳走が並べられ、みんな舌鼓をうちました。やっぱり食べるものがあると元気が出ます。 
 交流会では、各地の女性部の存在感を示す発表。その後、ずんどこ節で力強い踊りに場内は、笑いと熱気があふれました。

200823 群馬・桐生地域新春のつどいに参加
 北海道から戻ると、東京をはじめ首都圏は大雪に見舞われました。東武線で群馬の桐生市まで行き、後援会の新春の集いに参加。選挙の時以来の顔合わせでしたが、多くの参加者から、「初めて本人に会えた」といわれました。会場内は、節分の雰囲気で、餅つきが行われました。私も参加、杵を持ち上げ「ぺったん」とつくと、「腰が入っていないぞ!」との掛け声。

200822 北海道の後期高齢者医療制度の中止もとめる道民集会に参加
 命を年齢で差別する「後期高齢者医療制度は許せない!」怒りの道民集会が札幌パークホテルで開催され、日帰りでしたが、私も駆けつけました。民主党からは横路孝弘衆議院副議長、逢坂衆議院議員も駆けつけ、「制度そのものが差別的で許せない」と国会で出された経過など報告し、中止へのたたかいのエールを交換。1000人もの参加者の怒りが炸裂した集会でした。会場から、札幌市内をデモ行進し、市民へのアピール。雪を溶かす熱気が上がりました。「誰が後期高齢だなんて決めたんだ!」と80歳をこえる参加者も元気いっぱい。

200821 中国製餃子薬物中毒事件で厚生労働副大臣に申し入れ
 1月30日に発覚した中国製餃子薬物中毒事件の問題で穀田恵二国対委員長、高橋千鶴子、吉井英勝衆議院議員、山下よしき参議院議員とともに、、岸厚生労働副大臣に申し入れを行いました。一つは、今回の事件は被害者が重体の状況におかれさらに被害が広がっており、いまだ原因が明らかになっていない中で、まず被害者の救済、原因の究明に力を注ぐこと、そのうえで輸入食品の検査体制について抜本的強化を求めるなどを柱に七項目で申し入れを行いました。副大臣は検査率を現在の10%から50%に引き上げよというわが党の要求に対して「気持ちはわかるが、調査率10%がどういうことかということについて検証してみたい」と返答。