日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

20071129 朝鮮人関係遺骨問題のレクチャー、諫早湾干拓事業問題での要請など
 北海道・室蘭市の光昭寺に保管されている戦時中艦砲射撃でなくなった朝鮮人少年の遺骨返還問題で、強制動員真相究明のネットワークの小林久公事務局次長とともに外務省からレクチャーを受けました。
 諫早湾干拓事業と有明海の漁業・公共性をめぐり、問題点を指摘し、裁判を闘っている、よみがえれ!有明訴訟弁護団の皆さんから要請を受け懇談しました。大規模な干拓事業を膨大な公金をかけて進め、この後もどこまで膨らむのかわからない、無駄使いの典型例。今からでも見直させなければ、さらなる無駄遣いの拡大につながります。しかも農林水産省の予算を、こんなところに使っていいはずがありません。


20071128 参議院本会議で新テロ法案審議入り、イラク特措法廃止法案可決
 参議院本会議で、衆議院から送られてきた「新テロ法案」(海上自衛隊をインド洋に再派遣するための法案)が審議に入りました。同時に、「イラク特措法廃止法案」が日本共産党、民主党、社民党などの賛成多数で可決され衆議院に送付されました。自民・公明は反対。イラクへの自衛隊派兵の根拠法であり、これを廃止させ自衛隊を撤退させるものです。参議院で民主党が提出し、27日の参議院外交防衛委員会で可決していたものです。
 午後は沖縄・北方特別委員会が開かれ、15分間の質問。米海兵隊の実弾射撃訓練移転後なし崩し的に拡大している夜間訓練や小火器使用など抗議しました。


20071127 秋田県党の政府交渉に参加
 沖縄、北方特別委員会の質問のためのレクチャーの後、秋田県党の政府交渉に参加。

20071126 障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会の院内集会で挨拶
 障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会の皆さんが、前日41回全国集会を成功させ、今日は国会内で集会を開き、各省交渉や国会議員への要請行動を行いました。先だって行われた院内集会で、挨拶し激励しました。

20071125 埼玉・上尾市議選告示日応援に
 埼玉・上尾市の市議選挙が告示されました。私は、新人の二人の候補応援に入りました。9期36年間にわたり活動されてきたかぎやま節子さんの後を受け継ぐ42才の武藤おさむさんと、7期28年の議員活動を行ってきた森島きよこさんのあとを継ぐ秋山もえさんです。ふたりとも若くフレッシュな活発な候補者で元気いっぱいです。30人の定数に立候補は多く、8人はみ出しの激しい選挙ですが、オール与党の市議会に、日本共産党の5議席はどうしても必要。なんとしても勝たせてほしいと訴えました。

20071124 千葉県幕張でノーモアDV女性への暴力根絶議員フォーラム
 23日、24日、25日と三日間、千葉県幕張メッセ国際会議場で、DV根絶国際フォーラムが行われました。一日目は「女性への暴力根絶に向けたアジアからの発信」として、アジア各国の実態や取りくみの状況が報告、分科会が行われました。二日目は議員フォーラムと映画上映。議員フォーラムは、自民、公明、民主、共産、社民党の5党が参加し発言。日本共産党を代表して私も参加し、発言しました。改正されたDV法ですが、今後の課題など、それぞれ分担して問題提起。私は加害者対策と、セクハラ対策の強化について報告しました。デートDV、共生社会調査会での議論の必要性、財源の確立と市町村の自立支援の強化、外国籍被害者の人権など提起されました。

20071122 21日、22日と北海道党の政府交渉
 来年度予算概算要求で北海道代表団が政府交渉を行いました。一日目は農林水産省、経済産業省、財務省、内閣府、国土交通省、総務省と行い道内の切実な要求を各省に訴えました。宮内聡さんをはじめ、岡千陽、はたやま和也、荻生和敏、佐藤昭子、渡辺ゆかりの衆議院予定候補、花岡ユリ子、真下紀子両道議会議員、そして金倉昌俊道議候補、村上仁札幌市会議員、大田秀子市議候補と事務局など13人がそろって、活発に発言しました。
 水産庁長官には漁業の経営安定対策をめぐって、すべての漁業者、漁民を対象とするように、また深刻な打撃を与えている燃油高騰への対策を訴えました。

 二日目は防衛省、環境省、厚生労働省、文部科学省への要請を行いました。リンパ浮腫の治療用装具への保険適用の要求は、乳がん手術後にリンパ液の流れが悪くなり治療を受けてきた患者さんにとって長年の運動を続けてきたもので、なんとしても来年には実現されるようにと、熱のこもったやりとりになりました。

20071120 吉川春子さんと語る会に参加
 北関東ブロックが主催して「吉川春子さんのご苦労さん会」と同時に、来るべき衆議院選挙での塩川鉄也衆議院議員の当選と、二人目の候補者であるあやべ澄子さんの当選への決意を固める会が開かれました。

