日本共産党参議院議員 紙智子
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活動日誌

2007930 白石・厚別ふれあいまつりで講演し参加者と挨拶
 働く女性の中央集会での挨拶を終えて移動すること35分、厚別区民センター裏のまつり会場に駆けつけると、すでに午前の部が始まっており、ちょうど白石区選出の伊藤りち子市会議員が挨拶中でした。その後、厚別区選出の村上市議、かわべ道議候補、衆議院小選挙区候補の伊藤ひとしさんが挨拶。その後、「参議院選挙で作り出された変化と今後のたたかいの方向」と題して約30分間、話をさせていただきました。休憩時間を利用して、宮内聡さんと一緒に、参加者のみなさんと挨拶。おでんや焼き鳥、おそばやお赤飯など、後援会のおいしそうな出店がたくさん。村場流の太鼓の演奏が、秋の空に力強くとどろき、「次は総選挙でがんばるよ!」と激励の声が飛んでいました。

2007928 大規模林道問題全国ネットワークの財務省、総務省への申し入れに参加
 2008年度林野庁の予算概算要求をめぐって、「大規模林道問題全国ネットワーク」「日本の天然林を救う全国連絡会議」の代表河野昭一氏をはじめ6人が、財務省と総務省へ申し入れを行いました。緑資源幹線林道事業の廃止と新たな交付金の創設について、名前は「山のみち地域づくり交付金」となっているが、中身は森林環境破壊と地方、国の財政破綻を導くものであり、予算措置をしないようにというもの。林野庁が継続を求めている計画は、道路幅も広く、森林が有する公益的機能を低下させてきただけでなく、各種野生生物の生育や生息地の分析・改変・縮小を引き起こしてきたこと。環境アセスメントにも不備や欠陥があることを指摘し、自然破壊の投資は行わないように申し入れました。
 8月末、厚生労働省が都道府県にBSE対策の全頭検査をいっせいに修了するように通達を出していた問題で、厚生労働副大臣に、高橋千鶴子衆議院議員とともに撤回を申し入れました。これまで生後20ヶ月齢以下の国産牛の検査に対して出してきた国の補助金を来年7月で打ち切ることを決めています。しかし、全国の自治体4県29市町村から、この間意見書があがっていました。これに対し、都道府県独自の検査を継続しないよう求める内容は地方自治への介入だという指摘に対し、「県が独自に行うBSE全頭検査について国がいちいち口を挟むようなことはしない」と述べ事実上通達の撤回をしました。

2007926 児童扶養手当の削減中止を求める院内集会など、活発な動き
 福田内閣発足と同時に、各団体の国会請願行動が活発化しています。児童扶養手当削減中止を求める院内集会が開かれ、シングルマザーの皆さんが参加。「今でさえ、大変なのに、これ以上削られてなるものかと、国会傍聴に来た」「子どもがお金がかかることを気にして、サマースクールに行かなくていいよという」。本当は行きたいのに。こんな不便をかけなくてもいいように、削減撤回を求めたい」との発言が相次ぎました。母は強し!涙ながらに決意を語るお母さんの言葉に、胸が熱くなりました。なんとしても削減中止、そして就労や住宅の問題でも、安心して子育てできるようにしなければならないと思いました。
 消費税率引き上げ・大衆増税に反対する緊急国会行動、公務労組の秋季闘争勝利!総決起集会のデモ行進が行われました。子会議員団の「テロ特措法」の学習会では、ペシャワール事務局長代行の福元満治さんから、アフガニスタンの現状など聞くことができました。

2007925 福田政権発足
 安倍総理の政権放り出し(12日)から二週間、自民党総裁選挙を行い、今日国会での首相指名選挙を経て、福田康夫政権が発足。選挙では、衆議院では福田氏、参議院では、小沢氏を指名したが、両院の議決が異なったため、両院協議会が開かれた。しかし合意には至らず、憲法の規定に基づき、衆議院の議決優先で福田氏となった。両院協議会が開かれたのは9年ぶりという。
 福田新総裁は、「希望と安心の国づくり」を掲げているが、若者から「希望」を奪い、お年寄りから「安心」を奪ったのは、「構造改革路線」。これを続けると表明している。またテロ特措法成立の担当大臣を務め、自民党の「新憲法草案」に九条2項の削減と「自衛軍」を書き込んだ責任者である。この路線を進める限り、国民との矛盾は避けられず、早晩立ち行かなくなるだろう。


2007923 道南赤旗まつりに参加し交流
 第18回道南赤旗まつりが北斗市の公園で行われ約700人をこえる人々が参加し交流しました。雲一つない快晴、さわやかな青空の下で開催され、堀口実行委員長のあいさつ、原田有康渡島檜山地区委員長の開会のあいさつの後、道南市町村議員の紹介(写真)。その後、私も記念講演で、参議院選挙の結果とその後の国会情勢、日本共産党の役割について話をさせて頂きました。午後は、後援会代表のカラオケ大会、合唱団や和太鼓、バンド演奏など、大いに楽しんでいました。町議さんのお誘いで、選挙で頑張った女性後援会員が入党を決意。おめでとうございます!

