参議院予算委員会での市田書記局長の偽装請負の実態を告発し安倍首相に、厳しい指導を求めた質問に対して、全国から大きな反響が寄せられました。「偽装請負」とは労働者を食いものにして、派遣する側と受け入れ企業の双方がもうける「人入れ稼業」であるとの指摘は、この仕組みの本質的な問題です。そしてこうした不安定雇用の広がりの背景には企業の要求だけではなく、政府の後押しがあったこと、2003年の労働者派遣法の改定でそれまで禁じられていた製造業への労働者派遣が認められ、一気に製造現場での派遣・請け負いの拡大が加速しました。テレビを見ていた視聴者から「われわれの実態を取り上げてくれ、本当にうれしかった」「これからも頑張って」と沢山の声が寄せられました。
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