20071116 岩手県党、群馬県党の政府交渉に参加
 各県の来年度の予算編成に向けた概算要求の政府交渉がいっせいに始まり、今日は日本共産党岩手県と群馬県の交渉の一部に立ち会いました。

20071115 日本弁護士連合会の皆さんと朝食会
 裁判員制度の実施までに立法での取調べの可視化(取調べの全過程の録画)の実現、国選弁護士報酬の増額が必要な理由について、日弁連からの説明が行われ、日本共産党からは、質問や、党としての見解、意見交換が行われました。冤罪事件が、警察・検察による密室での取り調べで暴行や脅迫、利益誘導による自白の強要が行われている中で大きな原因となっていること、この抜本的対策として必要があることなど、リアルな説明がされました。また国選弁護報酬があまりにも少ないことが、弁護士に無理を強いているだけでなく、相談者が安心して弁護を依頼できないことにつながることなど、認識を深めることができました。
 青森県党の政府交渉で農林水産省との交渉に同席しました。

20071114 埼玉県、宮城県の政府交渉、諫早・有明海問題の学習会に参加
 埼玉県の政府交渉では、塩川鉄也衆議院議員と衆議院比例候補のあやべ澄子さん、県議団、市議団がそろって参加。厚生労働省、農林水産省、文部科学省、環境省、国交省へ交渉しましたが、私は農水省交渉で同席しました。米価下落問題、学校給食への地産地消の促進、国産材の公共・民間利用への支援など要求しました。また、宮城県の交渉でも厚生労働省、国土交通、総務、経済産業、文部科学、中央競馬会、防衛省など交渉。同席した農水省交渉では、輸入米を主食用に販売すること中止、在庫が積みあがっているミニマムアクセス米の対応、くず米混入によって価格が下げられている問題について農水省の公正な対応を求めました。また反対運動から9年目になった場外べ権売り場の進出問題では、申請への許可をしないように求めました。
 公共事業チェックの会として諫早干拓事業、有明海の学習会を開きました。諫早湾干拓事業は、その主要工事を今年6月までに終え、今月20日に完工式が実施されます。造成された農地693ヘクタールについては営農希望者が募られ、来春から営農が始まります。しかし一方で、潮受け堤防が締め切られてから有明海のタイラギ等の漁業被害、ノリ大不作の続出など被害は深刻であり、多くの問題が未解決のままです。農水省から、事業概要と現状の説明をうけ、「よみがえれ!有明海訴訟}の弁護団から問題点の指摘。参加した各党議員から質問が行われました。

20071112 DV防止法改正され来年一月から実施にあたり調査
 DV防止法が改正され、来年一月から実施されますが、現場の声を聞き今後の審議に反映させるために、札幌市にある「女のスペースおん」を訪問。この間の運動で改正までこぎつけたことは評価しつつ、この後の課題として、一つには、シェルターへの財政支援の問題、現在の委託費ではとてもまかなえない規模であること、自立を支援することにもっと予算を投じてほしいこと、加害者に対し人権侵害を認識させることなど、教育の重要性も強調しました。この後、札幌の母子生活支援施設を訪問し、生活の場や、そこでの対応、行政や国への要望など聞き取りました。

20071110 成田市農業を考えるつどいに120人
 千葉県・成田市で開催された「食と農業を考えるみんなのつどい」に参加し、30分報告、会場からの質問や意見に応えました。この地域は、米作が中心地域であり、この間の米価暴落の中で、深刻な現状におかれています。地元の農民を代表して、印藩農民センターの岩立孝一さん、北総農民センターの林縫右衛門さんの二人が報告。かつて80戸の集落があったのに、今はたったの5戸のみ、この米価ではどうにもならないと、2万円米価を要求して署名にとりくんでいること、その中で山奥まで歩くと、さらに空き家があることがわかったなど、地域の集落そのものを維持するうえでも瀬戸際にきていることが話されました。その後の農民連の大木千葉県会長の「米はいかに安いのか」、具体的な話に参加者は、驚きの声を上げていました。こうした取り組みをもっと広げていく必要があると痛感しました。

2007119 全建総連役員に皆さんと早朝懇談会
 全建総連の中央役員の皆さんと日本共産党国会議員団が、朝8時から、懇談会を行いました。長年取り組んできた建設国保の育成への国庫補助確保などととともに、特に来年度から各保険者に義務づけられる「特定検診・保建指導」の費用負担について意見交換が行われました。

2007118 埼玉県労働者後援会の国政報告、県政報告会で報告
 参議院での農水委員会の質疑を終えてすぐ、電車に飛び乗って、埼玉県、浦和まで行き、埼玉県労働者後援会主催の国政、県政報告会に参加しました。県議会からは、柳下県議が参加しました。今度の衆議院選挙の比例二人目の候補者になるあやべ澄子さんも挨拶しました。15団体、約90人の参加者が集まってくださいました。国会での民主と自民の「大連立」をめぐる一連の問題について報告し、今後の国会論戦、国民運動の重要性がますます大きくなっていることを強調しました。