2007922 白老町日本共産党演説会に参加
 23日告示、28日投票でたたかわれる白老町議会議員選挙に向けて演説会が開かれました。土屋かづよ、斉藤ゆきのぶ、おおぶち紀夫市議候補の3人が決意と政策を述べ、私が国会情勢と党の役割、町議選での3人全員当選を訴えました。今回は定数が4つ減って16に対し18名〜19名が立候補することが予想されており、今までの範囲を超える得票増がなければ、当選できません。多くの支持者に力を借りて支持を広げてもらえる訴えが必要だと思いました。
 ちょうど白老町のチェプ祭を開催しており、演説会が終わった後、海岸で行っている祭りに顔を出し、ウタリ協会白老支部長さんに挨拶。チェプ祭とは、サケの富漁と安全を祈願し、漁を授けてくれる神様に感謝を表す儀式を行うものです。アイヌ民族への理解を深め文化伝承活動を行うことを目的として開催されてきました。今回は19回目です。

2007921 美唄労災病院と市立美唄病院の統合問題で調査
 美唄労災病院と市立美唄病院の統合問題をめぐって、労災病院院長、市長を直接訪問し聞き取りをしました。労災病院は、道内で唯一といわれる脊椎・脊髄損傷の専門医療を行う病院であり、市立病院は、地域医療を行う病院として、市民にとってはどちらも必要とされています。医師確保の困難さ、経営上の問題など、一時統合の話も進んでいましたが、困難な状況になり、暗礁に乗り上げています。せき損医療の重要性について、認識をあらたにすると同時に、地域医療のあり方をめぐって、考えさせられたことは、赤字だからとにかくスリム化をというのではなく、主体者である市民の皆さんの意見がしっかり反映されるように、市側の市民への情報公開と説明会の場を設けることが急がれる、その上で労災病院の問題、地域医療どうしていくのかをよく整理して、道や国に対する市としての要望をまとめ、行動していくことが必要だと感じました。

2007920 埼玉県諸団体との懇談会に参加
 埼玉県諸団体との懇談会に、塩川鉄也衆議院議員、大門みきし参議院議員とともに参加し、午前は医療、福祉、女性、年金、障害者、保育団体など13団体、午後は労働、農民、商工、教育、平和関係団体など11団体の皆さんと懇談しました。柳下礼子県議会議員も参加し、あやべ澄子さんの司会で進められました。すでに取り組んでいる各団体の資料や署名用紙など配られました。来年4月から始まる後期高齢者医療制度の問題では、保険料が埼玉県では一人平均年額9万4千円になるという試算がだされていること、今後1,保険料の減免制度を独自につくること、2,資格証明書を発行しないという二点で請願署名に取り組むことが紹介されました。出された要求を国会論戦にどう反映させるか・・・。

2007918 長野市議選応援
 前日17日は札幌西区の青空まつりで講演し、今日は、長野県、長野市会議員選挙の応援に駆けつけました。秋風の吹く北海道からだったので、私にとっては、27,8度で蒸し暑いと感じましたが、長野市では、「昨日までとは打って変わって涼しい」といいます。昨日までの30度をこえていたそうです。午前中、小林よしかずさん、安部孝二さんを応援し、午後は佐藤くみこさん、野々村ひろみさんを応援しました。合併後の選挙で、定数が7つ削減のもとでも、いままでどおり6人全員の当選を果たそうという選挙です。6人全員当選すれば、発言力は抜群です。安倍総理辞任による自民党総裁選の投票日23日に、日本共産党6人全員当選を果たせば、自公政権にさらに大きな打撃となるでしょう。
 宣伝カーを追ってフルーツ街道を走る両サイドにりんご畑が広がっています。収穫期まじかの真っ赤なりんごがたわわになってきれいでした。

2007916 野呂栄太郎記念碑で記念写真
 長沼町農業調査へ向かう途中、野呂栄太郎碑があります。数年ぶりに訪れ、石碑の周りに植えた木が見事に育ち、こんもりとした森のようになっていました。まさに小公園になっており感動しました。毎年、各地からこの小公園を訪れる人々がいるとのこと。長沼町史にも「町が生んだ世界に誇る経済学者」と紹介されている、わが党の先輩の記念碑の前で、記念写真を撮りました。

2007916 北村、岩見沢、長沼へ農業調査
 14日に続き、岩見沢、北村へ移動し品目横断的経営安定対策のその後の聞き取り。農業委員の方や農協の職員など集まってくれ、制度の矛盾点など現時点で痛感している問題を聞くことができました。ここでは小麦の作付けは「ホクシン」が大部分です。60キログラムあたりの農家の手取りは1620円で、「収入ははっきり減る」といいます。認定農業者に認められている農家でさえもやめていく現実があるのです。価格設定の基準にも疑問が出されています。にんじんの価格暴落の実態についての報告もありました。国が決めたことによって、現場は大変な苦労を強いられています。
 長沼に移動し、米の作柄を調査。一定の温度が必要なとき、低温が続き、受粉せずに実が入らない稲穂がまばらになっていました。農業委員の本間さんのお宅で、藪田町議、岩倉さん、長沼農協の参事さん、地元の農家の人たちもきてくださり、品目横断的経営安定対策によって生まれている問題点を指摘していました。驚いたのは、「農地・水・環境保全向上対策」で、農水省は目玉としていたが、現場では、これによって、証拠の写真を、みんなを集めて何度もとらなければならないなど、実務的な仕事が膨大に増えていること。こんなに大変なら支援を受けない方がましだという声には、あらためて、農水省に現地調査をやらせ、農家の苦労を受け止めさせなければと思いました。いずれにせよ、このままではいけません。

2007915 障害者の皆さんと懇談
 「障害者自立支援法」見直しに係わる意見交換会が、行われ、宮内聡国会議員団北海道事務所長とともに、参加しました。自立支援法が施行されてから、まもなく二年が経過しようとしている中で、現在の実態、問題点などを明らかにして、今後の国への要求を各政党に伝え、意見交換する目的で、行われたものです。DPIの我妻さんの司会進行で、皆さんから意見を出してもらい、それを受けて、現在の党としてのとりくみを紹介しつつ、今後の国会の見通しを話しました。NPO法人を立ち上げて、通所介護や移動サービスなどをやっている人、小規模作業所に通っているひと、障害を持ちながら自立の道を追求してがんばっている人など十数人が集まり、実情や国への予算措置への要求や改善してほしい問題点を語ってくれ、あっという間の二時間でした。
 それに先だって、雨の中ですが札幌パルコ前で、宮内聡国会議員団事務所長とともに街頭での国会報告を行いました。雨の中でしたが、手を振る人もいました。

2007914 自民党新総裁選が始まる
 辞任した安倍首相の後任をめぐり23日投票で自民党新総裁を決める選挙が行われています。自民党各派の動きが活発になっていますが、所詮自民党のコップの中での争いです。先の参議院選挙で示された国民の民意は、古い自民党政治路線そのものにノー!ということであり、それに変わる新しい政治を求めていることには変わりません。解散総選挙に追い込んで、みんなで新しい政治をきりひらきましょう。今日は朝から、農業調査に入り、滝川市の農協を訪問、品目横断的経営安定対策が始まっての現実と、問題点など聞き取りました。道民の現状と切実な要求を受けとめ、臨時国会へ反映させていきたい。
 東京からもどり、大通り公園で、安倍総理辞任をめぐる国会情勢を報告。日本共産党の立場を明らかにしつつ、国民への共同の呼びかけ、総選挙での日本共産党への支持を訴えました。

2007912 安倍総理辞任表明!
 議員会館の食堂での昼食が終わりかけた時、「安倍首相が辞任の意向を示した」とテレビのニュースが流れ、その場にいた議員は、いっせいに箸を止めてテレビに見入りました。その後、2時からの総理の記者会見。昨日、臨時国会の所信表明演説を終えて、いよいよ今日から代表質問という直前になって辞任、なぜ今なのか?の記者の質問に答えて、直接の契機は、テロ特措法の継続が困難な状況になったということが語られました。
 前日、「テロ特措法は国際公約だから継続のために職を賭してまっとうしたい」と延べ、それが難しくなったから辞任するという。なんという無責任さ。前代未聞の事態です。選挙の結果がここまで追い詰めることになったともいえるでしょう。


2007910 臨時国会開催日、国民運動のデモ激励
 第168臨時国会開催日の今日、国民運動実行委員会の請願デモがさっそく行われ雨の中力強く行進。参議院の議面で激励しました。