2007118 参議院農水委員会で農業者戸別所得補償法案可決
 農水委員会で民主党提案の「農業者戸別所得補償法案」の三度目の審議が行われ、採決の結果、賛成多数で可決しました。参議院選挙後、委員会においても民主党委員のほうが与党よりも多くなったこともあり、わが党も賛成でしたが、今までには無かった新たな状況です。日本共産が賛成した理由は、品目横断的経営安定対策の元で、困難な状況におかれている農業者にとって、すべての販売農家を対象に、生産費と販売価格の差額を補填することになり、農業者の経営の安定への支援になるからです。ただし、農産物輸入自由化をめぐる立場の問題点については指摘をしました。前日は、少子・高齢化、共生社会調査会で、質問しました。

2007117 第4波国会行動埼玉デーで挨拶
 参議院会館で埼玉県国民大運動実行委員会の第4波国会行動、埼玉デーに100人近い人たちが集まりました。塩川鉄也衆議院議員、大門実紀史参議院議員とともに参加し、国会報告と激励の挨拶をしました。民主党の小沢党首の辞任、撤回などの動きの中、新テロ特措法案が、衆議院に出され、国会の会期延長の動きもからみ、いよいよ国民運動と日本共産党の役割が重要になっています。

2007116 農林水産委員会で質問 食品の期限表示偽装問題など
 農林水産委員会で、民主党の「戸別所得補償法案」への二回目の質問とともに、「赤福」、「白い恋人」などの期限表示の偽装問題について質問しました。消費者の期限表示への信頼を取り戻すためにも製造業者に製造年月日表示を義務付けることを求めました。製造年月日は1994年、米国の圧力によって廃止され、品質保持期限表示、使用期限表示に変更されていました。現在、製造年月日の表示は企業の「任意」となっており、偽装しても法違反にならず。安易に扱われていたことも背景にあるといえます。福田総理大臣が「閣僚懇」で「消費者、生活者の視点に立って所管法令の総点検を行うように」もとめている今こそ、見直しを検討すべきと迫りました。

2007115 民主・小沢代表と福田首相の党首会談と「大連立」の破綻
 国会は、「いつ何が起こるかわからない」といいます。今年9月に突然安倍前総理の辞任で、驚かされましたが、今度は、民主党の小沢党首と福田首相の密室での会談、「大連立」の構想をめぐる混乱に驚かされました。月曜日の今日も、ドタバタが続いています。インタビューで「街の声」が紹介されていますが、「政権交代」を叫んで選挙で対決姿勢で訴えていたのに、「なぜそれが今連合なの?」と。「二大政党」対決というものの姿が明らかになっているのではないでしょうか。写真は部屋のシマフクロウ

2007114 強制連行犠牲労働者の遺骨返還をめぐって
 強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム、真相究明ネットワークの方から要請を受けました。室蘭の光昭寺に安置されている10代の少年の3対の遺骨は旧日本製鉄訓練生として徴用・強制動員された朝鮮の少年のものですが、1945年7月15日に米軍による艦砲射撃によって亡くなったとされています。2000年12月になって公開された外務省外交資料館所蔵文書でわかったのです。遺族の方々は、60年もたった2005年に初めて事実を知らされました。早期返還と日本政府、関係企業の責任ある対応を待っているのです。日本政府の誠意ある対応を求めていかなければなりません

2007112 「吉川春子さんを囲むつどい」ひらかれる
 今日参議院本会議では、永年在職議員の表彰、また前議員の表彰が議決され、日本共産党は24年間活躍した吉川春子さんが表彰されました。埼玉県では、参議院議員を勇退してすぐに知事候補を受け、灼熱の暑さの中で選挙をたたかった吉川春子さんに、敬意と感謝を示し、つどいが行われました。参議院からは、市田書記局長、大門みきしさん、緒方靖夫さん、わたしと、秘書だった有馬さん、事務局の湯浅さんが参加し感謝を述べました。吉川さん押し上げにがんばった女性の後援会のみなさんや、労働組合、各団体から多くの関係者が集まり労をねぎらいました。長年吉川さんを支え続けた素敵な夫さんにも感謝です。ご苦労さまでした。これからもよろしく!

2007111 民主党提出の「農業者戸別所得補償法案」に質問
 農水委員会が行われ、民主党が参議院に提出した「農業者戸別所得補償法案」について30分間質問しました。農産物の「輸入自由化」について、これ以上輸入が進めば国内の農産物は輸入農産物に価格で太刀打ちできないこと、民主党の法案では、生産面積によって所得補償することになっており、これでは生産が縮小すれば所得保障も減少するのではないか、WTOやFTAに対する対応はどうするつもりなのか聞きました。WTOやFTAは推進の立場を述べつつ、「関税や直接支払いによって守るべきものは守る」と応えました。しかし現実にFTAなどいったん締結して価格が下がれば、果たして制度が成り立つのか?もっとつきつけてみなければなりません。若林農水大臣には、畜産の飼料価格の高騰への対策を求めました。