2007910 第168回臨時国会始まる
 いよいよ第168回臨時国会が始まりました。参議院選挙後、初の本格的な論戦の場がスタートしました。今日は本会議で、安倍総理の所信表明演説が行われました。参議院選挙の国民の審判に対し「深い反省のうえにたって」と、反省を言いつつも、中身はまったく反省していません。相変わらず「戦後レジームからの脱却が、どうしても必要です・・・この改革を止めてはならない、私はこの一心で続投を決意した」というのです。しかも、ブッシュ大統領やハワード豪首相との会談でテロ特措法に基づく会場自衛隊のインド洋での給油活動の継続について「最大限努力する」と約束し、日本の国会では「職を賭して取り組む」と。継続できなかった場合は、内閣総辞職もありうると、いわば国会と国民への挑戦とも取れる発言です。無反省な安倍内閣には、早々にお引取りを願う他ありません。

200798 第5回中央委員会総会開催
 第5回中央委員会総会が開かれました。志位和夫幹部会委員長の報告の後、討論が行われました。「参議院選挙の結果と教訓」、「新しい政治プロセスを前進させるために」、「総選挙の方針」、「国政選挙で勝てる党の建設めざして」など、約二時間半の報告の後、昼食休憩をはさんで午後は討論。各県の委員長や候補者の発言には、たいへん学ばされます。報告と討論を聞きながら、自らの活動を自己点検、この後の国会活動や総選挙に向けた構えや取り組みについても、しっかり深めたい。

200796 舛添要一厚労大臣に障害者自立支援法の見直しに関する申し入れ
 障害者団体との懇談の中で出された切実な要望をまとめ、党議員団として、さっそく舛添要一新厚生労働大臣に申し入れました。大臣は、「こうした障害者の問題や、福祉など命にかかわる問題こそ政治が責任をもってやるべきというのが、私の原点」と述べ、「一つ一つよく勉強して判断していきたい」と答えました。申し入れの内容は、応益負担制度の撤回、報酬単価の引き上げと支払い方式を月額方式にすること、障害程度区分の判定が身体動作に偏重しているため、精神障害、知的障害内部障害など、障害の特性に応じて認定基準と、認定手続きを見直すなど六項目で行いました。詳しくは赤旗をご覧ください。

200795 群馬県高崎市で農業問題での意見交換
 品目横断的経営安定対策や畜産飼料問題などを中心として、農業団体、行政、農業者など関係者との意見交換を行いました。高崎市内では、18の集落営農と、13の認定農業者による、小麦の「品目横断的経営安定対策」が行われています。実際に始まってみて、価格が現実には下がる問題、支払いが、三段階になり、農家の手元に払われるのは、後になるため、来年に向けた種子代や肥料代など資材費も滞る問題、過去実績による補助金の問題点など、さまざまな矛盾が出され、解決への要望が出されました。このほか畜産をめぐって、飼料価格の暴騰が、農家経営を圧迫している問題の対策への要望も出されました。対策が急がれます。

200794 障害者・患者団体との懇談会に参加
 臨時国会を前に、障害者・患者団体と日本共産党との懇談会が行われました。障害者自立支援法が施行され一年以上が経過。原則一割負担の「応益負担」導入により、さまざまな苦悩があり、撤回してほしいとの声が切実です。参議院選挙で与党の過半数割れの結果から、新たに要求を前進させる可能性への期待も含め、参加者の意見、要望が相次ぎました。障害別に、資料や要望書が出されました。初めて参加したという女性は、「線維筋痛症」という聞きなれない難病で苦しんでいることを発言してくださいました。軽微の刺激で全身に激痛が走り、生活も困難になるといいます。現在日本には約200万人の患者がいるといわれていますが、支援法の対象からは外れています。こうした対象外の難病への対策の緊急性、重要性をあらためて痛感しました。

200793 遠藤武彦農水大臣辞任!
 またしても農水大臣が政治とカネの問題で辞任しました。遠藤氏は山形県置賜農業共済組合の組合長を務めてきましたが、農水大臣に就任し、国から補助金を水増しして、不正に受給していたことが明るみに出て、世論の批判を受け、今日辞任しました。「政治に対する不信を感じさせたことをお詫びする」といいましたが、はじめは、やめないつもりだったのです。会計検査院に指摘されていたのに、正さないままでした。今回世論の批判を受け、このままでは、安倍内閣は持たなくなるからと辞任を促されたというのが真相です。ことは、国民の税金の使われ方であり、このまま幕引きでは許されません。真相も明らかになってはいません。不正問題を繰り返している安倍内閣の資格が問われる問題です。

200791 道議団と懇談
 臨時国会は9月10日から、北海道議会は9月11日から第三回定例議会が始まります。花岡ゆり子道議会団長、真下紀子幹事長、三上事務局長と、今後の課題についての意見交換を行いました。道庁の池の蓮の花が見事でした。
 東区の道議候補として奮闘した金倉まさとしさんに赤ちゃん誕生。岡田かずさお母さんがつれてきました。名前は「拓未」(たくみ)ちゃん、男の子です。